まだ伯父宅にいた幼少期より
家事や経済観念などを、
かなり厳しく教えてきた。
これには、理由がある。
母の天然さだ。
かなり世間知らずに
育ったからなのだろうけど。
この母の天然さは、
今に始まったことではない。
父と結婚した頃には、既に始まっていた。
それが原因で、父も苦労したようだ。
例えば、、、
父と母が結婚した頃のこと。
訪問販売の方が来たら、そのお方を、
お家の中まで入ってもらい、
出前を取ってご馳走し、
何十件も次々と契約をしていき、
ついには、父の収入が、
底をついて無くなってしまったり、、、、
この時は、父の姉が、
全部を契約解除して、生活費を用立ててもらったそうだ。
光熱費って、
名前も知らなかったらしい。
お料理も全く知らなかったらしく、
毎日、お刺身が数ヵ月も続いたりして、
その食事に飽きた父が、
普通のお料理が食べたい！と言えば、
今度は、
何を、買って来たら良いのかすら分からず、
とにかく必要の無い物まで、
多量の色んなお野菜、お肉、
お魚、等を買って来たり、、、、。
父は、要らない物を、返品したらしいけど。
しばらくして母は、
何とかお料理が出来るようになると、
今度は、
「これ、何人で食べるの？」と
ご近所にビックリされるくらい、
何品も山ほど作るようになった。
これは、今も変わらない。
母が作ると、
全てが大盛りで、何品にもなる。
最初は、父も、嫌がらせ？と思ったらしく、
かなり怒ったようだが、
母を見てると、真面目に真剣な姿で、お料理を頑張ろうとしてる感じが、
伝わってきて、言えなかったらしい。
母は、あぁ見えても、
結構、根は真面目な人なのだ。
でも母が、こんな感じだったから、
娘には、なるべく早くから、
経済観念を持ち、
家事、炊事の出来る女性に、、、。
と父は、強く誓ったんだろう。
父の指導は驚くほどに、徹底していた。
それは、
伯父宅にいた頃から始まったのだ。
６歳になると、
お米を毎日、洗って炊飯する！
まだ身長が届かず、台に乗り、
毎日、毎日、お米を洗っていた。
お料理も、揚げ物以外を、
この頃から、少しずつ。
お金のことについても、、、、。
それはそれは、徹底していた。
物価の価値とか、税のこととか、
父が私に、教え続けたことだ。
恐らく、
母の様には、ならないように！
との思いが、父をそう考えさせたのだろう。
ってことで、私は、想像以上に、
節約が出来るタイプ！になっていた。
今では、感謝しているが。
それと、今週の血圧は、、、。
１月１日～１月７日まで。
