ジュディ犬気分屋ブロぐースタイル

ミックス犬ジュディよりも・・・その飼い主が日々経験したり感じた事柄を書いていく幅広めのブログです。

阪急百貨店コンコース続報その2

2005-09-27 08:52:55 | 建物
前回載せなかった写真がありますので、今回も何枚かを掲載します。
今日は、阪急側が保存を検討しているモザイク画4点です。


保存される事は非常に喜ばしい事ですが、幾ら有名な人の作品だからとはいえ、その部分だけを切り取って・・・という方法は果たしてよいのでしょうか?製作時にはコンコース全体のデザインをトータルして作られたはずです。であれば、より全体に近い形での保存が必要だと思います。

製作させたのも、この施設敷地も阪急さんのものだということは重々承知しています。ですが、これだけの長い年月を経てきたものなのですから、もはやその存在自体は、より公共性を帯びていると思うのです。今では、皆にとっての『梅田のシンボル』に挙げられる場所になっているのですから。

9/19付けの私のブログにトラックバックがされております。皆さんからコンコースを壊す事への反対の書名を頂きたいとの趣旨です。
興味のある方は、ぜひ署名をお願い致します。一人の力や言葉は小さく届かないものかもしれませんが、それらが集まれば、予想以上の結果を導き出す事もあるのです。
阪急のコンコースに関するブログも多くあるようですので、ぜひ色々見て頂き、そしてコメントなどの形で皆さんの考えも表現してください。
それこそが、ブログやホームページが本来持つ『素晴しい能力』なのでしょうから。

最後に私の意見を。
いよいよ阪神タイガースのリーグ優勝が決まろうとしています。
大阪府知事は大の虎キチです。2003年優勝時には大阪のメインストリート<御堂筋>で大規模なパレードを行いました。警備その他に莫大な予算が割かれたらしいです。
そして今年、危機的な財政難に喘いでいる府庁では既にパレードの話が持ち上がっています。
それだけの予算が組めるのあれば、それを、このコンコース保存費用に利用して頂けないものでしょうか?
『一私企業の施設の為には使えない』との答えがされるかもしれません。
では、『阪神タイガース』は『一私企業』の持ち物ではないのでしょうか?
『タイガースは多くのファンのものだから』『大阪経済にプラスだから』OKですか?

大阪の財産である、こんなに芸術性の高い建物をまたひとつ失っても良いのですか?これほどの贅を極めた内装は今後どこも造れないのではありませんか?
それにこのコンコースはハリウッド映画『ブラックレイン』の撮影にも使われた由緒ある場所です。
大阪府の『映画ロケ地に大阪を』という誘致活動にとってもこの施設は格好の宣伝材料だと思います。なにしろ、既に使われた実績があるのですから。
もっと大きな、そして長期的な目でこの内装の事を見てください。

どうしても府としてお金が出せないなら、府の旗振りで多くの方へ『募金を募る』ような事は出来ないでしょうか?
みんなで後世にも誇れるこの大阪の財産を残しましょうよ。



モスクワの味?はここで学びました (パルナスの記憶)(ネットショッピングがまだ無かった頃その4)

2005-09-24 09:05:53 | 買い物 お土産
関西生まれの30代以上の人なら、食べたことは無くても殆どの人が知っている<モスクワの味>それが今日取り上げるお店
『パルナス』です。関西を中心に店舗展開をしていたケーキのチェーン店でした。
不二家やタカラブネ、コトブキ程の店舗数ではなかったようですが、古くから乗降客の多い駅の商店街には必ずあったように思います。
扱っているケーキはどれも普通のもので他社と大きな差はなく、と言うより子供心にもむしろ地味な印象のケーキ屋さんでした。
但し、一つだけ他社との大きな違いがありました。それが『ピロシキ』でした。
最近でも街中で『ピロシキ』を見ることは滅多にありませんが、1970年代から1980年代であればなおさら見かけることは無かったでしょうし、名前は知っていても実際にはどんなものか知らない人が多かったと思います。
『ピロシキ』はロシアの割合庶民的な食べ物で、表面にパン粉の付いていないカレーパンを想像して頂ければ良いかと思います。
厚みは色々あるようで、自分が食べたものでは、カレーパンくらいから、ラグビーボールのような全体に丸みを帯びたものまでありました。
中身は、割合ゆるい感じでミンチの少ないオムレツの具のようなものが入っていました。
私自身、ピロシキを食べた記憶をたどって見ると、一番最近でも、2004年の1月、大阪難波の南側にある今宮戎神社のエビス祭りで、国際交流センターが後援しロシア人留学生(本人からの証言ですが)が出していた屋台の『ピロシキ』になってしまいます。
東京に比べると、大阪はやはりロシア料理のお店自体が少ないように感じますね。大阪のロシア料理店については機会を見つけて調べて見ようと思います。
話を戻しますが、それくらい珍しかった『ピロシキ』が『パルナス』では販売されておりました。
『パルナス』のイメージキャラクターは『パルちゃん』『パルナス坊や』と呼ばれる子供で<ムーミン>に出てくるスナフキンのような帽子をかぶり、赤いロシアの服を着て、キューピー人形のような大きな目をしていました。ペコちゃんと比べると、ちょっとリアルな感じで、子供心にはちょっと怖い感じを持っていました。
子供の頃の記憶で正確ではないかもしれませんが、テレビコマーシャルでは
♪ パルナスピロシキ
  パルナスピロシキ
  パルピロ パルピロ ~ ♪♪
という歌にあわせて『パルちゃん』がコサックダンスを踊っていたような記憶があります。

