既に世の中から姿を消した「カセットテープ」
昨年だったか、宴会の余興の曲を入れるのに
家電量販店に行ったけれど 無し
ホームセンターに行ったけど 無し
ディスカウントストアーに行ったけど 無し
最後に100均に行ったのですが、そこにもなかった時はショックでしたね。
「ついにカセットの時代は終わったか」
仕方なく、以前に購入し録音していたテープを使うことにしました。
まさか、こんなに早くに市場から姿を消すとは思っていませんでした。
さて、時代をさかのぼること 中学生の頃。
親に「英会話講座を聞いて勉強する」という名目で買ってもらったラジカセ。
ナショナル RQ-448。当時標準価格34,800円。
これは爆発的に売れたそうです。
写真や情報は「いた」さんのこのページから。いたさん、勝手に掲載お許しを。
「いた」さんのホームページには懐かしいラジカセがいっぱいです。
貴方の愛機だったラジカセもあるかも知れません。
是非覗いてみてください。
このラジカセ、ワイヤレスマイクが付いてます。
このワイヤレスマイク、専門学校生だった時に可笑しな活躍をしたんですが、
そのお話はここには挙げられないかなぁ。
このラジカセで英会話講座を聴いたのは数時間。
その後はもっばらオールナイトニッポンを聴くためと、
日曜日のポップスヒットチャート、そして、
友人E君にもらったビートルズのテープを聴くために活躍しました。
オールナイトニッポンは「あのねのね」の放送が好きでしたね。
翌朝、E君と放送の内容を話題に徒歩で登校していました。
”むすこの七不思議”が特に好きでしたね。
後に"むすめの七不思議”も放送されたような。
今でも口ずさむことが出来ますよ。
内容は"R15指定"なので、ここでは省略。
そもそもオールナイトニッポンを聴き始めたのは一緒に登校していたそのE君の影響です。
きっかけは"あのねのね"の「大きな栗とリスの歌」を教えてもらったことから始まります。
E君がニヤケながら歌詞の一部を繰り返すのですが、当時うぶな私はそれがまったく分かりませんでした。
後でしっかり教えてもらい、そしてオールナイトニッポン「あのねのね」の放送を聴け!と教えられたのだと思います。
この頃に今の私は形成されたのだと思っております。
あっ、話が脱線してしまいました。この手の話はまたの機会に。
戻します。
ラジカセから一歩進んで、多分高校当時購入してもらったのがこれ。
テクニクス RS-620U。1976年当時の発売みたいです。
17歳の頃ですね。
お分かりのようにこの頃はまだ、ダビングができるダブルカセットは世間にはなかったんですよ。
翌年1977年にクラリオンが出したのが初めてらしいです。
テープに録音された音楽等は、そのテープを借りるか、貰うか、
しかし各々がそのテープを持っていたい(聴きたい)場合はダビングするしかありません。
で、ダビングはどうするか?
このカセットデッキを友人宅へ持って行って、つないでダビングするんです。
このダビング方法のために、当時(多分18歳、高3の頃)松尾君宅へ持って行った記憶があります。
まぁ、家がそう遠くなかったのですが、自転車に積んで運んだんじゃないでしょうか。
当時何をダビングしたのか?
つまり、当時松尾君は誰を聴いていたのか?
という事になるのかな?
EPOのような気もするし、竹内まりやのような気もするし・・・。
ねぇ、松尾君、誰やったっけ? 覚えとる?
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