雑草魂で 踏まれても踏まれても

大道芸人や森の生活をへて、高校で物理を教える教師に・
なります。 クラブの指導記録やどんなことしてるか書いてみます

3年間での成長

2008-11-16 21:22:41 | Weblog
最近、15人が集まって試合ができたことで、逆に次のステップへどうしても焦ってしまう。そうするとうまくいかないことを他人のせいや環境のせいにしたがってしまう。

そんな中、「あせったらあかんで!」と出石の父に言われた言葉を思い出す出来事があった。

クロスカントリー大会が行われた。
クロスカントリー大会は、男子は宮ヶ瀬ダム周辺を10kmを走るイベントだ。

ラグビー部の面々はそれぞれ、ベストを尽くしたように思う。
250人以上が走る中、2位を獲得した選手がでた。痛めている膝をかばいながらの力走は、心を打った。20位以内が3人とよくがんばった。ほとんどの選手が100位以内でゴールをきった。

 もっとも感激したのは、大会80位だった3年生選手。
1年生の時は、(245位ぐらい)10kmを制限タイム100分ぎりぎりのタイムでゴールした。
2年生の時は、(140位ぐらいと)制限タイムを余裕で通過した。
3年時の今回は(80位)
先に、ゴールしたラグビー部の生徒が拍手で出迎えた。


すごいなと正直に思う。生徒の成長を見れるこの職業はつくづく幸せと思った。

 3年間という短い期間で人間これだけ、変化すると思うと指導者は焦ってはいけないのだと心底思う。

 あきらめない。そして、待つ。

 焦ったらあかん。

 明日から、また気持ちを切り替えていきたい。 




そろえられたカバン

2008-11-04 01:39:37 | Weblog
10月12日、15人が集まり、試合に望めた。それから3週間・・・

 次のステージに上ろうとする気持ちばかり焦り、考えがまとまらず、なかなか思うようにいかない週が続いた。生徒指導で夜遅く帰る日が続き、刺激的な毎日でイライラもする。

 そんな私を見て生徒も気持ちがイライラしていた。愚痴を言う生徒もでて、ギクシャクした雰囲気がチーム内にあった。選手は監督の気持ちを具現化したものなのかもしれない。 生徒は鏡だ。

 不安の中でむかえた11月3日 今日は柏陽高校と横浜隼人高校と横須賀工業との練習試合。
チームは前回試合をしたときより、前にでる気持ちが見られよくファイトした。BKもラックに参加して、そのボールをキープする姿勢も見られるようになってきた。


それよりも、感心したのは2年生のリーダーシップ


北相地区大会で来ていた市立船橋高校のカバンがきっちり整理して並ばれたものをみて、しっかりやりたいと思う2年生が、1年生・3年生に声を懸けしっかりとカバンを並ばせた。 試合後には見に来ていた保護者や監督の前にならんで挨拶をする。
きれいに並ばれたカバン
そういったことができるようになってきた。

リーダーによって、選手は少しづつ変わってきた。
子どもたちは少しづつかわっていくのだ。誰かがいった言葉かはわからないが、成長するのは波のようだ。落ち込んだり、伸びたり・・

とにかくあきらめない心をもちやりたい。

アフターマッチファンクション後の柏陽高校の監督が横須賀工業高校の選手にかけていた言葉 「環境のせいや人のせいにせずがんばるんだ!」こっそり聞いていたこの言葉に勇気をもらった。


また柏陽・隼人の監督さんからさまざまなアドバイスや励ましの言葉をいただいた。感謝しています。また明日から、犀の角のように進みます。