真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

『潜入ルポ アマゾン・ドット・コムの光と影―躍進するIT企業・階層化する労働現場』(横田増生2005年)

2012-09-10 | 読書-現代社会
潜入ルポ アマゾン・ドット・コムの光と影―躍進するIT企業・階層化する労働現場
横田 増生【著】
情報センター出版局 (2005/04/23 出版)

当店では普段はA書店のサイトにリンクを貼らないのだが、カスタマーレビューが興味深いためと、当のA書店の売り上げに寄与している面白さゆえ、例外的に貼るものなりw

ナンシー関の評伝をきっかけに、著者の旧作を読んでみたもの。
アマゾンでナンシー関の著書を注文したくだりに微笑。

定職を投げ打ってノンフィクション作家への道を歩み出し、
アメリカ全州をインタビューして回り、本を書き、
注目のオンライン書店の配送センターでバイトして、「オンライン書店希望なし配送センター」(「自動車絶望工場」のように?)を著し、
奥さんの転勤についてフランス移住。そこでの子育て経験でまた本を出し、
さらに、帰国後、今をときめくU社の光と影を明らかにした本でおおいに物議をかもし…、
そしてナンシー関の評伝。
かっこいいにゃぁ。

故米原万里さん評
この地を這(は)う蟻(あり)の目線に加えて、アメリカの大学院で学び、今フランスに移住した著者には、空飛ぶ鷹(たか)の視野がある。次作が楽しみだ。
…次作を読んでいただくことは叶わなかったのだ。

文庫化か
…評価の低いレビューを頭に持ってくる方法は?
参考になったの得票を積み上げるのかにゃあ。

アマゾン・ドット・コムの光と影
アマゾンに関する本は何冊かでているが、これが元祖というべき「潜入レポ」

社長フクモトの四苦八苦読書
人間味のある「小さな書店」を目指す巨大なITビジネスは、徹底的に非人間的なシステムによって支えられているという、現代の寓話である

フランスに移住し、蟻の目鳥の目で日本を語る横田増生さん
アマゾンジャパン物流センター潜入ルポ!

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