また一週間、マルツェルがイタリアへ出張していました。
金曜日の夜中に帰る予定がウィーンからの飛行機がこちらコシツェ空港の濃霧のため欠航に。ウィーンまで会社のドライバーが迎えに来てくれるのを待ち、帰宅したのは朝7時でした。
ネルカはまた学校の遠足でタトラへ、朝、駅まで送った後、家に戻ってはマルツェルもゆっくり眠れないだろうし、サクルカと義父母宅へ行きました。義母はちょうど先日知人から買ったくるみを瓶に詰め(私も一緒に2キロ買ったのです。私も保存用に瓶詰にしないと)、友人の庭から分けてもらったローズヒップをお茶用に乾燥させるところでした。サクルカがくるみを瓶に入れるのを手伝い、私はローズヒップを手伝いました。

まるで宝石のように綺麗なローズヒップ
まずは洗って枯れた花部分を取り除きます。

次に乾燥しやすいよう半分に切ります。
例年ならこの時期までにはもう何度か霜が降り、ローズヒップも柔らかくなっているのですが、今年は暖かくて霜が降りたのも1~2回。実がまだまだ綺麗で固く、包丁をあてるとまな板からぴょんぴょん転げ落ちる、その度にサクルカが子供部屋から走ってきてはテーブルの下に潜り込んで落ちたローズヒップを拾ってくれます。
半分に切ったものは天板に広げ、60度のオーブンで1時間ほど乾燥させます。一度では乾ききらないそうで、数回繰り返します。
ローズヒップは風邪予防など身体の病気に対する抵抗力アップに優れたお茶です。普段私はティーバッグに入ったものを飲んでいますが、自家製のローズヒップティーは熱湯を注ぐのではなく、煮出すそうです。それも同じローズヒップで2度淹れられ、1度めと2度目で別の効能が得られるそうです。義母が教えてくれましたが、なんの効能があったかは忘れてしまいました。覚えているのは2度目の方がビタミンが豊富なのだということだけです。
スロバキアのママたちは夏から秋にかけて保存食をこまめに作ります。
今年は忙しくて手伝えませんでしたがザワークラウトを作り、野菜や果物でピクルス、コンポートを作り、ハーブは乾燥させてお茶にし、食べきれないリンゴはスライスして干しリンゴに。サクランボも採れる年と採れない年があるので、採れる年(今年)はコンポートを数十キロ作ります。今年はくるみの出来も良い。殻をむいたクルミはよく乾燥させたあと瓶に入れ、湯銭してしっかり封をした状態で保存します。殻に入ったものは瓶詰にしなくてもそのまま何年でも保存できるそうで、義父母は今年は豊作だからお店で買っても美味しい、どこどこのスーパーで今安売りをしているから買っておいても良いんじゃないとアドバイスしてくれます。自然とともに生きる義父母の知恵ですね。
サクルカは子供部屋で何やら忙しく遊び、義母は昼食の準備。最近義母の台所に立つ後ろ姿に少し年齢を感じるようになりました。考えてみれば義母の後ろ姿を私は10年近く見ているのですよね。着実に年も重ねているはずです、義母も、私も。
そんなことを考えながら、私はキッチンで義父とテレビに流れるフィギュアスケートのNHK杯にコメントしつつローズヒップを割り、あれこれ世間話をし、結局、昼食をご馳走になり、ネルカとマルツェルの分までもらって帰りました。
金曜日の夜中に帰る予定がウィーンからの飛行機がこちらコシツェ空港の濃霧のため欠航に。ウィーンまで会社のドライバーが迎えに来てくれるのを待ち、帰宅したのは朝7時でした。
ネルカはまた学校の遠足でタトラへ、朝、駅まで送った後、家に戻ってはマルツェルもゆっくり眠れないだろうし、サクルカと義父母宅へ行きました。義母はちょうど先日知人から買ったくるみを瓶に詰め(私も一緒に2キロ買ったのです。私も保存用に瓶詰にしないと)、友人の庭から分けてもらったローズヒップをお茶用に乾燥させるところでした。サクルカがくるみを瓶に入れるのを手伝い、私はローズヒップを手伝いました。

まるで宝石のように綺麗なローズヒップ
まずは洗って枯れた花部分を取り除きます。

次に乾燥しやすいよう半分に切ります。
例年ならこの時期までにはもう何度か霜が降り、ローズヒップも柔らかくなっているのですが、今年は暖かくて霜が降りたのも1~2回。実がまだまだ綺麗で固く、包丁をあてるとまな板からぴょんぴょん転げ落ちる、その度にサクルカが子供部屋から走ってきてはテーブルの下に潜り込んで落ちたローズヒップを拾ってくれます。
半分に切ったものは天板に広げ、60度のオーブンで1時間ほど乾燥させます。一度では乾ききらないそうで、数回繰り返します。
ローズヒップは風邪予防など身体の病気に対する抵抗力アップに優れたお茶です。普段私はティーバッグに入ったものを飲んでいますが、自家製のローズヒップティーは熱湯を注ぐのではなく、煮出すそうです。それも同じローズヒップで2度淹れられ、1度めと2度目で別の効能が得られるそうです。義母が教えてくれましたが、なんの効能があったかは忘れてしまいました。覚えているのは2度目の方がビタミンが豊富なのだということだけです。
スロバキアのママたちは夏から秋にかけて保存食をこまめに作ります。
今年は忙しくて手伝えませんでしたがザワークラウトを作り、野菜や果物でピクルス、コンポートを作り、ハーブは乾燥させてお茶にし、食べきれないリンゴはスライスして干しリンゴに。サクランボも採れる年と採れない年があるので、採れる年(今年)はコンポートを数十キロ作ります。今年はくるみの出来も良い。殻をむいたクルミはよく乾燥させたあと瓶に入れ、湯銭してしっかり封をした状態で保存します。殻に入ったものは瓶詰にしなくてもそのまま何年でも保存できるそうで、義父母は今年は豊作だからお店で買っても美味しい、どこどこのスーパーで今安売りをしているから買っておいても良いんじゃないとアドバイスしてくれます。自然とともに生きる義父母の知恵ですね。
サクルカは子供部屋で何やら忙しく遊び、義母は昼食の準備。最近義母の台所に立つ後ろ姿に少し年齢を感じるようになりました。考えてみれば義母の後ろ姿を私は10年近く見ているのですよね。着実に年も重ねているはずです、義母も、私も。
そんなことを考えながら、私はキッチンで義父とテレビに流れるフィギュアスケートのNHK杯にコメントしつつローズヒップを割り、あれこれ世間話をし、結局、昼食をご馳走になり、ネルカとマルツェルの分までもらって帰りました。
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