母が倒れた日(元旦)の経緯は、、、
前夜の大晦日は、
家族で集まって焼き肉して、夜遅くまで語り合った。
この時点で、母が私に耳打ちをした。
「さっきから、歩くと壁に身体の半分が当たるのよ。
何処までが壁なのか分からなくて」と。
私は「冗談よしてよ!!」と笑ってかわした。
で、翌朝になり、
「明けまして、おめでとうございます」と、
母に挨拶をすると、
「あえあいえ、おええおうおあいあう」
と。
「えっ、MOM、もう一度、言ってみてよ」
「明けましておめでとうございます」と、ハッキリ言ってくれた。
なので、私の聞き違いなのかな?とも思った。
5分位すると、また何を言っているのか分からなくなる。
母は、ふざけて話す様な人ではない。
(やっぱ、おかしい!!)と思い、
私は、母に
「ねぇ、ラ·リ·ル·レ·ロって言ってみて」
すると「ア·イ·ル·エ·ロ」と。
直後に、また滑舌は普通に戻った。
お正月ということもあり、兄が自宅にいた。
私が見て、母の様子がいつもと違う!と思った時点で、
兄に相談すれば良かったのだが。
この後、私は、
あってはならない行動を起こすことになる。
話を戻して、、、
母は、呂律が廻らない&普通になる!を繰り返していた。
それから、20分位が経過した頃だろうか。
ベッドに腰掛けていると、
後方へと倒れていくようになった。
その都度、何度も何度も起こして、、、
あまりに酷いので、
腰に枕を置いて倒れないようにした。
こんな状態でも、私は母に対して、
「腹筋が無さ過ぎるのよ。
ちゃんとお腹に力を入れて!!」と注意していた。
その直後、
母は、トイレに行きたいわ!と言い、
立ち上がると、そのままバタン!と転倒した。
私は「足も弱っているのかしら?」と思い、
倒れている母を起こした。
また、滑舌がオカシイ、、、。
母に「今すぐ、病院へ行こう」と言ったのだが、
「私は、大丈夫よ。もう年だからね。
それに、元旦に病院なんて、、、
明日に行くわ」と普通の言葉で話した。
また元に戻ったので安心し、
私は、入浴するため浴室へ。
直後、母も浴室へ来て、一緒に入浴した。
美容師の国試の前に
学校で、医師による医学の授業で、
人体のことや、色んな病気のこと等々、
学んだことなのだ。
その上で、私は、、、
脳の疾患を疑いながら「母の入浴させる」という行動、
ほんの少しでも知識がある人間のする行動ではなく、、、
ものすごい反省している。
このことは、兄にも厳しく指摘された。
私に全責任があるので、
もし、母が悪化したら、どうしよう?と考えてたら、
数日間は眠れない日が続いた。
あっ、それと、母が転院することになった。
リハビリ専門の病院なので、
毎日、3時間ものリハビリが実施されるらしい。
主に、足、手、口。
期間は、1ヶ月程度らしい。
リハビリ病院を退院後は、
いつもの掛かりつけ病院へ、、、
といった感じが一般的とのこと。