スロバキア、タトラ山脈の麓より

スロバキア人の夫と2人の娘と私の生活
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春休みでしたが

2017-03-11 | スロバキア2017
スロバキアでは西部、中部、東部で週をずらして春休みがあります。せっかく子供の春休みを利用して里帰りしても従姉妹たちが学校では遊べないし(とは父方と母方とどちらの祖父母も遠方にいた私の考え)、全国一斉にすれば良いのにと思うけれど、帰省、移動ラッシュを緩和するためだとか。今週は私たちの住む東部が春休みでした。そうは言っても休みは幼稚園と学校(つまり子供たち)のみで私とマルツェルは通常通り仕事でした。

同じ職場の女性はみんな子供がいます。小さい子供はおじいちゃん、おばあちゃんに預け、10歳くらいにもなれば家で留守番させているようです。ただ日本と違うのはみんな勤務地が家から近く、私は家から徒歩15分ほどですがその私が遠い部類に入るくらい、ほかの女性たちはオフィスから徒歩5分以内くらいのところに住んでいるようです。春休み、朝寝坊する子供たちを家に残してきた同僚の携帯が10時頃鳴り、「おはよう。今起きたの?冷蔵庫に朝ごはんが入ってるからね。もうちょっとしたらお昼休みで家に帰るから待っててね。」と話しています。その女性はお昼休みは家に帰って子供たちと一緒にご飯を食べ、またオフィスに戻ってきます。

我が家の場合こういうとき助かることに義母が学校に勤務しているので子供たちと休みが同じです。今週は毎日義父母に子供たちを見てもらいました。これからは夏休みも子供たちは毎日義父母に見てもらう、きっとこんな感じになるのだろうなと思います。スロバキアではほとんどの家庭が共働き、幼稚園は夏休み中でもどこか開いているところがあってそこに預けることができるそうですが、小学校に上がるとそうもいきません。おじいちゃんおばあちゃんが近くにいない人や、まだ定年退職していなくて頼れない家庭は大変だろうなと思います。それはきっと日本でも、世界中どこでも働くママたちみんな同じなのでしょうけれど。

せっかく春休みでしたが、私たちは仕事、さらに子供たちは春休みの2週間ほど前から交互に体調を崩しずっと休ませていたところそのまま引き続き春休みに入り、どこにもでかけることなく、いつもとなんら変わらない1週間でした。強いて言えば子供たちは義父だけでな義母とも遊んでもらえ、私は毎日義母がお昼ご飯を作ってくれたのでいつもよりちょっとラクな一週間でした。


現在土曜日の朝、ブログを書いているとネルカが天使を持って起きてきました。



何でも怖がりのネルカ、マルツェルの案で昨年のクリスマスにこの天使をあげました(もちろんくれたのは私たちではなくイェジシコ、キリストということになっています)。
ネルカ曰く、私たちにはみんなそれぞれに天使がついていて、その天使がいつもその人のことを見守ってくれているのだそうです。ネルカはこのアニエリック(スロバキア語で小さな天使)をとても大切にしていて、今日は同じ服(ちょうど似たような服を持っているので!)を着て同じ髪型にするのだそうです。


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