味についてですが、初めて食べた時は、なにしろケーキ屋さんで買ってきてくれたものでしたから、子供心にも口は「甘い食べ物」を期待していたのですが、齧って見ると、<揚げた油の味>と、<調理された具材の味>とで、私の期待は完全に打ち砕かれ、その結果「美味しい」とは思えませんでした。
年齢が上がり、小学校に通うようになって以降、「美味しく」食べられるようになったと思います。そこには、たぶん<給食>の存在があったからではないか?と思うのですが。(いろんなものを食べる機会が増え、口が慣れてきたから?とでも言いましょうか・・・)

ですが、多くの関西の人にとって『パルナス』といえば真っ先に浮かぶのは、『ピロシキ』ではなく、独特の雰囲気を醸し出していた『TVコマーシャル』だと思います。
いつまで続けられていたかは定かではないのですが、『パルナス』さんは毎週日曜日の朝、10時30分から11時までの30分間(10時から10時30分までだったら御免なさい)、関西テレビでアニメの再放送枠を持っておられました。
その中でTVコマーシャルを放送されていたのですが、それが非常に個性的で(大人になった今にして思うと、ロシア的な雰囲気を伝えるという意味では、非常に適切な切り口であり、芸術性も高いと思いますが)ケーキ屋さんのコマーシャルというイメージではなく、むしろケーキ屋さんには有るまじき<子供に「怖い」と思わせてしまう>コマーシャルでした。
1990年代にはテレビの特集番組で地方のCMを集めたバラエティー物がかなり放送されていましたので、その中で見られた方も居られるかと思います。

「切り絵」というのでしょうか?「影絵」というのでしょうか?
登場人物やロシア風の建物はすべて黒で切り抜かれており、バックに流される歌に従って、昔話風のストーリーが進んでいきます。

歌の歌詞はこんな感じでした。

ぎゅっと(ぐっととの説もあり)噛み締めてごらーん♪。(ボロローン♪と音が入ります)
マーマの温かい心がー。お口の中に染み通ーるよー♪。「パールナス♪」
(ズンチャッチャ♪、ズンチャッチャ♪のリズムが入りこの後、画面は昔話へ)
甘い、お菓子の、お国ーの便りー♪。おとぎの、国の、ローシアーのー♪、ゆーめーのお橇ーが運んでくれたー♪
『パルナス♪』、『パルナス♪』、モスクワーの味ー♪
『パルナス♪』、『パルナス♪』、『パルナ~ス♪』
そして画面はパルナス坊やとパルナスの大きなロゴに切り替わり終了でした。

CM中、画面に丸い月が浮かんでいる風景があるのですが、そこにモノクロの赤ちゃんの顔が映し出されるのです。
大抵の子供はこの映像に『怖さ』を感じたものでした。これが、関西の30代以上が『パルナス』を鮮明に覚えている理由だと思います。

CMはこれだけではありません。桃の節句用にはパルナスの雛ケーキ、端午の節句にはパルナスの5月ケーキ(と言っていたような記憶が・・・)
クリスマスには
幸せをみんなでー♪、分けよー♪、分けよー♪
『パルナース』の♪、『パルナース』の♪『クーリースマスケーキー♪』
という、NHKのお兄さんが歌うような明るい歌声でCMをしておりました。

夏場に流していた、シューアイス工場の映像、最先端の工場でベルトコンベアーからどんどん送られてきたシューアイス、そして、子供心にアニメや特撮の中でしか聞くことのなかった温度、「マイナス○○℃で急速冷凍」のナレーション。すごーい?!。今でもしっかり覚えています。

そんな関西を代表する『パルナス』ですが、1990年代末には「赤字経営になる前に」という経営判断で会社を辞めることを決定し、
2000年頃には完全に会社組織を解散されてしまったそうです。
2000年以降、元々の地盤であった、大阪の豊中市に1件だけ喫茶店の形態でお店が残っているとの情報も昨年頃まで飛び交っていたようですが、実際には違っていたようです。

プリン大福、プリンシュー、プリンどら焼きなど、従来のお菓子とプリンのコラボ商品が多く見られますが、パルナスはその先駆的な商品を1990年前後にはもう販売されておりました。
『プリンケーキ』です。カップの底にスポンジ状のケーキを置き、その上にカラメルの載ったプリンを載せ、生クリームなどでデコレーションしたものでした。
最近では小さめのものがコンビニなどでも見かけられますね。
「誰でも出来る!」と仰るかも知れませんが、その当時、他のケーキ屋さんは何処もやっておられませんでした。
よく言いすぎかもしれませんが『パルナス』にはその当時、『コロンブスの卵』的発想が出来る人が居られたと思います。

出来る事なら、『パルナス』そして、あの味、あのCMを復活してもらいたいものです。

追記:『パルナス』ファンの方は結構居られるようで、<PARNUS UN OFFICIALHP>や<パルナス思い出の館>というサイトが開設されているようです。
興味のある方は一度尋ねられてみては如何ですか?


