ジュディ犬気分屋ブロぐースタイル

ミックス犬ジュディよりも・・・その飼い主が日々経験したり感じた事柄を書いていく幅広めのブログです。

梅雨入りで思い出すこと (チビクロがいなくなってから)

2006-06-09 20:21:39 | ワンコ(犬)
近畿地方も昨日の6/8から梅雨入りしました。

昨年の梅雨入りは6/4(土)でした。今でもよく覚えています。

ちょうどこの日の朝、工場で飼っていた雑種犬のチビクロが天国へ行ったのです。
チビクロを市役所の動物用焼却場(火葬場とは言えない施設でしたので)に残し、工場に戻ってくる途中の最後の信号機近くで、それまでポツポツだった雨が本降りになりました。あれからもう、丸1年以上が過ぎました。

推定年齢は15-16歳だったので、中型犬としては結構長生きをした方だと思います。

このワンコは鎖やさんのワンコでありながら、繋がれる事を嫌い、長く“半野良生活”を送って居りました。
聞く所では、この地域のワンコ達のボスをやっていたらしいのです。

自由、気ままに暮らしていたチビクロでしたが、1998年の冬、突然、自分から鎖に繋がれる事を要求してきました。

そしてそれ以降、工場の番犬としての務めをしっかりと果たしてくれました。
(チビクロについてはカテゴリーから過去の記事が読めるようにしておきました。)

こんなチビクロですが、晩年の2年間程は、咳と呼吸不全で薬を飲み続けておりました。原因は心臓と呼吸器の不調によるものですが、その引き金になったのが、若い頃に感染した《フィラリア》でした。

《フィラリア》は、蚊を媒介にしてワンコ達に広がる寄生虫です。
ワンコの年齢にもよりますが、一度感染すると、完全治癒が難しい病気なのです。

そして、蚊を通してどんどん他のワンコ達に移っていくのです。

自分のワンコが《フィラリア》に掛かってし合うと、その血を吸った蚊によって、他のワンコにも《フィラリア》を移す可能性が生じます。というか、必ず移してしまいます。

それを防ぐ方法はただ1つ、病院できちんと《フィラリア》感染のチェックを受け、適切な薬を“必ず”決められた通りに与え続ける事です。

ただ、このお薬は《フィラリア》の幼虫(ミクロフィラリアといいます)を駆除する為のもので、成虫になった《フィラリア》を退治するものではありません。
投与1回の効果は1ヶ月間のみ。薬の効果が切れると、すぐに感染の恐れが発生しますので、与える日をきちんと決め、毎月、必ず与えるようにしなければなりません。
また、お薬の即効性は不明ですので、今日予防の薬を飲ませても、明日蚊に刺されたら《フィラリア》に感染してしまうということも十分あるのです。
この点からも、早めに与え出すと共に、薬の効果が切れる前に必ず与え続けなければなりません。


投与期間は5月頃から、12月頃までです。蚊が居なくなっても、与え続けるのはミクロフィラリアが成長するまでのタイムラグがあるからなのです。

フィラリアは成虫になる頃心臓にたどり着き、そこを我家に決めて子供を産み始めます。
そのため、薬で成虫を殺してしまうと血管が詰まってしまい、ワンコを死なせてしまう事にもなりかねません。
成虫対策としては手術による除去がなされるようですが、これにはワンコの体力も大きく関わってきますので、年を取ったワンコには無理です。
ミクロフィラリア対策をしつつ、成虫が自然に死ぬ事を祈るだけです。

大事なワンコにこの様な苦労をさせるか否かは飼い主の行動次第なのです。
蚊取り線香だけでは完璧に《フィラリア》を防ぐ事は出来ません。
(蚊取り線香を焚いても絶対に蚊に食われるでしょう)
すでに、周りにはたくさんの蚊が飛び交っています。許された時間はもうありません。
「室内飼いだから大丈夫」、「蚊の来ない高層階だから大丈夫」等とは考えないで下さい。『絶対大丈夫』はあり得ない事なのですよ。まだのかたはすぐにでも行動して下さい。


うちのジュディ、田中さんの所のワンコ達も、蚊取り線香や紫外線殺虫器を過信し油断した為、予防薬の投与間隔が空いてしまい、結局《フィラリア》に掛かっています。
皆、心臓を食べられきっとしんどい事でしょう。
ワンコ達には本当に申し訳ないことです。


レディには仔犬の頃から薬を与え続け、蚊取り線香なども使用していますので、今は大丈夫ですがちょっと手を抜くとすぐにジュディのようになる可能性はいつもあるのです。
この事を心しておかねばなりません。

あれからもう1年が経ちましたが、今もチビクロの居た小屋はそのままにしてあります。

『チビクロの存在』、そして、『《フィラリア》の恐ろしさ』を忘れないために。

レディ子のお話の続報です(我が家のコッカースパニエル)

