真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

北海道警が舞台の警察小説といえば・・・

2009-04-12 | 読書-エッセイ/小説etc
『警官の紋章』
佐々木譲
出版社:角川春樹事務所
発行:2008年12月

あまり小説は読まない、というか、作家の作った世界に入ってゆくことができないのだが、譲さんは例外。
毎度のことながら、映像が浮かぶ。というか、映像的。
じっさい、「これが映像化されるんだったら、この役はあの役者さんにやってほしいな」と思いながら書いた作品があると、以前著者のブログで読んだ(ような気がする)。

「あるかよ」と思わないでもない洒落た会話(日本の刑事がねえ、わっはっは)も、毎度の世界。
(まるで小説みたい……ん?小説だもんな、みたいな?)
主人公群がなぜか(都合よく)集まってしまう飲食店でのやりとりも、視聴者、じゃなくて読者に向けた貴重な説明の機会となっている、のもお馴染みの世界。
許せる許せる。みーんな許せる。

こんなのも出来ていたか! wiki/警官の紋章

あれま!こっちで運用中でしたか、ブログ:http://sasakijo.exblog.jp/

yomiuri/本郷和人准教授の書評

モデルの事情に興味が・・・
北海道の事情は知らないのだが、実際の道警本部長とは、前後どのようなポストに? wiki/3 歴代本部長
道警と戦争状態だった地元紙って、ここか? http://www5.hokkaido-np.co.jp/syakai/housyouhi/document/0508/050811a.html
裏金事件とは? wiki/北海道警裏金事件

著者が昔思い浮かべた役者さんとは、『エトロフ発緊急電』の「磯田憲兵軍曹」にはガッツ石松がぴったりだ、という話(だったと思った)。
NHKによるドラマ(1993年)では秋野太作が演じた。

うーむ、小説中、唯一?実名で登場する公人がいるようなんだが、なぜ?
その方(セリフはない)はトマトがお嫌いらしいのだが…

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