真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

のうかんし vs. ゆかんし

2009-02-23 | 読書-エッセイ/小説etc
『死体とご遺体―夫婦湯潅師と4000体の出会い』
平凡社新書
熊田 紺也【著】
(2006/04/10 出版)

賞を貰ったという映画*を見ていないもので、関係がよく理解できていないのだが、納棺の過程の一部で湯灌を中心にした業務を行う専門家、ということなのなしら。一部というよりも付加的サービスを行う納棺師か。

え?読んだくせに理解していないのか、って? はあ・・
客単価の低下を食い止めると同時に、遺族の気持ちの整理にも最適なのだろうな。

CM制作会社をつぶした後、借金返済のために従事した在宅入浴サービスから転じたという経緯がユニーク。
引用ご紹介したい言葉(コロシ文句)が数多くあったが、省略。

在宅入浴サービスだと、いろいろ文句を言われるし、高齢者なもので風邪を引いてしまってそれが元で…などというリスクがあるが、それに比べると・・・という部分など最高なのだが。

書評のさわり: 『死体とご遺体』は、ビジネスと情けの物語 華やかな広告マンから厳かな湯灌師への転職記

*映画:okuribito

それにしても、鉄道を利用した自殺が後を絶たないのは社会的な損害が大だな。自殺者の命と、社会の迷惑の双方の意味で。
本書中にも記載があったが、なぜ後を絶たないのだろう。

これだけは止めて下さいというキャンペーンは、難しいのだろうな。
それがなぜなのか、詳しく紹介すると非難轟々かもしれず、鉄道会社も二の足を踏む?

それに、代替手段をお勧めするわけに行かないからな。
「自殺はやめましょう。でも、どうしてもという場合は・・・」とはいえないからな。

製造中止(会社自体を畳んでしまう・・)になったというなんとかはっぷ+むにゃむにゃも、じつは悲惨なのですよという専門家の声があったしな。

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