これは観たい
つり広告を観た瞬間に
見逃さないリストに入れた映画のひとつ
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
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この映画は涙また涙の連続です
主人公の少年を演ずるトーマス・ホーンは
新人とは思えない好演ぶりで
同時多発テロで父を亡くしたパニックな心理状態と
アスペルガー症候群の子どもを見事に演じでいました
でもさすがは、トム・ハンクスでした
対人関係に問題がある息子に
愛情たっぷりに関わり方を工夫し教え育てる父親役は
彼にしかできない、と思うほど
自然で心を動かされました
祖母の同居人・実は少年トーマスの
お祖父ちゃんなんですが
マックス・フォン・シドーの演技は別格です
無言の演技は、魅せてくれました
素晴らしかったです
そして
身守る愛を貫く母親を演じたサンドラブロック
夫を突然亡くして悲しみにくれながらも
陰でオスカーを見まもっている
真の強い女性・母性があふれ出る演技でした
悲しみ、苦しみ、落胆、喪失感
存在しているだけでこの感情が伝わり
何度も胸が詰まりました
ストーリーをホンノ少しだけ紹介すると
アスペルガー症候群では?という
診断を受けている少年オスカーが
9・11で亡くなった父親が残した鍵を見つけ
それに合う穴を見つける旅
「ブラックさん探し」でストーリーは進みます
アスペルガー症候群は
対人関係、コミュニケーションがとても苦手
フランクな付き合いをしにくいので
相手の感情を感じにくく
表情や雰囲気を読めないし、こだわりも強い
そんなオスカーが
人に逢い続け、鍵穴を探すという
エネルギーがいる事を続けていくシーンは
苦手なことを克服していく努力と
父親を急に亡くしたショックで
パニックになった少年の苦難を感じ
涙なくしては観れません
試練を乗り越えていくオスカーに
ガンバレ~と応援しながら観ていました
父と息子の関わり方、関係性が表す
父性や社会性について
考えさせられるシーンもたくさんあり
息子さんとお父さんで観に行くと
とってもいいと思います
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
このタイトルは、アスペルガー症候群の
心理状況を示しているのだそうですよ
それを聞いて
以前受け持った
アスペルガーの子ども達の様子を
思い出しました
たしかにそのように感ているかな、と
思える行動をしていました
映画の中のオスカーも
まさにその通りです
映画をみると、それがよ~くわかりますので
ぜひ行ってみてくださいね