真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

天才と異才の日本科学史 開国からノーベル賞まで、150年の軌跡 後藤秀機 2013/09 ~4

2024-06-15 | 読書-歴史
天才と異才の日本科学史 - ミネルヴァ書房 ―人文・法経・教育・心理・福祉などを刊行する出版社
2017年に既読、3回に分けて記載済みだったわ!
『天才と異才の日本科学史―開国からノーベル賞まで、150年の軌跡』(後藤 秀機さん 2013年)~1 - 真似屋南面堂はね~述而不作
『天才と異才の日本科学史―開国からノーベル賞まで、150年の軌跡』(後藤 秀機さん 2013年)~2 - 真似屋南面堂はね~述而不作
『天才と異才の日本科学史―開国からノーベル賞まで、150年の軌跡』(後藤 秀機さん 2013年)~3 - 真似屋南面堂はね~述而不作
三崎臨海実験所概要この張り紙の件など、何処で読んだのだっけ?と思いながら読み進めたりしてw

天才と異才の日本科学史―開国からノーベル賞まで、150年の軌跡

幕末期の近代科学導入から、ノーベル賞受賞者一六人輩出に至るまでに発展した日本の科学は、どんな人たちによって築き上げられてきたのか?会津出身ながら湯川秀樹につなが...

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2023年に文庫化ということなのだが、単行本と同一内容なのか?
少しは改訂しているのか?

天才と異才の日本科学史

文庫「天才と異才の日本科学史」のあらすじ、最新情報をKADOKAWA公式サイトより。開国からノーベル賞まで。150年の科学者群像!

KADOKAWAオフィシャルサイト

 


後藤秀機 - Wikipedia

前回気付かなかったまたは素通りしていたが今回違和感を持った箇所だけど(2013年初版を再読して):
・「外人」だとか「めくら判」だとかが出てきて驚く件(2013年でもアウトだったでしょうに)
・p94 (広島原爆の)「その一週間後、新型爆弾が長崎に落とされる。」とは?
1945年8月 (昭和20年) カレンダー
 広島月曜、長崎木曜なんだけど
・p217 「彼(オッペンハイマー)が亡くなった時、フルブライト上院議員(民主党、後に駐日大使)は議会でスピーチしている。」
というのだが、誰かとごっちゃになってないかね?
Oppenheimer’s legacy finally stripped of erroneous black mark, contributions to Manhattan Project and national security mission highlighted — Energy Communities Alliance
“When Dr. Oppenheimer died in 1967, Senator J. William Fulbright took to the Senate floor and said, “Let us remember not only what his special genius did for us; let us also remember what we did to him.” Today we remember how the United States government treated a man who served it with the highest distinction…and we remember that living up to our ideals requires unerring attention to the fair and consistent application of our laws.”
追悼発言は確かにSenator J. William Fulbrightのようだけど。同議員は駐日大使はしてないよね。
この辺の方と混ざったか?マイケル・マンスフィールド - Wikipedia

なるほど、麻生次郎(太郎の弟)が亡くなったヨットレース事故1964年(昭和39年)3月20日とはこれか。
本書p338には昭和40年(1965年)と記載しているけど、違うじゃん。
学習院大学ヨット遭難事故 - Wikipedia
翔鶴号遭難事故について - うめぼし航海

(いずれも、文庫版で直っているのかどうか、未確認)
『吉田君、素粒子の芯が見えたかい?』2011-12-19
「しかし、彼は1965年3月20日学習院大学4年の時ヨット事故により亡くなった。」誤記のまま未訂正なのでねぇ。

それにしても、原子力行政(安全管理体制)についての忌憚のないご指摘の数々は、お説ごもっともであるとしても、「日本科学史」にふさわしいのかどうか…

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