カピバラさんの居た場所(宝塚大劇場の真正面付近)

2005-09-21 10:07:44 | 動物園 植物園 水族館
9/18に宝塚大劇場に行って来ました。
劇場のちょうど真向かいが元々宝塚ファミリーランドがあった場所です。
今では<宝塚ガーデンフィールズ>と名前を変え、英国式庭園とドッグラン施設、有名な中華とイタリアンレストランがある散策場所になっています。


そして元々動物園があった付近は、駐車場と住宅展示場、べビザラスに変わっています。
たぶんこの辺りでしょうか?カピバラさんが暮らしていた場所は。
動物園があった頃の『いのち』の息遣い、雰囲気はもう全くありません。
ここには『静』と同時に『虚』が漂っていると強く感じました。


今日も大劇場からは多くの、みのもんたさん曰くの『お嬢さん』方がワイワイガヤガヤと出ていらっしゃいます。『夢』を楽しんできた皆さんにとっての<ファミリーランド>は大昔の忘れ去られた記憶のようです。

道路を挟んで存在する、『夢の空間』と『虚の空間』。
「現実ではない」という点では『夢』も『虚』も同じなんでしょうが。
その差はあまりにも・・・。

今の跡地の使い方はまずいと思います。駐車場と住宅地に漂う寂しい雰囲気を払拭する、大劇場に負けない<活気>や<華やかさ>のある施設を持ってこないと。
みんな寂しさに飲み込まれてしまいますよ。

あの味はまだ健在でした。(私が薦める美味しいチーズケーキ)

2005-09-20 10:17:22 | 買い物 お土産

気づけばもう秋がどんどん近づいてきているようです。
今朝は、自宅の近くと、工場の両方で「百舌鳥の高鳴き」を聞きました。
そろそろナワバリ争い開始ですか。

今日は昨日のブログでお話致しましたチーズケーキのお店についての報告です。
関西(特に大阪を中心として)でチーズケーキブームがあった頃、メディアに取り上げられていたお店のものよりも、自分自身の味覚でこちらのほうが美味しいと思ったお店があったというお話を書きました。
ただ、最近は車でお店の前を通るだけで、今も扱っているかは不明でした。そこで早速、妻にお願いしてそのお店に買いに行って貰いました。
以前はお店の入り口にチーズケーキを扱っている旨の張り紙がありましたが、今は何もありません。一見すると普通の喫茶店です。
仕方が無いので妻は直接お店に入り、聞いてみることにしました。
対応に出てくれたマスターに、「以前、夫がここのチーズケーキを美味しいと気に入って、よく買って食べたり、お土産にしていたのだが、最近では入り口の表示も無くなり、まだ扱っているのか?と言う事で・・・」と話をしました。
するとマスターからは、「現在は、以前のような販売はやっていないが、そう言ってお店に来てくださる方には、今もお売りしています。」「一度に8個、10個まとめて買っていかれる方も居るんですよ。」との返事が返ってきました。
そこで、妻は1個購入してきてくれました。お値段は、あの頃よりはほんの少し上がって税込みで¥550でした。あの頃と同じでかなりリーズナブルです。
まず、ケーキの大きさですが、直径が約13cm程度、厚みは3cm程度ありました。
ナイフを入れてみましたが、ケーキ自体はやわらかいタイプでこれはあの頃と同じでした。ケーキの一番底部には、薄いスポンジケーキが敷かれ、その上にチーズケーキ部分が流し込まれ、焼かれたようです。
ただし、ここで問題なのが味です。古い記憶ではありますが、あの頃と同じ味かどうか?

一口食べて安心しました。スフレのような柔らかい感じと、しつこくない甘み、あの頃の味も確かこんな風だったと思いました。
やっぱり美味しいです。一人で半分、いや1個でもいけそうな口当たりの良さです。こう感じたのは食べたのが夕方だったせい?だけではないでしょう。
一緒に食べた妻も一瞬にして気に入ったようで、「時間が合えばまた何度でも買いに行きたい」と言っておりました。
ただ、ケーキを買う際、マスターは「以前は隣のデパートにも、うちの店頭にも出していたが、かなりしんどいので、止めてしまった。今はそんなには作っていないし。」とも言っておられたそうです。
個人的にはご紹介したいお店ですが、上記のような理由から情報が大きく広がると逆にお店に対しご迷惑となる恐れがあますので、これを読まれた方は、ご自身だけの情報に留めて置いて下さいますようお願いします。
お店の名前はCoCo1(ココワン)と言います。お店の場所は大阪府八尾市。近鉄大阪線八尾駅下車、東側に西武八尾店があり、その東隣に西武の立体駐車場があります。その駐車場1階の南端に喫茶店として入っておられます。
お店に入って「チーズケーキを買いたい」と言えば売って下さると思いますが、そんなに数を作っておられるようではないので、その点はご承知置き下さい。
妻の話では、お店は夜8時までやっているらしいので、仕事帰りのお土産にすればきっと喜んでもらえると思いますよ。また、何かの機会で八尾に来られる事がありましたらぜひ、CoCo1にも立ち寄ってみて下さい。

