goo blog サービス終了のお知らせ 

チルソククリニックは診療中◆お引越ししました

映画「チルソクの夏」は永遠です♪

映画『婚前特急』

2016-06-16 23:59:49 | 最近観た映画
海峡映画祭にて『婚前特急』を鑑賞。

親友の女友達の結婚を機に、自分自身も身辺整理をしようかなと考える恋に奔放なOLさん。
なんと5人もの彼氏が・・!

『いしゃ先生』で主人公の女医さんの父親(村長さん)の榎木孝明さんが、こちらでは美容室を3店舗営業しているおしゃれな社長さん。で、その5人の内の一人、不倫相手。
いやぁ、役者さんってなんでもできるんですね・・

5年くらい前の作品のようなんですが、彼氏の中の一番ダメダメな人が、ちょうど朝ドラに出ている人で。
森田屋の長谷川さん。いつも大将から「こら~!長谷川~!!」って怒鳴られている姿が、この作品とも重なります。

はちゃめちゃコメディで、もう笑いが満載。

映画祭でかかる作品って、一体どうやって選んでいらっしゃるのでしょうね? (どれを観ても正解だから)


婚前特急 [Blu-ray]
クリエーター情報なし
バンダイビジュアル



永江二朗監督の映画『いしゃ先生』

2016-06-15 23:59:19 | 最近観た映画
僻地医療に生涯を捧げた女医志田周子(しだ ちかこ)先生の実話に基づく作品でした。『いしゃ先生』

山形県にこういう女性がいたことを初めて知りました。
初めは「犠牲になってしまった」女性なのかと思っていましたが、そうではない「自分の生き方を自分で決断した」女性なのだと思いました。
厳しい自然の中、いしゃ先生のまっすぐな目が美しかったです。

上映後の監督さんへの質問コーナーでも、山形県の四季が大変きれいだったと感想を述べられた方がいましたが、カメラは『八重子のハミング』も撮られた早坂伸さん。
こんな素敵な映像を見せてもらったら、『八重子のハミング』もますます楽しみになります。

出演者の方はほとんどが山形県の方だそう。
主役の平山あやさんも、何人かの候補の中から彼女になったそうですが、スタッフの中からも最初はこういう役を彼女はどのように演じるのか?と思われていたところもあったそうです。
それがファーストカットで全員が「素晴らしい!!」と心が決まったと。
そのカットというのが、東京から届いた彼氏からの手紙を、机の前で読むセリフのないシーンだったとのこと。

出演者には他にも、お笑いのテツ&トモさんもいて、それが山形県では大人気なんだそうです。
電柱に登って感電して急患で運ばれてくるのですが、そのエピソードも実話なんですって。
本当にその村の電気屋さんのお話で。

診療所のセットも、実際に最初に使われていた診療所跡地を改装して組まれたそうです。
今はそこはガレージとして使われていて、オーナーさんにお願いして貸していただいたとのこと。
なんとそのオーナーさんが感電した電気屋さんなんですって。面白いものですね。

エンドロールには「志田周子の生涯を銀幕に甦らせる会」とあり、地元の方々がこの志田先生の生涯をどうしても後世に残したかったのだと強い思いを感じました。
そして延々とつづく協力者さんのお名前(多分、「この世界の片隅に」のクラウドファンティングによるエンドロールもこんな感じになるんじゃないかと予想)

地元に愛される素晴らしい作品が、長く広く上映されるということは本当に嬉しいことですね。




映画『エール!』@海峡映画祭2016

2016-06-14 23:59:39 | 最近観た映画
海峡映画祭で観ました、『エール!』  【追記】ご指摘によりタイトル訂正いたしました。大変失礼いたしました。

聴覚障害をもつ両親と弟、そしてそんな家族の中で一人だけ耳の聞こえる女の子の、家族のお話です。
前半、フランス映画の王道という感じで、コミカルなお母さんの動きなど、くすくす笑っちゃいます。
小ネタ満載というところでしょうか?ちょっとNHKの、そうコント番組『LIFE』みたいな感じ。

女の子は中学生で、ちょっと気になる男の子ができたり、また背伸びした親友とのあれこれがあったりというごく普通の学校生活を送っています。
部活を選ぶときに、気になる男の子が「コーラス」と言っているが漏れ聞こえてきて、自分もコーラス部に入部します。

コーラス部の先生は、少しくせのある感じ。でもいち早く女の子の歌の才能に気づきます。
「パリにある歌の学校の試験を受けて、レッスンしてみないか?」と、受験のために特別にレッスンもしてくれます。
試験を受けてみたい・・ でも自分が家を出てしまうことは、家族を見捨てることになるのでは?試験のことを両親になかなか言い出せません。

