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珍友*ダイアリー

管理人・珍友の書(描)いた詩や日記、絵や小説をご紹介☆

三日月 小さな白い月

2006-08-01 18:00:33 | 詩…*つれづれ日記系*
三日月 小さな白い月
鍵を失くした運の尽き
部屋の前で立ち尽くす

大事なものを失くした日も
嬉しい言葉をもらった日も
晴れてれば宵の淵の空に 変わらず白い月が昇る

照らされて やがて 黄色に染まる

部屋に入れなくて見上げてたの
泣きそうになりながら 一人で
心細かった思い出
欠けた月を 今でも憶えてる

Tomoky

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信じた優しさ

2006-07-31 10:11:50 | 詩…*つれづれ日記系*
自分の信じた優しさを
描きつづけていくことは
思ったよりも大変なんだよ

昔 誰にでも優しい人のことを
「キレイゴト」だって思ってた
薄ら寒くて ひねくれてて
僕は 本当に大切な人たちにしか 優しくできないから
それさえも 時々できなくなる
いびつな形の人間

誰にでも優しい人
今は 本当にそうできる人も 世の中にはいるんだろうと思える 

僕は 僕の思いを抱きしめる
君やあなたに向けた思い
僕をとりまく小さな世界
だけど せめて それだけは
壊れないように 壊さないように
大切にする

Tomoky

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おかえり

2006-07-30 11:15:04 | 詩…*つれづれ日記系*
靴が「ただいま」の形のまま
玄関に投げ出されてる
昨日 疲れてそのまんまだったんだ
朝起きて気づく

つま先と顔を合わせる
まだ こっちに向かって歩きたそう
でも 今日は ちょっとお休み
ただ いつでも 出かけられるように
「いってきます」の方向に くるり 向きだけは変えておく

今は「ただいま」の一方通行
「おかえり」って言ってくれる人がいたら
そっと 直してくれたかもしれない
そんなこと思って ちょっとだけ 甘えてみたくなる
一人の暮らしは 時々 胸がキュンとなるから

昨日 誕生日だったんだ
あたしに「おかえり」って言ってくれる人は
電話かけたかったけど 忙しくて メールだけだった
一日遅れたけど 「おめでとう」って声で届けよう
何気ない話で笑って そう 声がききたい

8月の終わりには帰るよ
玄関開けて ただいま
そうしたら あなたは 
笑って おかえり 言ってくれるといいな

Tomoky

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今日もどこかの夜空で

2006-07-29 07:32:15 | 詩…*つれづれ日記系*
今日もどこかの夜空で 鳴り響く音
見上げた君の目が 光を映す
心をとらえて 離さない
照らされた頬 散らない夏の思い出

花火って どこまで見えるのかな
ふっと そんなことを思った
もし ずっと遠く
君のところまで 届くのなら
また その頬を照らして
無邪気な瞳で笑って

空を見上げたら
心どこまでも 澄んでいく気がした
夏の夜には 嫌なことを忘れさせてくれる 魔法がある

今日もどこかの夜空で 人々の心を疼かせる音
君の心にも届いて
散っては咲く 美しき花
願いを託して 降り注ぐ光のカケラ

Tomoky

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報い

2006-07-25 11:08:31 | 詩…*つれづれ日記系*
きっと 求めてるものは そこにはなくて
どこで憶えた記憶なのか 
底から湧き上がる 怒り・喜び
どこに行ってしまったのか
波のない海のよう 目を閉じて漂う

笑顔なんか 吐いて棄てるほど
クチビルの端が上を向いて
それだけなら 心が伴わなくてもできる

涙だって 流してやった
状況が自分にとって それでうまくいくから

静かなる海 広大に いつもあたしを受け入れる
罪を流して 水底に還してくれる
そう思っていた
省みることなく 突き進んでいた

荒れ狂う海 壮大に 黒く深い口を開け
どこまでも思い上がった人間を
あたしを
それは嬉しそうに 今 飲み込もうとしてる

Tomoky

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July's MOON

2006-07-21 10:56:25 | 詩…*つれづれ日記系*
ごめんね
つぶやいた 駅の片隅で
通り過ぎる人の波に酔った
下げた腕の先っぽに
頼りなく揺れる 携帯電話とストラップ

夜の闇に飲み込まれ
膝を抱える君が見える
あの子も苦しんでいたよ
力になれないって 泣いてたよ

伝えたい
でも照らすしかできない
もどかしい
この光求め 君もあの子も 手を伸ばすのに

街路樹の下 歩く
部屋のカーテンが 髪を揺らす
僕はみんな見てる
本当に強いのは 自分の力で立ち上がろうとする君やあの子

見てる 光を分ける ずっと照らすから
僕にできること 
求めてくれるなら
ずっと照らすから

Tomoky

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Rainy rainy Sunnyday☆

2006-07-20 09:14:52 | 詩…*つれづれ日記系*
三日三晩 泣き続けた空が
ようやく泣き止んで
「おはよう」って言ってる

ずっと待ってたよ
どうしたの
いきなり泣き出して
本当は ずっと涙溜めてたの?

君が泣き出すと 手に負えないんだ
世界中が 君の涙に濡れて
でもね 我慢しなくていいんだよ
君が泣くと 悲しくなる人は 世界中にたくさんいるんだから
その人たちはね
君が笑うと 嬉しくなるんだよ

君の笑顔で 世界が変わる
いっぱい泣いて また いっぱい笑ってください

Tomoky

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mature

2006-07-19 08:30:54 | 詩…*つれづれ日記系*
いつから君は そんな顔をするようになったの
毎日出会ってたら 分からなかったよ
凛とした 大人の顔
もう 頭なでることも できないね

くしゃくしゃの髪
ふてくされた頬
思い出の中の君は 万華鏡
キラキラの表情
くるくる変わった
覗き込んでいたら いつまでも飽きなかった

宝箱の中に そっとしまった
風に吹かれて 僕も微笑む
寂しさを隠した
少しだけ 大人びた顔で

Tomoky

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フラッシュバック

2006-07-18 09:02:49 | 詩…*つれづれ日記系*
放射状に 均等に 愛を与えた
みんな仲良しで 少ない水を分け合った

会ってれば 笑いあって
それなりに 楽しくて
でも 一人になった瞬間に
もう 家から出たくない

まけたくない
戻りたくない
あの場所から できるだけ遠くへ

満たされないわがままは
もう飽きた 叶わないと知った
疲れたら よく眠って
たまに 世界に背を向けて
本当に笑えなくなるまで 
また 外にいればいい

Tomoky

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空の花

2006-07-17 13:33:53 | 詩…*つれづれ日記系*
泣きそうになるくらいキレイで
胸が震えた 空の花
君はあの瞬間
何を見ていて 誰を愛してたんだろう

別の場所にいる 君のことを
なぜだか ふっと思い出した
一緒に見たかったのかな
もう 叶わぬ願い

一瞬だけ立ち止まり 交差した
すれ違いよりは長くて
やがて また 互いの道を歩き出した

そう 色鮮やかに散った恋の花

だけど
君と出逢えて 恋をしたこと
新しい仲間と 花火を見られたこと
悲しい場所に閉じ込められてた あの頃の僕を思えば
それは 奇跡的に幸せなこと

よかった
夜空の花はキレイで ちょっとだけ 本当に涙が出た

Tomoky

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