ここのブログでは、
薬剤の名前を書けないけど、、、
母は、時折、とある薬剤名を言い、
そのお薬を打って欲しい!と
担当医に伝えることがある。
これには、ホトホト参ってしまう。
こんなこともあった。
母が入院中の病院でのこと、、、私と母で、
屋上にある庭園を散策していたら、
知らぬ間に?母の姿が消えていたのだ。
何処へ?と探しに、庭園を一周したら、
病院のフェンスを母が、よじ登ろうとしていた。
「何をやってるの?」と急いで、
母の身体を持ち、降ろそうとした。
「離してよ!
外の景色を見たいんだけど、
フェンスがあるから、見にくいの!
だから、登って確認したかっただけなの!!」
「ダメよ!早く降りて!!危ないでしょう」
何とか、引きずり降ろす感じで、、、。
母は、
学生時代から、お勉強ノイローゼで、
外が見えれば、羽ばたこう!とする傾向がある。
うーん、
私が生まれる前のことだから、
当時の母が、
どれ程、追い詰められていたのかは、
ハッキリ分からないけど、、、
前の病院でも、羽ばたこう!としている時に、
母と同じように、
教育入院の患者さんが発見して下さり、危機一髪で助かった。
この瞬間から、
母の病室の窓は、外が見えない様に、
完全に封鎖されていた。
これ以降、母の入院中は、
前の病院の担当医から指示があり、
寝る以外は、毎日、病院へ行っていた。
今の病院では、建て付けが悪いらしく、
病室の窓は、あまり開かないのだけど、
(5センチ位かな?)
それでも割ったりしたら大変なので、
なるべく、
カーテンで隠すように伝えている。
母が、羽ばたこう!とした時は、
一概に、怒ることは絶対しない。
先ずは、落ち着かせてから、
その原因になってる種を取り除くように、
ゆっくりと、お話を聞いてあげることが、
大事なことだと思うから。
ってか、人間には、
鳥のような翼がないんだから、、、。