阪急百貨店コンコース続報

2005-09-19 19:55:49 | 建物


9/13付けの記事では写真がありませんでしたので9/17撮影分を数点UPします。
ゴリモンさんも書かれていた通り、コンコースには、撮影の為、足を止める人がひっきりなしで、その為でしょうか、要所要所には警備員さんが配置されていました。また、工事用の白いバリケードが立てられさみしい限りです。どう見てもなくすには惜しいと思います。
詳しくは別の機会に書きます。

「地域限定」がお土産の“命”でした(ネットショッピングがまだ無かった頃その2)

2005-09-19 19:02:06 | 買い物 お土産
ご当地商品、特にグルメ商品がネットを通じて買える現在ですが、ネット販売が生まれる以前には、何分、食品である為、安全性、つまり衛生面の観点から、やはり“手土産”として持っていく方法が一般的だったと思います。
(実際、現在のグルメを中心としたネット通販が成り立つのは宅配便の保冷技術の発達があればこそなのでしょうが。)
その為、どうしてもお土産となると日持ちのするものに偏りがちで、、バラエティーに乏しく、全国どこでも似たような商品ばかりになっていたかと思います。
(観光地のお土産では“○○に行って来ました”“~のたまご”といった具合で、今もこの傾向はあまり変わっていないようですが。)
ところが、1990年を挟んだ頃から「地域限定」を謳った商品が出始めました。
まず、漫画「美味しんぼ」で各地の食材や料理が全国に紹介され、続いて、漫画「夏子の酒」により、地酒、特に吟醸酒に注目が集まる地酒ブームが起こりました。ヒトの目が「地方“(色)」に向けられる大きなきっかけだったと思います。
また、グリコが試験販売的に近畿地域限定で(同時期に札幌でも販売されていたとの情報もありましたが)『つぶつぶイチゴポッキー』を売り出しました。
さらに、1992年11月にはキリンビールが関西地域限定で『キリン関西風味生ビール』を販売、その後1994年4月には京都府内限定で『キリン京都1497』を販売しました。
キリンから遅れる事、約2年、アサヒビールも負けじと、1994年2月に『アサヒ生一丁』というビールを関西限定で売り出しました。私の記憶では、『生一丁』はかなり長い期間販売されていたように思われます。
1996年まで、東京で暮らしておりましたので、大阪土産にはこれらの商品を良く使わせてもらいました。どの商品も評判は上々でした。
1994年4月1日の酒税法改正に伴い、ビール製造量の枠が(年間2000klから60klへ)大幅に緩和され、“地ビール”が解禁となりました。
第一号は新潟県の『越後ビール』だったと記憶しています。
このようにして、「全国どこでも同じ」というナショナルブランド全盛の時代から、「地域の特性を売り」にしたプライベートブランド(この言葉は90年後半以降の「価格破壊ブーム?」の際、ニュアンスの違う使われ方をしましたが)台頭へと流れが変化したのがこの時期でした。
それまでの、全体主義的な価値を求める傾向から、個人が個性を求めようとする傾向へと日本人の価値観が変化し始めた表れだったと言えるかもしれません。
私見ではありますが、この背景には、1991年夏まで続いた、<バブル経済>がもたらした、金銭面を主とする“余裕”とそれに伴う個々人の“選択肢の増加”があるのではないかと思います。
ジャパンマネーにつられ、世界中から様々なブランドが日本に入ってきましたし、多くの人がビジネス、レジャーで海外に出かけ、“本物”を体験してきてしまったのですから。
自ずと選択肢は増えますし、また選択眼を持つようになるはずです。バブルがもたらした良い副産物といえるのではないでしょうか?

話を戻します。同じ頃、大阪では「焼きたてのチーズケーキ」ブームが起こり、その中でも『りくろーおじさんのチーズケーキ』がほぼ一人勝ちの人気を誇っておりました。最盛期には難波エリアを中心にかなりのお店を展開されておられました。
現在も難波高島屋さんの近くでお店を出しておられます。やはり、焼きたてのホールサイズのチーズケーキが確か¥500で、ケーキの上にはおじさんのキャラクターがしっかりと焼印され、どこのケーキかは一目瞭然という戦略が大きかったと思います。
また、“焼きたて”を買いたい人の作る行列が、人の目を引き、さらに人を呼び込む相乗効果もうまく活用されていたのかもしれません。
私自身は2度ほど、東京へのお土産用として並んで買いました。ケーキの中には、アクセントでしょうか? レーズンが入っていた事を覚えています。
あっさりした優しい味の「ふわふわ系」ベイクドチーズケーキでした。
この時期にはテレビや雑誌も大きく取り上げ「食べるならこれしかない」的なすごい騒ぎとなっていました。
個人的には、これよりもっと美味しいと思うケーキを見つけたため、その後はそちらのケーキをお土産にするようになりましたが・・・。
そのケーキは中側がもっと柔らかくトローッとした感じで、例えるなら最近流行っている『窯出しチーズケーキ』に近い食感でした。
ですが、このケーキは雑誌などに取り上げられる事は殆ど無かったようで・・・個人的にはいつでもすぐ買えて嬉しかったのですけれど。
最近はお店の前を通るだけになってしまった為、今も売っているかは不明なのですが、近日中に調べて見る予定です。
まだ販売されていて、味も変わっていなければ、ぜひ、お店の名前と場所を紹介したいと思います。

