常盤屋
さんの お風呂
とっても気持ちよかったよおおう ぷー
ご主人様♀ 『風邪ひいちゃうから お洋服着ましょうねっ』
ぷー 『プーには 毛皮があるんだよおおうだっ』
オシッ
チョッキを着るよおおう
まだ プーは 体が ポカポカしているよおおう
左手からだよおおう
次は 右手だよおおう
ちゃんと 着れたよおおう
プーは お外に行きたいよおおう
じゃあさぁ プーが 一緒に お外に連れて行ってあげるから ついておいでよおおう
これが 常盤屋さんの 館内だよおおう
入浴時間は 男女で入れ替え制なんだよおおう
だから 両方のお風呂を 楽しめちゃいますぅ
エレベーターに 途中から 誰も乗ってきませんよおにぃ
誰かが 乗ってきたらぁ～
プーは 噛みついちゃうかもおおおう ぷー
あれっ
続くんだよおおう
今度はぁ 〝千人風呂〟に入るよおおう
ふぅ～ん 奈良時代に 千人の人を お風呂に入れた
光明皇后にちなんで命名されたんだねぇ
プーは 千人ぐらい 入れるお風呂だと 思ってたよおおう
光明皇后は 実は お風呂屋さんを 営んでたんじゃないのおおう
さあ 入りましょっ ぷー
うわぁ～ でも やっぱり広いお風呂だよおおう
一番奥の 光明皇后の像から 源泉が ジャボジャボ流れているよおおう
〝薬師の湯〟と お湯の色が違うよおおおう
こっちは エメラルドグリーンの色をしてましたぁ
手前の 木は 寝湯の枕なんだよおおう
寝ながら入るとおう プーは 寝返りを打っちゃうよおおう
お湯が流れているの わかるでしょ
こっちの奥のが 〝あつ湯〟だよおおう
熱かったけどおう プーは ちゃんと入れたよおおう
湯気が いかにも熱そうだよおおう
ここが 中湯 ぬる湯だよおおう
プーには 温すぎるかも知れないよおおう
でもう ながーく 入っているには ちょうどいい 温度かも知れないねぇ
あっ～ 気持ちよかったよおおう
あっ また飲泉を発見したよおおう
でもう プーは もおう飲まないよおおう ぷー
お湯は 薬師の湯と違って ３つの源泉の 混合なんだねぇ
続くんだよおおう
あっ～ 薬師の湯は 気持ちよかったねぇ ぷー
１階に上って行くとねぇ 飲泉所がありましたぁ
〝光明皇后の御湯〟だってさっ
ジョボジョボと 温泉が 流れていたよおおう
せっかくだからぁ プーも 一杯飲んでみることにするよおおう
ゲロゲロッ 硫黄臭くて プーには 無理でしたぁ
飲泉許可書も 貼ってあったよおおう
大腸菌は 入ってませんでしたぁ
でもう プーの お口には 合いませんでしたぁ ぷー
続くんだよおおう
こっちが薬師の湯だよおおう
誰もおう 入っていないといいねぇ ぷー
どおどお 誰もいませんかぁ ぷー
イヒヒヒヒッ 誰も居なかったよおおう
プーの 貸し切り温泉だよおおう
この温泉は 別名子宝薬師の湯って いわれているんだよおおう
ひゃぁ～ ポカポカするよおおう
この広さなら プーは 泳げそうだよおおう ぷー
湯気が モクモクするよおおう
ちょこっと 硫黄の臭いがするよおおう
源泉は ６５℃ぐらいあるんだよおおう
この 取って付けたようなぁ像は 慈母観音なんだってさっ
くまーを 見たのは きっと 初めてでしょうぅ
ｐＨ８．５の 弱アルカリ性硫黄泉だよおおう
当然ですが 源泉掛け流しだよおおう
やっぱりぃ 硫酸イオンが 多いよねぇ
さあ 次は どのお風呂に入るのおおう ぷー
続くんだよおおう
オッシッ お風呂に 出発だよおおう
何だか ワクワクするよおおう
プー達が お泊まりしたのは 常盤屋さんの ４階〝つつじ〟の間だよおおう
ねぇちょっと これは なんでしょう
消毒用の アルコールが置いてあるよおおう
ご主人様♀ 飲んじゃ駄目だからねぇ ぷー
エレベーターで 地下に向かいますぅ
途中で 誰も乗って来ませんよーにぃ
さぁ こっちが『薬師の湯』だよおおおう
プーは もおう入れるよおおう ぷー
続くんだよおおう
野沢菜の収穫体験も お天気がもって よかったよおおう
まあ お茶でも飲もうよおおう
お茶請けは 信州銘菓〝そばの実サブレ〟だよおおう
これは プーのだからねぇ
食べちゃ駄目だよおおう ぷー
香ばしくて 美味しかったよおおおう
えっ もおう お風呂に行くのおおおう
そうかぁ このあと 蕪主総会だから 急がなくちゃねっ
チョッキを 脱ぐよおおう
くすぐったいよおおう
前が 見えないよおおう
プーは なんで ここで裸にならなくちゃいけないのかしらぁ
パンチュだ パンチュだ
スポッ
さあ お風呂に 行くよおおう ぷー
