京都の市中の道路は、基本碁盤の目の様になっている。目的地へ行くのにほぼ同じ時間・距離でいろいろ道を選ぶことが出
来る。ご近所さん宅の花を撮り始めたら、花を見ることにすっかりハマってしまった。花を見ていると癒される。ひとつ所
へ行くのにいろいろな道を選んでみる。全然通ったことの無い道も沢山ある。そのいろいろな道にいろいろな花が咲いてい
る。前に、綺麗に咲いている薔薇を撮っていたらその家の奥さんが帰って来られた。写真を撮ったことの承諾を貰おうとし
たら、その薔薇を一輪切ってあげましょうかと言ってくださった。寄り道で直ぐに生けられないので、写真に残せたことだ
けでも嬉しいと言って別れた。道端には自然に咲いている花もある。何気なくて可愛い。