次回も引き続き、東京土産に買って帰ったもの、地域限定だったが無くなってしまった商品、自分でネット購入した食べ物についての感想などを書いていこうと思います。


冷やしあめを知っていますか?(ネットショッピングがまだ無かった頃その1)

2005-09-17 09:22:24 | 買い物 お土産
今回から数回に分けてタイトルにあるように「少し昔の」地域限定の食べ物について載せていきます。 まずは飲み物から始めます。

全国の皆さん、<冷やしあめ>を知っていますか?「よーく冷やした飴玉?」いいえ、そうではありません。関西、特に大阪を中心として、古くから(起源は知らないのですが親の話からすると間違いなく戦後以降は、巷に存在していたようです。)
ある飲み物です。透明で薄いべっ甲色をしており、甘みはあるのですが、生姜が効かせてあり、いわゆる『大人味』な飲み物です。
子供の頃、プールの出口を出てすぐの売店(出店?屋台?だったかも知れないのですが)では必ずこの飲み物とオレンジジュースが並んで売られておりました。
私を含め大抵の子供は迷わずオレンジジュースを注文しておりましたが、中に、1~2人は冷やしあめを注文する者もおりました。
結局は口直しの為に私達のオレンジジュースを分けてもらう事にはなるのですが・・・
「オッサンくさー」と思いましたが、大人になった今、よく考えてみると、この冷やしあめ、なかなか考えられた飲み物です。
プールで散々泳いでエネルギーを消耗した体に糖分を供給すると共に、冷えた体を、生姜の作用で徐々に温めていく。さらに、その抗酸化作用で日焼けした肌へのフォローもしてくれる。
夏場には、とっても理に適った飲み物じゃないですか?(まあ、今この文章を書きながら気づいただけなのですが(笑))

私自身、ここ数年冷やしあめを飲んでいないのでちょっと不安なのですが(確か最後に飲んだのはまだ20世紀だったと思います)、
関西には、知らない人は少ない(であろう)『サンガリア』という飲料メーカーさんがあります。
『1、2、サンガリア、2、2、サンガリア~』というCMソングに聞き覚えのある方いますよね?
このサンガリアさんが缶飲料で、<冷やしあめ>を販売しておられました。

確か、黄色地の缶に格子のような模様が入り、縦に「ひやしあめ」と書かれていたはずです。
このサンガリアさんも、さすがは関西の会社、ある意味非常に合理的で、この冷やしあめの缶をくるっと180度回転させると、「ひやしあめ」の真裏には
「あめゆ」と書かれています。これで寒い冬には、HOTにして楽しんでもらえるわけです。(夏に売れ残っても大丈夫!!)
『一缶で2度おいしい』とはこのことですね。
サンガリアさん、この他にも、ユニークな飲み物をたくさん提供しておられます。他社より含まれている成分の種類や量が多いアイソトニック飲料やお茶、他社に先駆けて80年代後半頃には白樺の樹液?成分が入った缶入り飲料なども発売されていました。
インターネットなど誰もが知らなかった1990年前後、今のように各地の商品を簡単に『お取り寄せ』など出来なかったので私自身、地方発信の珍しいお土産としてよく使わせてもらっていました。

サンガリアさんの近年での大ヒットは 『みっくちゅじゅーちゅ』シリーズではないでしょうか?
小さな缶に入った、大阪の喫茶店で出されるミックスジュースの味を再現したジュースです。
大阪では町の所々にサンガリアさんの自販機がありますので、見つけたら飲んでみてください。

これを書いている途中でサンガリアさんのサイトを調べてみました。

サンガリアさんのURLは以下です。
http://www.sangaria.co.jp/index.html

これによると、<ひやしあめ>はまだ販売されています。よかったー。

今晩、久しぶりに近くの自販機で買って飲んでみようと思います。(入ってるかな?)

オンラインショッピングもしているようですので、関西以外の方、よければチャレンジしてみてください。

それでは、次回に続きます。

追記です。
ひやしあめの起源はどうやら京都のようです。(詳細に調べてないのですが。)
やっぱり味は変わっていない感じがしました。
(TVCMでよくある「さらに美味しくなって新発売!!」ってなことは無く、「そのまーんま」な感じです)


妻が見つけたカピバラさんのこと(かわいい?)

