珍友*ダイアリー

管理人・珍友の書(描)いた詩や日記、絵や小説をご紹介☆

徒然歌

2006-12-24 12:21:23 | 詩…*つれづれ日記系*
少しやってみて
嬉しくなれれば
続きを紡いでみて
あなた あの時のこと
もう忘れてもいいよって
体はずっと憶えてるけどね

愛の唄は 簡単じゃないけど
思ったより 単純なんだ

照れくさくなって
気づいたらいつも脇役
ずるいんだ 主役になりたいくせに
一番楽な安全圏にいる

変わりたいなんて
言葉にしたところで
世界は続いてそっぽを向いてる
自分と似てる誰かは
多分自分じゃ気づかない

幸せなんて意識しないで
掴んでたもの
どうして今更
ないものねだりみたいに
おぼろげな輪郭をつまむことで満足してる
ただこわいだけ
願うのは 欲張りなだけ

愛の唄は 簡単じゃないけど
思ったより 単純なんだ

何も変わってないのに
それに気づいて 泣きそうになる

Tomoky

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to Friend

2006-12-21 08:23:13 | 詩…*つれづれ日記系*
ちょうどこんな風に
あの日振り返ったら君がいて
ただの偶然だったのに
仲良くなるのは
あっという間

右向けといえば君は右を向いて
ずっとそんな関係かと思ってたら
ある時を境に 僕ら変わって
左向けといったら左向くようになったのは僕

不安定でした
少なくとも僕は
それでも君と僕は
じゃれあいながら ずっと友達

まだ近くにいるよ
なかなか会えないけど
それがどんなに心強いか
時が止まって また動き出した
あやうげな僕を 君は見ていてくれる

Tomoky

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電子夢

2006-12-20 08:04:20 | 詩…*つれづれ日記系*
まっくらな画面に
一筋の涙
モウアエナイ
もう 逢えない…

何も信じられなくなって
血管は回路で
感情は信号で
そんな体だったら
どんなに楽だろうと思ってた

絶望の淵で
君と出逢った
皮肉なことに 心は戻った
機械じゃなくて 人間だった
涙は何にも 変えられなかった

生身で触れた
まとわりついた
目覚めた僕は 夢だと気づいた
おかしな夢で キミとよく似た
やさしい人と出逢ったんだよ

冷たいキミの体を抱きしめ
目を覚ましてと願ったんだ

Tomoky

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あまのじゃく

2006-12-16 07:53:33 | 詩…*つれづれ日記系*
気のきいた言葉なんて
言えないけど
言えたとして
言ってなんかやんないぜ

国語辞典逆さに
カバーに入ってるの見たら
世界の常識がひっくり返ったみたいで
なんだか笑えた

ノープロブレム
あまのじゃくの世界は
泣きたいときに笑う
弱虫の住家
やさしくしてほしいのに
やさしくしたいのに
鬱陶しくなって
自分を苛めるんだ

もうやめなよって
君の声
いつかの受話器越しの声
なんで?
まだきっと繋がっていたくて
忘れたくせして思い出した
嗚咽を漏らして
空を見上げる
分厚い雲の泣き出しそうな空に
自分を重ねる
ただの強がり

Tomoky

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同じくらいの幸せ

2006-12-10 13:24:23 | 詩…*つれづれ日記系*
同じくらいの幸せでいたい
唐突に でも強くそう思った
もしそうなら 少し安心するから

自分にしかない嬉しさを抱きしめようとすることで
昔に起こった悲しさでできた隙間を埋めようと
必死なんだ この季節

悲しさも嬉しさも
誰にでも起こりうること
簡単なのに 忘れかけてる

一人で立ってる人を見た時
同じくらいの幸せは 
一人で生きてく謙虚な願い
二人寄り添う誰かを見た時
同じくらいの幸せは
誰かと生きる明日を願って
まだ掴みたい憧れに変わる

同じくらいの幸せでいたい
誰と比較してるのかは?(はてな)
悲しさも嬉しさも
きっと切り売りするほどないよ
自分の胸にしまっておけたら

Tomoky

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僕に向ける愛

2006-12-09 07:54:22 | 詩…*つれづれ日記系*
そんな風にして
どんな風にして
君が出てくるのを待ってたか
自分のこと見えてるつもりだったけど
やっと会えたら 全て忘れた

見たこともない僕

幸せになりたいなんて
染み付いた願いを
いくらこすっても消えないから
鼻で嗤う自分を 強がりと認めて
あたたかい方向へ 歩き出した

傷ついたのは僕
手を差し伸べるのは僕
震えるのは僕
抱きしめるのは僕

一人で ちゃんと生きていけなきゃ
誰かのことも 愛せない

Tomoky

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あなた抱えてる世界

2006-12-07 08:39:58 | 詩…*つれづれ日記系*
あなた抱えてる世界
触れて会える近くで
ただ そばにいれるだけ
それ以上でも以下でもない

暗闇の中で もがいている
あなただけに見える世界
ドロッとしたものを吐き出して
あぁ 少しでも楽になれるなら
手伝うよ
いくらでも聞くよ
僕の気持ちも 勝手に話す

きれいごとは嫌だけど
きれいなものは見ていたい
あなた進むトンネルの
先に光がありますように

大丈夫な時も
都合悪い時も ちゃんと言うから
また会おう
話したくなったら
僕も吐き出すから

Tomoky

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くたばり損ないのうた

2006-12-04 08:02:48 | 詩…*つれづれ日記系*
まだくたばってないんだよ
もう追いつかないと
雲行きが告げてても
やり直せると信じていた
あの瞬間を握りしめて

脳みそが凍って
思うように言葉が出ない
皆の前で立ち竦む
好きだった季節は
あの頃から嫌いな色をつけた

巡る季節を受け入れて
流れるさだめに逆らって
どこにいこう
何ができる
まだくたばってないんだよ
生き辛くても 息をして
やり直せると信じてる

Tomoky

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ギラギラ

2006-12-03 08:21:55 | 詩…*つれづれ日記系*
そして打ちのめされたい
どうして声を届けられずに
吐き出そうとしないんだ
押し留めてしまううんだ

立ち止まっていたら流されて
たゆたう時間の中で
揺らぐだけ
揺らぐだけ!
それでも幸せだと思っていた
ピースはいつのまにか合わなくなって
次のカケラを探す

体を貫く甘い蜜が
欲しくって 忘れられない
揺らいでいく好きな絵を
完成させて その中で暴れたい

気持ちよくなれるかな
飽き性ですぐ乾く心に
ため息をつきながら
ドロッとした幸せを飲み干したい
そして打ちのめされたい

Tomoky

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奇跡のヨル

2006-12-01 08:25:24 | 詩…*つれづれ日記系*
声が聴こえる
ずっと待ってたんだね
小さな風邪をひきながら
それでも最後の季節を届けに

ビルの隙間から満天の星
雲のない空には触れられないけれど
冷たくてしんとした
輝きを放つ月

この街ではありえない
無数の流れ星を
君からの贈り物と知って
見上げた僕は夢の中

目が覚めたら キラキラと
窓を抜ける朝露と光
今年最後の君の息吹
風が光が やがて白い雪が
高い空から降りそそぐ

Tomoky

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