珍友*ダイアリー

管理人・珍友の書(描)いた詩や日記、絵や小説をご紹介☆

桜の雨

2006-05-04 12:31:10 | 詩…*つれづれ日記系*
未来はない きっと 未練もない

止まってたら 哀しさにはまるから 歩き続けた

時計台 その先に 桜の木 見えました
凛と舞う 花びらに 見とれてた 桜の雨

泣きたいほど 輝いて…

そんなとき 空(くう)を裂き
あなたの声 咲きました
僕の心は 確かに解けて
その音と あなたの声をきいたから
さっきまでの強がりを 認めても 大丈夫だと思えた

…未練は、ある(笑)

どんな形になるか見届けたいから
もっかい拾って 駆け出していく

多分 未来も、ある



H.18 2006 4/1(土)Tomoky



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outlet dog

2006-05-04 12:30:27 | 詩…*恋・愛の詩*
この記憶の中に 今あなたがいたの
悲しさ溶けてゆく 花火の数だけ

今どこにいるの 問いかけた泡 そのぬくもり

今 この手の中に 晴れた空をつかむ
蛍見ていた おぼろげに笑った

畦道 帰り道 あなたがいた それだけで

取り戻せなかった 失くしてしまった 消えてしまった
失くす前から 離さないと決めていたのに
あたしの手じゃ無力で
いつか敵うかな…

「血のかわりに瞳(め)が涙を流すのかな」

腕に噛みついた あたしの瞳(め)を見て キミが笑った

“人”をもう一度信じることがこわくて
だけど ホントは ぬくもり 欲しくて
朽ち果てた『箱(いえ)』の中から、キミが抱き上げてくれたから…

この記憶の中の“過去(あなた)”が 今 溶けてく…

キミの腕の傷口 舐めて見上げたあたしの顔見て
抱きしめてくれた キミの笑顔が 現実(リアル)に色づく
「おなじことしないで」
キミのぬくもりにそっと願った
望まれる力に 今すぐには足りないかもしれないけれど
あたしは この両手で キミを守るから


はじける花火も 蛍も もう一度
今度は 同じ畦道を キミと歩いていこう



H.17 2005 5/10(火)Tomoky



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