2005-09-16 09:05:41 | 書籍・雑誌
それは、昨日のブログで載せた<カピバラさんの消息>を知る少し前のことでした。
「こんなのが載ってたんだけど」妻が嬉しそうに教えてくれました。
それはコンビニでたまたま買った雑誌『ねーねー』の8・9月号でした。
(主婦と生活社 発行 特別定価¥700)
この雑誌、表紙の表記によると1995年から発行されており、現在は奇数月の15日に発売となっているようです。
一見すると、絵本雑誌のようですが、中には、リラックマや、アフロ犬、パンダーゼット等コンビニで見かけるキャラクターのお話も載っているちょっと変わった絵本でした。
妻は表紙に描かれていたアランジアロンゾさんデザインのカッパやベビーわるものというキャラクターを見て買ったようなのですが。
(確か愛知万博のキャラクターモリゾー&キッコロをデザインしたのもこの方だったと思います。)
そこに載っていたのが<カピバラさん>というキャラクターです。
著作権等の都合で掲載が禁止されていますので、どんなキャラクターかは下記URLもしくは雑誌『ねーねー』の8・9月号の表紙の裏ページと68-69ページを見て下さい。
ホームページでは実在するカピバラの写真と情報も載せてくれていたかと思います。
この漫画の<カピバラさん>は「のんびりマイペースで我が道を行くなごみ動物です。草を食べるのと温泉が大好きで、普段は「キュルキュル」怒ると「グッ!」と鳴きます」
と言う設定になっています。
じつはこのカピバラさん、『ねーねー』に4コマ漫画として載り出したのはつい最近なのですが、キャラクター自身の歴史はもう少し古く、2003年頃にゲームセンターなどにあるクレーンゲームの景品として登場しているらしいのです。
もしかすると見られたり、手に入れられた方もいらしゃるかも知れませんね。
私自身、まだ見たことはないのですが、カピバラさんのぬいぐるみや絵本が8月から発売されているようなのです。
ぬいぐるみは株式会社 バンプレスト ライフクリエイティブ ディビジョン 03-3842-1305(月-金10時-16時)
URL http://www.banpresto.co.jp
絵本はゴマブックスから発売予定です。
カピバラさんをデザインしたTRYWORKSさんのURLは
URL http://try-works.big-e.ne.jp/home/ です。

この癒し系キャラ、もし見かけたら一度触ってみて下さい。
私達もカピバラさんのいない寂しさをこれらアイテムで癒してもらえればと思います。

カピバラさんのこと(宝塚ファミリーランドの動物達は今 その2)

2005-09-15 09:51:04 | 動物園 植物園 水族館
昨日のブログで宝塚ファミリーランドに居た動物達の引越し先について書きました。
実は、その際に載せた引越し先リストに載っていなかった動物がいました。
それが<カピバラ>です。
この生き物、柴犬くらいの大きさでのっそりしており、色も黒っぽくて間違っても動物園で目立つタイプではありません。
ですが、すごく気に入ってしまったのです。

そこで下記の文面で親会社であった阪急電鉄の広報室さんに問い合わせて見ました。

『宝塚ファミリーランド閉園からもうかなり経ってしまったこの時期に、このような質問を致し誠に申し訳ありません。
閉園前のニュースで、何種類かの動物については行き先を知る事が出来たのですが、その他の動物については報道が無かった為ずっと気になっておりました。
2001年に結婚して以来、(近年ではほぼ毎回)、妻に連れられ宝塚歌劇を見に行って居ります。
ですので、大劇場の前に立つ度、そして、改装されたガーデンフィールズに行き、ドッグラン施設や中華料理屋さんで食事をする度に、遊園地と動物園のことを思い出します。
なかでも気になるのが、今回問い合わせました「カピバラ」です。
確かホワイトタイガーの斜め前あたりで飼育されていた動物で地味ーな感じの動物ではあったのですが。

あれは2002年(もしかすると2003年だったかもしれませんが)の宝塚歌劇バレンタインデースペシャルの時の事です。1部が終わり、2部までの待ち時間にファミリーランドの動物園に行きました。まだ真冬でとても寒い日でした。
鳥がいる屋内施設を見た後、ホワイトタイガーを見に行こうとしたとき、彼らに出会いました。
コンクリートそのままの展示場で、コンクリート製の大きなU字管状のものをひっくり返して小屋が作られていました。そのなかで、ちょっとヌボッとした顔の生き物が二匹並んでいました。たぶんつがいだったのでしょう。
寒さを防ぐ為か?ぴったり寄り添っておりました。呼びかけてみましたが、鼻先を少しヒクヒクさせるていどでじっとしていました。支えあう仲良い感じが伝わってきました。それが「カピバラ」だったのです。
二人して、「あんな風になりたいね」と話し合いました。(今は、攻撃しあうカンガルー夫婦になりつつありますが)

サイトに載せられていた移動先の表にはカピバラの名前はありませんでした。(非常に心配になりました)
消息が分かるようでしたら、ぜひ会いに行きたいと思いますので、お手数かとは思いますが、一度お調べ頂けませんでしょうか?宜しくお願い致します。』

そして次が広報室さんからのお返事でした。

『阪急電鉄広報部Mと申します。平素は阪急電鉄をご利用賜りまして誠にありがとうございます。本日は電子メールをありがとうございました。
H様から頂戴いたしましたご質問につきましてご回答申し上げます。

