真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

ボエージャーとは俺のことかと 言っても聞こえない場所が遠くて

2008-11-23 | 読書-2008
『ボエージャーと共に生きる』1999年

wiki/曖昧さ回避

VOYAGERをカナでどう書くかには色々あるようだが、ボエージャーというのは初めてみた。
でもね、著者の西村博士は、ご経歴に見られるように日本でVoyager探査機について語るのにもっとも相応しい方なんだろうからな。
[BOOKデータベースより]
筆者は1950年代半ばに留学生として渡米し、その後、NASAに十数年、さらに帰国後、宇宙科学研究所に十数年の勤務を含め、アメリカと日本で約30年間、宇宙開発に携わってきた。
<中略>
それゆえに、「ボエージャーと共に生きる」と表題を定めることとした。

11/15付記載の『太陽系はここまでわかった』ではヴォイジャーと表記していた。

でもいいんです、名誉教授の回顧談ですから。
先生のお好きなようになさって!

♪風が強くてぇ、ではなくて場所が遠くて、のワケですが:
ま、なんせ遠いのなんの...
jpl.nasa.Voyager Web Site
和文:
ボイジャー1号・2号、太陽系の果てからの報告【2006年6月5日】
打ち上げ30周年を迎えたボイジャー1号と2号【2007年9月5日】

さて本の内容は:
第1章 単身アメリカへ―NASAへの道;
第2章 NASA時代―ボエージャーに魅せられて;
第3章 NASAから宇宙研へ―ハレー彗星観測の成功;
第4章 宇宙開発の歴史と現状―人工衛星が解く宇宙の謎;
第5章 宇宙開発の夢と将来への提言―生命の発見とブラック・ホール

ということで、名誉教授の回顧談。
永年のご経験に基く提言は貴重なんではないかしら。モンガイカンなのでよくは分かりませんが。

うんと詳しい方によるご紹介があったわ:
http://d.hatena.ne.jp/hayabusafan/20070826/p6

でもって、この本発行の少し後、宇宙研ほか3機関が統合されてJAXAになったわけだが、評価はどうなのでしょうか?納税者。
http://www.jaxa.jp/about/index_j.html



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