また なにか 届いたねえ
銘菓って 書いてあるからあ お菓子だねえええ
『きぬた』って 読むのかなああ
下から読むとおう 『たぬき』だよおおおう
あれえ ２本入りなのに 既に 盗掘にあってますううう
プーは 習性で 匂いを嗅いじゃうよおおおう
姫路の『杵屋』の 〝銘菓 きぬた〟でしたああ
こし餡を 求肥で巻いた お菓子なんだよおおう
求肥に スウッーとする 香りが入っているのが 変わっていて美味しいよおおう
プーは ゼリーや 求肥は大好きさっ
〝ぎゅうひ〟って 『求肥』と 書くなんて 知らなかったよおおう ぷー
ご主人様♂の お友達ご家族が 信州渋温泉
に 行ったので
温泉街にあるう 喫茶『信濃路』の 春子姐さんに 宜しく伝えて貰ったよおおう
そうしたら 段ボールいっぱいの リンゴをくれましたあ
傷リンゴだけどおう とっても 甘くて美味しいよおおう
なんで お家
の近くのスーパーでは
こういう 美味しいリンゴを 売ってないのでしょう？
ご主人様♂の お友達ご夫婦の お嬢ちゃん ２名も
特別にココア
を ご馳走になったんだってさっ
いいなあ ぷー
今度 プーも コーヒーじゃなくて ココアにしてもらおっと
あっー このおう 温泉饅頭はあ 信州の渋温泉のだあああ
これっ どうしたのおおおう？
ご主人様♂の お友達が ご家族で スキーの帰りに 行ってきたんだってさっ
渋温泉には いろいろと 温泉饅頭を 売ってるけどおう
この 小古井菓子店のが 一番美味しいんだよおおう
まわりの 皮の部分が フワフワして
餡は あまり甘くなくて お上品な お味ですうう
買ってきてくれて ありがとうねえ ぷー
さあ 朝だよおおう
ご飯に 行かなくちゃねっ 
あっ よだれ掛けが そのままだよおおおう ぷー
おっー 朝から 豪華だねええ
鰆（さわら）の ミリン干しだねえ
これだけで ごはん 一杯食べれちゃうよおおおう ぷー
オムレツ
も あるねえ プーは大好きさっ
特に ケチャップの ところが だーい好きっ
ねえねえ 早く オムレツ頂戴よおおおう ぷー
えへえへっ オムレツだよおおう
あれっ ケッチャップ ついてないよおおう
さあ 今回は 湯河原の『京楽久』に 来たんだよおおう
温泉も 良かったし、安かったし、個室でご飯だし、
お家から １時間ちょっとだから プーも ナビゲートが楽だよおおう
また 来ようねええ ぷー
おしまい
えっ お部屋でも 呑むんですかああ ぷー
プーは もう お腹一杯だよおおう
お先に 寝るよおおう
カニさんも お刺身も いるよおおう
ここの お宿は コストパフォーマンスがいいねえ ぷー
〝金目の煮付け〟だねえ
お一人様 ２匹もいるよおう
ご主人様♂は ずっと 食べたいって 言ってたものねえ よかったねえ
最後には お湯をかけて スープにして 飲みましょうねえ
ホタテの 磯焼きだねえ ちょっと 焼きすぎかなあ
お鍋の中は なにが いるのかなあ わくわく
地酒も もちろん 呑んでますうう
まだかな まだかなあ プーは わくわくするよおおう
中身は アワビでしたあ
こっちは 〝青〟だから 雄のアワビだねえ
こっちは 〝赤〟だから 雌のアワビでしたあ
プリプリ シコシコ 美味しいねえ
相変わらず ご主人様夫婦♂♀は お酒を呑みますねえ
ここにあるだけで ビールと 日本酒２種類と ワインがあるよおおう
キャッー 美味しかったよおおう
デザートも 頂戴ねえ ぷー
さあ 今度は 家族風呂に 入ろうかねえ ぷー
『ほたるの湯』 と 『あゆの湯』 どっちにしようかなああ
まだ お湯が 少ししか 溜まってなかったねええ
でもう 源泉かけ流しだから 気持ちいいよおおう ぷー
弱アルカリの 温泉なんだよおおう
ご主人様♀ 『こらっ プー いつまで入ってるのよっ
もうじき 晩ご飯よっ』
プー 『プーは もうちょっと 入っていたいよおおう』
キャッー 温泉は 最高だねえ
プーも 日頃の疲れが 吹っ飛ぶよおおう ぷー
もおう 湯河原辺りでは 梅が咲き始めてましたあ ぷー
湯河原は 土地の名前の通り 湯量が豊富なんだねえ
ちょっと 歩くとおう 〝不動滝〟に 着いたよおおう
えっ 湯河原には ５つも 滝があるんだあ
これが 不動滝ですうう
朱の色が 竹林と映えるねえ ぷー
これえは なんでしょう 露天風呂かなあ
足湯なんだねえ でもう 有料で 売ってるよお 変なの
朝ご飯を食べたら お天気がよかったのでえ 奥湯河原へ 散策に行ったよおおう ぷー
あれえ これなんだろおう ぷー
『豆相人車』（ずそうじんしゃ）って いうんだねえ へえ～
昔は 動力なしで 人が押していたらしいよおおう ぷー
なんだか 売店みたいですう
でもおう 可愛くてえ おもむきがあるねえ ぷー