「カピパラ」につきましては、誠に残念ながら閉園前に元気がなくなり、順番に死んでしまったとのことです。
周りの環境の変化についていけなくなったと言うのが原因らしいです。
どうかH様には、いつまでも「カピパラ」のように夫婦仲良くお過ごしくださいますようお祈り申し上げます。

今後も阪急電鉄および阪急グループをご愛顧賜りますようお願い申し上げます。』

周りを気にせず自分達のペースでのんびり暮らしているように見えた彼らでしたが、閉園に向け、いなくなっていく周りの動物や、今までにはない園内の雰囲気に耐えられなかった、本当はとても繊細な生き物だったのです。
それに、相次いで死んでしまうなんて・・・本当に最後まで仲良しだったことがよく分かりました。
この事を妻に話すのはとても辛かったのですが、その夜、やっぱり話しました。妻も良く分かってくれたようです。(その後、夫婦喧嘩しなくなったわけではありませんが)

ファミリーランドと、彼らのことはこれからも忘れる事は無いと思います。
また、9/18には宝塚大劇場に行く予定です。その時には妻と一緒に彼らのいた場所付近(今の住宅展示場付近かと思うのですが・・・)で手を合わせてあげたいと思います。

カピバラさんについては明日もう少し書きます。(明日のは明るい話です)


今度のお休みに会いに行ってみませんか?(宝塚ファミリーランドの動物達は今 その1)

2005-09-14 20:00:45 | 動物園 植物園 水族館
今月は、今週末9/17から19までと、来週9/23から25までの2回、3連休があります。
国内外を問わず、この休みを利用して遠出される方や逆に近場で過ごされる方、田舎に帰られる方等、皆さん色々だと思います。

そこで今日は少し変わった提案をしてみようと思います。

  <宝塚ファミリーランドに居た動物達に会いに行きませんか?>

宝塚ファミリーランドは時代の波に飲み込まれ、2003年4月7日で閉園、その後も一部施設は利用出来たのですが、同年8月31日を持って完全に閉鎖されました。
そして、9月26日に関西発の英国風庭園とドッグラン施設を持つ大型ペットショップ、そしてレストランを備えた複合施設「宝塚ガーデンフィールズ」として生まれ変わりました。(グランドオープンは翌年3月でした)
数回訪ねましたが、お散歩にはちょうど良い、素敵な場所になっていました。

しかし、この施設には、ファミリーランド時代にあった遊園地の乗りもの、そして併設されていた動物園の姿はもうありません。
目玉だったホワイトタイガー、おとなしい象さん、サル山のサル達、その他たくさんの鳥や獣達・・・。
みんな、閉園と共に国内外の施設へと貰われて行きました。

「みんなどうしているのだろう?元気にしているのかな?」

そんな思いに駆られ、親会社である阪急さんのサイトを調べたところ、幸運にも動物達の行き先が記載されたページを見つけました。
以下に内容を記載します。

宝塚ファミリーランド飼育動物の移転先一覧表

1.哺乳綱 (※1):2003年3 月12 日(水)に移転済み
種 名           移 転 先
ココノオビアルマジロ  東京都恩賜上野動物園、
              鹿児島市平川動物公園
インドオオコウモリ  みさき公園、神戸市立王子動物園、ソウル大公園
ニホンザル         姫路セントラルパーク
コモンリスザル       大牟田市動物園、
               淡路ファームパークイングランドの丘動物園
ヨザル           草津熱帯圏、神戸市立王子動物園
ワオキツネザル      京都市動物園、富士自然動物公園
エリマキキツネザル    草津熱帯圏
アカテタマリン       アドベンチャーワールド
コモンマーモセット    草津熱帯圏
ムネアカタマリン     札幌市円山動物園、草津熱帯圏
ワタボウシタマリン    草津熱帯圏、秋田市大森山動物園、
               アドベンチャーワールド、札幌市円山動物園
コンカラーテナガザル  福知山動物園
シロテテナガザル    福山市立動物園
カイウサギ        大阪こどもどうぶつえん
マーラ         アドベンチャーワールド、鹿児島市平川動物公園
モルモット         豊橋総合動植物公園 、秋吉台自然動物公園、
              大阪こどもどうぶつえん
パカ            みさき公園
クロオオリス       草津熱帯圏
プレーリードック     仙台市八木山動物公園、ソウル大公園
アライグマ        みさき公園、仙台市八木山動物公園、
              ソウル大公園
シセンレッサーパンダ  東京都恩賜上野動物園、とくしま動物園
カコミスル        東京都恩賜上野動物園
キンカジュー   仙台市八木山動物公園、大阪こどもどうぶつえん、
           草津熱帯圏
ハナジロハナクマ    仙台市八木山動物公園
コツメカワウソ      サンシャイン国際水族館、日立市かみね動物園
ミーアキャット      草津熱帯圏、アドベンチャーワールド
ヒョウ           天王寺動物園、東武動物公園(※1)
ベンガルトラ       東武動物公園(※1)、東北サファリ
ホワイトタイガー     秋吉台自然動物公園、東武動物公園(※1)、
              大牟田市動物園、姫路セントラルパーク
ライオン         秋吉台自然動物公園
カリフォルニアアシカ 愛媛県立とべ動物園
アジアゾウ        ソウル大公園
ポニー          ソウル大公園
ミニブタ         大阪こどもどうぶつえん
ヒツジ          神戸市立王子動物園
ヤギ           みさき公園、大阪こどもどうぶつえん
ブラックバック      富士自然動物公園
ニホンジカ        秋吉台自然動物公園