2006-05-26 19:52:36 | ワンコ(犬)
昨日の記事の続報です。

けさ、レディ子と散歩に行ったところ、ムクドリの雛達がいた草むらが刈り取られていました。

周りに雛の気配は無く、親鳥の姿も見られません。
無事にどこか別の場所へ引っ越していてくれると良いのですが。

真っ白い鳩は今日も他の鳩と共に田んぼに来ておりました。


レディは基本的に臆病者なため、時々変わったものに怯えてワンワン吠えます。

きょうはこれ。


田んぼに水を入れている塩ビの管なのですが、なぜかこれが怖いらしく、恐る恐る傍に寄っては身構え、また傍に寄っては跳ねのきを何度も繰り返しておりました。

そうそう、レディ子が遊んでいるベランダの屋根の隙間にもムクドリが巣を作ったようです。


時々ギャーギャー鳴きながら親鳥が出入りしていました。
今のところ、雛の鳴き声は聞こえるのですが、姿は見えません。
また、ちょっとでも人間の姿が見えると親鳥達は決して巣に戻ろうとはしません。
遠くの電柱にとまって、ギャーギャー鳴きながらこちらの様子を伺っているようです。

もう暫くすれば雛達も巣の入り口付近まで出てくると思いますので、その時を待って写真に収めようと思います。

ムクドリの写真撮りで構って貰えないレディ子はというと、


“ふて寝”していました。

久々にレディ子のお話です(我が家のコッカースパニエル)

2006-05-25 21:13:15 | ワンコ(犬)
久々にレディ子のお話です(我が家のコッカースパニエル)

最近、レディママもこまめにブログをUPするようになったのでレディーの記事についてはお任せしておりましたが、久々に、ここ数日のレディーの様子を書いてみることにします。


写真の通り、最近レディ子の毛並みがつやつやなのはこのペット用シャンプーのおかげです。

獣医師の義妹に勧められた<ラファンシーズ>のシャンプーです。
でも、洗ってから3日目にしてやっぱり独特の<レディ臭>が。
それでも艶々さをキープするこのラファンシーズのシャンプーには脱帽です。

5/23-5/24の2日間、レディはアメリカンコッカースパニエルが本来持つ猟犬としての本能を発揮してくれました。

5/23の朝、いつものお散歩道を歩いていました。

すると植え込みの木の下の辺りでやけにソワソワ、柵から頭まで出して覗き込んでいます。
注意して聞いてみると、何やらピーピーと鳥の鳴き声が。

レディ子は草むらの方に鼻をクンクンさせながら進もうと必死です。

よーく見てみると、雛鳥が何羽かいるのが確認出来ました。ですが、我々と目が合った後、雛鳥たちは植え込みの奥に引っ込み出て来なくなりました。

上空では、何かを咥えた鳥がギャーギャー怒っています。どうやらムクドリのようです。

可哀想なので、それでも進もうとするレディ子をなだめつつその場を去りました。

そして翌日、5/24の朝のお散歩では、レディ子が突然たんぼの方向を向いて立ち止まりました。

彼女の視線の先にいたのは、真っ白い鳩です。

真っ白い鳩を見たのは久しぶりでした。

数年前、テレビのニュース番組で都会から白っぽい鳩がどんどん減っているという話を聞いた事があります。
都会では白っぽいと目立ってしまうため、カラスたちの格好の標的になってしまうからとか。鳥同士の弱肉強食の一端を垣間見るようなお話でした。

ご覧のように本当に真っ白ですので、きっと元はイベント用か何かで飼われていた白鳩が逃げ出して野生の鳩の群れに入り込んだのだと思います。
この辺りにも大きいカラスがたくさん住んでいますので、ちょっと心配です。
レディ子も気になるらしく、白い鳩が見えなくなるまでの間、ちょっと歩いては振り返りを何度も繰り返しておりました。

そして、最後の写真が、レディ子の『吠え友達?』のダックスフント君です。

レディ子は毎朝、<出社犬>をするために車に乗り込むのですが、ちょうど車の横隣のおうちにいるダックス君といつも『ワンワン』吠え合いをしています。
しかられてもお互い平気なようです。
ところが5/18の朝は違いました。
ダックス君が幾ら吠えてもレディ子は吠え返そうとはしません。
いつもと違う雰囲気にダックス君もビックリしたのか?写真の通り目を丸くしてじっとこちらを見ておりました。
それでもレディ子はダックス君のほうを向きません。

この日レディ子が見つめていたのは


これ、パンのかけらでした。“物欲”ならぬ“食欲”の塊のようなワンコです。
食事制限をしているから余計にそうなのかもしれませんが、それでも体重は一向に減らない“中身ずっしり”なワンコのままです。
うーん、困った限りです。

“寂しいもの”を初めてUPします(JR大正駅近くの風景)

