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映画「チルソクの夏」は永遠です♪

映画「明日の記憶」

2006-05-22 23:07:25 | 最近観た映画
渡辺謙さん主演の映画「明日の記憶」を観にいきました。
主人と一緒に。席は離れてましたけど・・^^;

この作品は、夫と妻と、どちらの視点で見るものなのでしょうか?
・・決して、第三者的な、純粋な「観客」としては、見られないものがありましたね。
とても現実的な映画でした。


観終わって、帰りの車の中で、
「さくらと猫と・・あと何だったっけ?」と主人が聞いてきて、
冗談で「大丈夫~?」なんて言っていたのですが、「いや、本気」と返事が返ってきて、
ほんとこんなふうに冗談と思っていたことが、実は・・なんてことがあるのかもと考えてしまいました。
(病院でアルツハイマーとの診断を受けるときの、テストのシーンに出てきた言葉の話です)

あと、「机の上には、ペンとコインと名刺と・・あと何だったっけ?」と主人。
「もう本気で言ってよ~」と私。
本当に大丈夫かな??

帰宅してから、「私、ヘルメット買うわ!だって、私もあなたにひどいことを言ってしまったら、もしかしたらあんなふうに頭を・・」と言ったところ、「もうとっくに言ってるよ。今までこんなに耐えていたから、嫌なことを忘れよう忘れようと努力しているうちに、忘却術が体に染み付いてしまった」と言われてしまいました。そんな~!


でも、映画の中でも、お互い感情をぶつけ合っているときは、愛情も強く感じられて、人間らしさもあって、まだまだ安心して見ていられましたね。

最後、どこに行ったかわからなくなった夫を、探しに行くところ。
結婚を約束した想い出の場所を、夫は覚えていたけれども、でもそこに迎えに行った現在の妻の姿は、もう彼の記憶にはなかった。
こうなったときに、妻は夫のことを、どこまで支えていけるのか、ここからが本当の「はじまり」なんだと思いました。
この映画の続きは、映画の中にあるのではなく、「現実」なのだと。

私は主人に言いました。
「ハンカチとコインと腕時計、それにペンに名刺・・こんなもの覚えても仕方ないよ。私のことだけ覚えておけば大丈夫だよ」って。
主人「あぁ、一番忘れたいものがおまえだよ~」