そんな中、コーラス部の発表会が開催されます。生徒たちの家族がたくさん集まっています。もちろん女の子の家族も来ています。
全員で奏でる美しいハーモニーのあと、独唱も披露されます。
会場のみんなが、彼女の歌声に鳥肌を立てて感動するシーンです。

ここで映画として、ある演出がされます。
映画の感想を私の妹に話したときに、ネタバレになってもいいから教えてというので説明したところ、映画を観てもいないのに妹も涙が溢れていました。

ここから先はもうハンカチなしには観られません。

妹も、こんな素晴らしい映画がなぜ近くの映画館でかからないのか?と言っていました。

この他にもこの映画祭でかかった作品、どれもよくて、一体だれがどうやって選択されているのだろう?と「う~ん」とうなりました。
(その他の作品についてもこれから随時感想をUPしていきます


エール! [Blu-ray]
クリエーター情報なし
アルバトロス





海峡映画祭2016

2016-06-13 23:59:44 | 最近観た映画
下関で開催された『海峡映画祭2016』に行ってきました。



観たい作品がたくさんあります。タイムスケジュールが重なっていたりするので、うまくチョイスして・・と考えています。
土曜日は『婚前特急』『いしゃ先生』『幕が上がる』と、できたら『がむしゃら』とオールナイトも頑張れれば頑張りたい。(が、多分今年は体力的に無理か~)
日曜日は『エール!』『チョコレート・ファイター』そして、『三本木農業高校、馬術部』かな?







映画『あん』

2015-11-24 23:59:19 | 最近観た映画
イオンシネマでは見逃した『あん』を、広島国際映画祭で鑑賞することができました。

完全バリアフリー上映ということで、字幕と音声ガイド付き。音声ガイドには慣れるまでちょっと違和感がありました。
「満開の桜」「黄色い電車がゆっくりと走ってくる」「中年の男性が、アパートの階段を上り屋上へあがる」「タバコに火を点ける」・・こんな感じで説明が続きます。
あぁ、でも、こうすることで、目が不自由なひとも映画を観ることができるのだなぁと。
そして、字幕がつくことによって、耳の不自由なひとも。
こういうことって、手間がかかるし、お金もかかるかもしれないけど、大切なことなんじゃないかと。
せめてDVDで発売されるときには、選択できるようになっていればよいのになぁと思いましたね。



商売熱心な様子がほとんど感じられない中年男性が、一人でやっているドラ焼き屋さん。
店前に張ってある「アルバイト募集」の紙を見て、年配の女性が「年齢不問って本当ですか?」と尋ねてきます。
「いや、いや、そうは言っても・・。うち、時給安いんですよ。600円だから」やんわり断ります。

しばらくするとまたその女性は現れて、「私の名前、これです」と紙を差し出して「雇ってもらえませんか?」「時給は半分の300円でいいです」
「いや、けっこう体力いるんですよ」「これ差し上げますからどうぞ(お帰りください)」と言って、ドラ焼きを1個渡します。

そして数日後、「よかったらこれ食べてみてください」女性はビニール袋に入ったタッパーを無理やり置いていきます。
店長は全く確認もせず、そのままゴミ箱へ投げ入れます。

ところが、少し経って、そのタッパーを拾い上げます。蓋を開けて中を見ると、粒あんが入っています。
くんくん、ちょっと匂って、人差し指ですくってなめてみます。「ん!?」そして、もうひとすくい。

そしてまた数日後現れたその女性に
「この店で働いてもらえませんか?この間の粒あん、おいしかったです」

こだわってこだわって作るその粒あんのおいしさは評判を呼び、お店は大繁盛。
店長も、がんばって仕事に励みます。

ところが、心無い噂が広まり・・


あらすじを書いても仕方がないのですが、この一連の流れが、全く無駄がなく、まるで私もその町に住んでいて、そのドラ焼きを並んで買っていたかのように思えたのです。

お店には、他にも常連客の明るい女子中学生のグループもいたり、また、対照的にちょっと陰のある女子中学生も来たりで、女性ともさまざまな出会いもあります。

「一度、こんなふうに働いてみたかった」
実は、女性には秘密があり、せっかく女子中学生や店長さんとも心を通わせることができたのに、病気で亡くなってしまいます。

店長さんはお店からお客さんが離れ、女性も辞めてしまって、自分自身もどんどん廃れていってしまいます。
でも、女性の死後、彼女のメッセージを胸に、未来をしっかりとみつめて進んでいこうとします。

ラストはまた満開の桜です。
「おいしいドラ焼き、いかがですか?」「おいしいドラ焼き、いかがですか!」
同じセリフが繰り返されます。でも、「?」と「!」がはっきりと伝わってきます。

原作もとてもよいそうなので、次のお休みに図書館に行ってみようと思います。