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■帳場箪笥の補修 (vol.10)

2008年04月01日 15時25分21秒 |  ┣●箪笥の修理vol.2
tansy

今日は… 磨く!

 さて、今日は、地板や天板を磨く事にした。
ついでに、引き違い戸も表だけ磨いてみる事にした。やはり本体の正面と天の部分の枠は
磨く事にした。室内のどこで磨くか… ホコリが気になるが…その時考えよう。

 天板を磨いてみる。プレナー仕上でないので、このままでは使えない。
軽く磨いただけだが、さすがに素地のままとは違う。

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 天板部分を置いてみると、下の写真の感じになる。左の状態だと、新しい材が目立つが、
右の写真のようにオイルを塗るとこんな感じになり、それほど目立たないが…
キズはやはり新旧の材では差があるから、やはり本体枠も軽く磨こう。

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 続いて、引き違い戸の表面を磨いてみる。使用頻度が高く、小さなキズが多かったが
軽く磨いただけでも…そこそこ奇麗になる。オイル仕上の前に下の写真のような部分のクリーニングが
必要だろ~ とれるNo1に頼るしか無い ^ ^;)

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 さて、一通り磨きが必要な部分を磨いてみる。本体の枠は後日
作業場所を考えて磨く事にする。
(本体の枠のキズが気になる、少し磨くだけだと、逆に目立たせてしまうだろ~
垂直に立てた状態での作業はちょいと面倒… 磨き始めると、キズが消えるまで磨かなければ…
節のある部分の周囲の汚れ?シミ? これが目立つだろ~な~ んんん~ ど~なることやら???)

 乾燥している状態では、磨いた部分は新しい白木の感じで目立つが、オイルを塗れば気にならないだろう。
引き違い戸、と抽斗の前板も軽くオイルを塗ってやれば、もう少しコントラストも出て奇麗に仕上がるだろう。
内部の板も磨くと奇麗な白い肌となる。汚れ防止で内部もオイルを塗る事にしよう。

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 まぁ~ 今日の所はこまで…

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 今日はベランダで磨きの作業をしたが、本体はベランダには出せないので室内での作業となる。
磨きのブースを養生シートでなんとか造らなければ…


 今日使用した、お気に入りの道具…

 素人の磨き作業で必要な物は…サンダー!
愛用のサンダーは下の写真の2台。左は広い面用の大きめのサンダー。右の小さい物は、
細かい部分用の(片手でも作業可能)ミニサンダー。
 ご存知のように「BOSCH」はブルーがプロ用、グリーンがDIY用と別れている。
グリーンのDIY用は価格もお安い。 が… グリーンのDIY用は現場には持って行かない。
現場では職人さんに鼻で笑われるのだ ^ ^;)
「グリーンか…おこちゃま用(素人用)やな~」 確かに、過酷な現場で一日中フル可動するには、
どこのメーカーでも、それなりのスペックが必要だろう。
だから…私はグリーンのマシーンは自宅でしか使わない ^ ^;)

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 サンダーでは面倒な地板の調整。
先人の職人さんと同じ方法で地板の調整をする。裏面をカンナで微調整、と言っても2~3mmほどでも
サンダーでは時間がかかる。切れの悪いカンナでなんとか微調整。これで引き違い戸との「スレ」も
なくなり、スムーズな開け閉めとなる。


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