続くんだよおおう
プーはねぇ 蕪主総会の前にぃ ちゃーんとチェックインしていたんだよおおうだっ
Ｓｕｐｅｒ Ｐｏｏｈ３号
で 野沢温泉街を 走っていきますぅ
道路が 狭いよおおう
今回の プー達のお宿はねぇ 『常盤屋』にしたんだよおおう
野沢温泉の中心にあるぅ 大湯の隣にあるんだよおおう
ここが 玄関ですぅ
大きなぁ 道祖神があったよおおう
常盤屋は 当然ですが 温泉は 源泉掛け流しですぅ
ひゃ～ プーは くつろいじゃうよおおう
ねえねぇ ご主人様たちも 座ったら？
じゃっ いつものよおうにぃ プーが チェックインするからねぇ
続くんだよおおう
蕪主総会のパーティーで 振る舞われた日本酒は
『水尾』でしたぁ
地元の 飯山市大字飯山 田中屋酒造店
で 造られてますぅ
本醸造でも こーんなに 美味しかったんだからぁ
純米酒だったら どんなに 美味しいことでしょう ぷー
ご主人様♀は もちろん ワインも呑んじゃいますぅ
白ワインも もおう あまり残ってないよおおう
ギョッ プーの 知らない間にぃ 赤ワインも こーんなに 呑んじゃったのおおおう
ご主人様♀の 次のターゲットは
野沢温泉の〝野沢菜蕪焼酎〟だよおおう
とっても 美味しかったそうですぅ
ここでも ご主人様♀のあまりの呑みっぷりに
パーティーの最後に 係りの方が １本プレゼントしてくれましたぁ
宴も 終わりの頃 みんなで『朧月夜』を唱和したんだよおおう
富井幸男さんの 美声を聴いてちょうだいよおおう
地元の方々は みーんな よどみなく歌っておられましたよおおう
野沢温泉には 朧月夜を作詞した
高野辰之氏の館（おぼろ月夜の館）
があるからからなんだねぇ
パーティーの終わる頃には お外は大雨でしたぁ
続くんだよおおう
プーの ご主人様夫婦♂♀と 隣り合わせだった ご家族だよおおう
綺麗なママと 兄妹で パーティーに来ていたんだねぇ
パパは お仕事の都合で 間に合わなかったらしいですぅ
うちの ご主人様♂は なんでいつも暇なんでしょう ぷー
抽選会で パパにお土産が 当たりますようにって
颯（はやて）くん
が 念を入れてましたぁ
妹の 花風（はるか）ちゃん
ギュッっと 整理番号札を 握りしめていたよおおう
ウワッ 颯くんが 当たっちゃったよおおう
一番前の ステージまで ダッシュだったよおおう
まさしくぅ 颯のように 早かったですぅ ぷー
パパのお土産が出来て よかったねぇ ぷー
颯くん と 花風ちゃんは とってもお行儀がよかったよおおう
言葉遣いが とっても綺麗で
お箸の使い方も ちゃんとしていたよおおう
そして お野菜好き
パパ ママの 平素の躾けが 分かりましたぁ
パパ ママ ご苦労様だよおおう ぷー
きっと いい子に育つよねぇ
最後に いつも野沢菜漬けを 送ってくれている
感謝の意を込めて 記念写真を撮ったんだよおおう
今年も 美味しい 野沢菜漬けを 送って頂戴ねぇ ぷー
続くんだよおおう
さあさぁ ２１年度 蕪主総会の始まりだよおおう
今回は ３１６名と クマ一匹の参加でしたぁ ぷー
ご主人様夫婦♂♀は 後ろの隅っこの席に座りますぅ
だって だって…
後ろには 毎年 お酒が置いてあるのを 知っているからなんだよおおう
これがぁ パーティーの メニューですぅ
催しも始まったよおおう
お腹に響く 太鼓の音だえぇ
もおう ご主人様♀はぁ 一升瓶片手に 呑みまくってるよおおう
只酒は 怖いよねぇ
この方は 毎年 お世話になっているぅ 先達の 富井幸男さんですぅ
あだ名は その名も〝文七親分〟だよおおう
若衆からも 慕われてますぅ
今年も 来ちゃいましたぁ
村長さんと 同じ ご名字なので 親戚なのかしらぁ ぷー
美声の 持ち主ですぅ 〝文七親分〟
蕪主に 年間２回にわたって届く 野沢菜漬けを 漬けている 岸 孝さんですぅ
主宰されてるんだよおおう
とっても美味しい 野沢菜漬けを ありがとうねぇ
呑みっぷりのいい ご主人様♀の周りにはぁ
野沢温泉村の 重鎮が ぞくぞくと 挨拶に参りますぅ
もおう 日本酒を４合は 呑んでいるよおおう
ご主人様♂といえば ほったらかされて 一人で 呑んでましたぁ
抽選会でぇ ご主人様♀は スキーリフト券が 当たっちゃいましたぁ
文七親分と 喜んでますぅ
富井様 岸様 その他 お名前を伺えなかった方々
いろいろと お気遣い賜り ありがとう存じましたぁ
皆様の 温かいおもてなしに 唯々感激ですぅ
来年も プーは 絶対に蕪主総会に行くよおおうだっ
続くんだよおおう