2.爬虫綱
種 名           移 転 先
インドホシガメ      アドベンチャーワールド、神戸市立王子動物園


3.鳥 綱
種 名           移 転 先
エミュー         富士自然動物公園、五月山動物園
キングペンギン     アドベンチャーワールド
フンボルトペンギン   福岡市動物園、蓼科アミューズメント水族館、
    鹿児島市平川動物公園、京都市動物園、
              天王寺動物園(※1 )
モモイロペリカン     市原ぞうの国
シュバシコウ       秋田市大森山動物園、みさき公園、
              鹿児島市平川動物公園
アオサギ         仙台市八木山動物公園
ゴイサギ         鳥羽水族館
コサギ           鳥羽水族館
ショウジョウトキ     福山市立動物園、東武動物公園(※1)
キューバフラミンゴ   長野市茶臼山動物園、富士自然動物公園
チリーフラミンゴ     富士自然動物公園、豊橋総合動植物公園、
              みさき公園、アドベンチャーワールド、
              京都市動物園
コンドル         福知山動物園
アイガモ         大阪こどもどうぶつえん
オシドリ      豊橋総合動植物公園、東京都井の頭自然文化園、
          長野市茶臼山動物園、みさき公園、福山市立動物園、
           天王寺動物園(※ 1 )
カモハクチョウ      大牟田市動物園
カルガモ         和歌山公園動物園
マガモ          長野市茶臼山動物園
ヒドリガモ        東京都井の頭自然文化園
コブハクチョウ      和歌山公園動物園、札幌市円山動物園
ガチョウ         秋吉台自然動物公園、大阪こどもどうぶつえん
シナガチョウ       秋吉台自然動物公園、大阪こどもどうぶつえん
バリケン         アドベンチャーワールド
ウコッケイ        大阪こどもどうぶつえん
チャボ          大阪こどもどうぶつえん
ニワトリ         大阪こどもどうぶつえん
インドクジャク      みさき公園
ホロホロチョウ      淡路ファームパークイングランドの丘動物園
コジュケイ        神戸市立王子動物園
アネハヅル        フェニックス自然動物園
カンムリヅル       徳山市立動物園、ソウル大公園
ホオジロカンムリヅル  フェニックス自然動物園、天王寺動物園(※1)
タゲリ          豊橋総合動植物公園
ユリカモメ        仙台市八木山動物公園
キジバト         姫路セントラルパーク
クジャクバト       大阪こどもどうぶつえん
チョウショウバト     豊橋総合動植物公園、札幌市円山動物園、
              姫路セントラルパーク
コバタン         五月山動物園
ネズミガシラハネナガインコ  和歌山公園動物園
ゴシキセイガイインコ   淡路ファームパークイングランドの丘動物園
アオボウシインコ     和歌山公園動物園
アケボノインコモドキ   和歌山公園動物園
キビタイボウシインコ   和歌山公園動物園
ベニコンゴウインコ    富士自然動物公園
ルリコンゴウインコ    秋田市大森山動物園、市原ぞうの国、
               富士自然動物公園、札幌市円山動物園、
              フェニックス自然動物園、ソウル大公園
オオカンエボシドリ    淡路ファームパークイングランドの丘動物園
ムジエボシドリ      東京都井の頭自然文化園
シロフクロウ       京都市動物園、秋吉台自然動物公園
ワシミミズク       豊橋総合動植物公園、秋田市大森山動物園、
              福山市立動物園、仙台市八木山動物公園
オニオオハシ     草津熱帯圏、
             淡路ファームパークイングランドの丘動物園
サクラブンチョウ     札幌市円山動物園
シロブンチョウ      札幌市円山動物園
キンランチョウ      天王寺動物園(※1)
ソウシチョウ       札幌市円山動物園

このように日本のみならず海を渡って韓国にまで動物達は引っ越して行きました。
皆さんのお家の近く、旅先の動物園にも彼らは居るかも知れません。
この連休、上記の場所に行かれる事がありましたら、ぜひ彼らに逢って来て下さい。
飼育係の人に聞けば、きっとどの子が宝塚からやって来たか教えて下さるはずです。
そして、逢って来られましたら、ぜひ、コメントやトラックバックをお願いします。

みんな元気で居ますように。

追記;上記動物園の中の草津熱帯圏、ここの園長さんが先頃、野生動物の輸入で不正をした罪で捕まったとのニュースがありました。
彼の行った行為は許されないものです。しかし、そこで暮らす動物やスタッフの方々には何の罪もありません。
このニュースで、草津熱帯圏に行く事を控えておられる方がいらっしゃいましたら・・・お願いです・・・ぜひとも熱帯圏に行き、動物達を見てやって下さい。
そして頑張っているスタッフに励ましの言葉をかけてあげて下さい。
きっと、動物、スタッフ共に嬉しく、そして元気になるでしょうから。