海流のなかの島々

狭く浅くな趣味のあれこれを
波の彼方から語ります

「tick,tick...BOOM!」 @世田谷パブリックシアター 10/29~31 ③

2006-11-02 22:20:46 | 山本耕史くん
ネタバレです。


「SUGAR」って本当に「砂糖」ってことだったのね つーか、お菓子?
私は「カワイコちゃん」みたいな意味で、スーザンを指すんだと思ってた。
たわいないんだけど楽しいシーンで大好きです。
こんなもんばっかり食べてるから短命だったのかも、と思うと複雑な気分。


出て行くスーザンを引き留めようとするジョンのセリフの言い方が好きです。
耕史くんは「SEE HER SMILE」も好きなのね。
可愛くて優しい曲です。


ワークショップ。
えーーー、誰も来てないの?
なんだ、開場してないからか。
あ、マイケルが来てくれた。あ、とーちゃんも。よかった~
そしてそして……名前を言うのも憚られるあの人も来てくれたーーー!

と、ジョンと同化してドキドキしているワタシ。
うまくいくといいね。ドキドキ。

最初はどんなミュージカルなんだって思いましたよ、『Superbia』って
でもパンフにはたしかに「未来寓話」って書いてましたね。

里菜ちゃん最大の見せ場、「COME TO YOUR SENSES」。
里菜ちゃんの衣装についた鏡に光が反射して、客席へ伸びていく幾筋かの光線
これを2列目で見ると、夢のように不思議で美しかった。光の国にいるみたい。
そして圧倒的な彼女の歌唱力。
もう途中から涙がポロポロでてきて止まらなかった。
ものすごくメッセージ性の強い歌詞だし。

実はさっきCDでこの曲を聴いて、やっぱり泣けてしまった。
今までそんなことなかったのに。

毎回この曲の拍手が凄かったけど、
貸切公演の時はブラボーの声も掛かり、割れんばかりの拍手でした。
私も「耕史くんの愛するミュージカルを支えてくれてありがとう」と
感謝感謝でひれ伏したい気分です。

このシーン、里菜ちゃんばかり見ていて耕史くんを見てませんでした。
華やかな舞台の向こう側でうなだれているジョンを見るのがつらかったし。
でも、大阪公演ではしっかり見るぞ!


ROSAのいぢわるっっ
そんな言い方しなくたっていいじゃない。

マイケルと口論するジョン。つい言ってはいけないことを言っちゃった。
マイケルの告白。

『RENT』の「WILL I?」が流れます。

ここからは2人の友情の物語。
初回は、実はこのあたりの展開についていけずよく分かっていなかったかも。
でも、回を重ねるうちに少年時代からの物語がどんどん頭に入り込んできて、
青春映画を1本見ちゃったような感じ。

雨の中を走り回り、光の向こうにカモメを見るジョン。
薄暗いなかに浮かび上がるピアノ。
このあたりの演出大好きだ~。

そして「WHY」。
このあたりは結構泣いてる人がいたなぁ。
私もアブナイところがありました。


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2 コメント

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Unknown ()
2006-11-09 00:46:52
ちかさん、こんばんは~!

土日にttB!観てきました。いい作品ですね~
もうすでに観たい気持ちが湧き上がってきてます。

里菜ちゃんのソロは本当ににスゴイ迫力でしたね!
この時の山本さんの表情が気になりつつ、もうここは
里菜ちゃんの歌を聴いて彼女のことを見るのに必死でした。

マイケルと口論になるジョンは痛々しかったなぁ。
ここら辺で、少しうるっときてしまったのでした。

・・・観足りないな~(笑)早く観たいです・・・。
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優さんへ (ちか)
2006-11-09 14:31:28
優さんのレポの続きも楽しみにしてま~す

「ttB」の小さな小さな世界観が、
私のストライクゾーンにどーーーんと来たようです(笑)
こんな一人の人間が生きて、そして死んでいったんだよ、
ていうのが切なくもあり…。

里菜ちゃんのソロは曲も訳詞も歌も演出もよくって、
里菜ちゃんでよかった~と思いましたよ。

優さんは滋賀も大阪も観るんですよね?
(私は滋賀は諦めました
私もまだまだ観足りないです
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