「ｔｉｃｋ，ｔｉｃｋ...BOOM!」 ＠世田谷パブリックシアター 10/29～31 ②

ネタバレです。


楽しい恋人たちのイチャイチャ、「GREEN GREEN DRESS」。

劇中にジョンとスーザン、ジョンとカレッサの「ほっぺにチュ」が何度かありますよね。
耕史くんと里菜ちゃんの身長差がぴったりで、とっても可愛い
そして「チュ」をしてもらうジョンの表情がいつもどこかしら哀しげで…。


「JOHNNY CAN'T DECIDE」は３人のハーモニーの美しさが魅力。
途中で出てくるジョンの独白は、ジョナサン・ラーソンの魂の叫び。
ＣＤで聴いててもいつも泣きそうな気持ちになる。
舞台でもぐっときてしまった。涙腺のゆるむ第１ポイント。


こんなコメディタッチの曲だとは思っていなかった「SUNDAY」。
黄身抜きのオムレツって美味しいのか？
ジョンのパートでものすご～く低いところがあって、実はひそかに心配していた。
でも大丈夫でした。
いいお声で歌えてました。高音もイイけど低音もシビれるわん
その代わり、最後のハモりがハズれてるような気がするんですけど…


最高に好きなシーン、BMWでぶっとばすジョンとマイケル
大のオトナが「ぶぃぃいいいいん」て（笑）
小道具だけで見せちゃうところは舞台だけの特権。


ゲイリーの見せ場、いや聴かせ場「NO MORE」。
２列目の席からは字幕が見にく～い
２人の動きも見逃したくないから顔は正面、目玉だけ字幕へ瞬間上下移動！
舞台から見たら、多分ワタシ白目むいてたかも。


歌いまくり走りまくった後でも、セリフも呼吸も乱れないのはさすが
見てるこっちが息あがっちゃったよ。

グッチのベルトをご試着するジョン。
このベルトはすぐにはずすんだけど、貸切公演でははずし忘れ、
次の「THERAPY」の間もず～とベルトを腹に巻いていた
「耕史くん、ベルトしたまんまやで～」と叫びたい衝動にかられる。


その衝動をぐっと押さえたので、
ベルトにネルシャツをからめたまま「THERAPY」を歌うジョン。
これはこれでカワイイ…。

こっちの頭までおかしくなりそうな歌詞。
この曲難しいんじゃないかなぁ。２人の掛け合いみたいなところが聴かせどころ。
特に２階に上がってからがお気に入り。
耕史くんの「なんかスッキリしたね」のトーンがすごく優しい感じでいいわ～


マイケルのオフィスへ向かうジョン。
革ジャンを着る時にようやくベルトの存在に気付いたようです。なくなってた。

里菜ちゃんとゲイリーの重役や秘書の小芝居も楽しい。

ディビッドってマイケルの恋人かしら？


ゲイリーのもうひとつの聴かせどころ「REAL LIFE」。
歌になると日本語がはっきり聴き取れます。
でも英語がところどころに挟まるから分かりにくい面もあり。