久々に家族が揃ってお祝いした。
離婚が多い中で、なんとかギリギリでも両親が揃ってくれているのは、
子供にしてみたら、嬉しい。
まぁ、
我が家では、兄が両親の離婚を極端に嫌がるので、
ここまで一緒にいてくれたんだと思う。
う~ん、
兄が「かすがい」になっていたのかな?
元々、
両親は、母方の祖父から大反対を押し切って一緒になった。
祖父は、泣き続けて夜を明かしたらしい。
そして、母が結婚する時、祖父がこう言ったそうだ。
「何かあれば、すぐに帰ってきなさい。
離婚は、恥ずかしいことじゃないから!」と。
これから先の娘の苦労を案じていたのだろう。
でも、父の頑張りが人並み外れていて、
マイナスから一般の人たち以上にまで這い上がった。
もちろん、母の内助の功もあってのことだろうが。
その父のことを誰よりも評価してくれたのも、、、母方の祖父だ。
父は、幼い頃に実父を亡くしていたので、
母方の祖父を本当の父親の如く慕い、
仲がすごく良かった。
二人っきりで、
旅行に行ったり、温泉に行ったり、
将棋をしたり、映画を観に行ったり、、
晩年、歩けなくなった祖父を背中に背負ってまでして、
色んな所に連れて行った。
実父に出来なかった孝行を義父にしていたんじゃないかな?
そんな父に対して、母は感謝しているようだ。
こんな話をしながら、
家族で過ごした両親の結婚記念日だった。