2006-05-11 20:30:35 | ワンコ(犬)
外へ出掛けると、いつも“楽しいもの”、“珍しいもの”にばかり出会うものではありません。
“悲しいもの”、“寂しいもの”に出会うこともあります。

今週の月曜日、JR大正駅近くでこんな景色に出会いました。

電柱に張ってある<迷子犬>の捜索チラシです。

何枚も必要な為でしょう、文章はワープロ打ちされています。
ですが、ダックスフントの絵は手で色付けされています。
そして、濡れないようにきちんとビニールに入れて貼られてありました。

文章には、『道路で車にはねられた後、走って境川方面に、行ってしまいました。』とあります。

3月31日に港区で行方不明になったとのことですが、5月8日時点で張ってあるということはまだ見つかっていないと言う事なのでしょう。

一生懸命に塗ったワンコの絵からも飼い主さんの切実な思いが伝わってくるようです。
このダックスフント君が無事であることを切に願います。

つぎに、JRの高架線路に面して建つ1件のお店。


<珈琲のへちま亭>さんです。


淹れたての珈琲とカレーライスで知られたお店で、水野真紀さんが司会を務める毎日放送テレビの人気番組<魔法のレストラン>を始め、幾つもの番組で取材を受けたお店です。

前を通るたびに中の様子をチラッと見ていましたが、カウンターの中には白いシャツで黒の蝶ネクタイをしたお爺さんがいつも立っていらっしゃいました。
非常に品格のある感じの方に見受けられました。

いつも時間の都合がつかず、『また今度』と思っているうちに、とうとう昨年お店を閉められてしまわれました。閉められた理由は定かではありませんが、かなりのご高齢に見受けられましたので、お年のせいだったのかもしれません。

有名なお店でしたので、どなたか後継者の方が立たれる事を願っておりましたが、どうやらそれは叶わないようです。


店際に止められた自転車には“廃業されている”と言う事を痛感させられるのですが、閉店後もそのままにされた看板類には、店主さんの『このお店が好き、本当はお店を続けていたい』という思いが表れているような気がして仕方がないのです。

『ちょっと無理をすれば一度位は立ち寄れただろうに。何故<へちま亭>なのかも聞けただろうに』
いまさら思ってみても仕方が無い事ですが・・・、残念です。

皆さんの周りにも“寂しいもの”ありませんか?

しめて¥8100也!(マック引き取り顛末記)

2006-04-28 20:54:49 | ワンコ(犬)
先週、無事に田中さんの所へ引き取られてきた犬のマックのお話です。



今は以前と同じ様に工場内に寝そべっていますが、つい2週間ほど前には怖い思いをしておりました。

4/12頃に逃げ出したマックは4/14に保健所の人に保護(捕まり)され、それから4日間の間<動物指導センター>に居りました。

田中さんは13日の日から毎日問い合わせをしておられたようですが、15日になってやっと近所のもう1匹の犬と共にマックが収容されている事が分かったそうです。

引き取りに行った時には手前から4番目位の檻に入っていたそうです。
最初は元気なさそうにいたらしいのですが、足音を聞くなり分かったらしく、シッポを振って迎えてくれたらしいです。

ここは市の保健所が管轄する<動物指導センター>という名前の場所ですが、実際には引き取られない動物を処分する場所でもあるらしいのです。
飼い主を待つ動物達は日を追う毎に入っている檻を移動させられ、最後には処分部屋に入れられてしまうシステムのようです。
田中さん曰く「概ね1週間くらいかな」とのことでした。

危うい所で檻から出してもらえたマックですが、そのままスッとは帰れませんでした。

まずはデータチェックからです。
今では<動物指導センター>にもコンピューターによるデータ管理システムが導入されており、名前と住所を入力すると、そのワンコのデータが出てきます。

マックの場合、ここ暫く狂犬病の予防注射を受けていないことが判明し、注射を打つことになりました。

狂犬病の予防注射代金が ¥2650、狂犬病予防注射済票(シールと首輪につける小さな金属プレート)交付代金が ¥550 の¥3200が必要です。

次に必要なのがワンコを返してもらうための返還代金、¥3900。

そして預かっている間の世話代として徴収される飼育管理料が1日あたり ¥250×4日分で¥1000。

合計、¥8100 のお金が掛かりました。



ですがマックは登録されていたからこの値段で済んだのです。

初めて知ったのですが、犬を飼う時には役所(たぶん保健所だと思います)への届けが必要で、その際に登録料として¥3000掛かるらしいのです。

また、元々登録されている犬を譲り受けた場合でも新たに登録料として¥2500が必要になるとの事でした。

犬を飼うにあたってわざわざ届けを出しに行った記憶が無いので、これらのお金は初めての狂犬病の予防注射の時に一緒に徴収されているような気がします。

もし、届けをせず、注射も打たずに飼っていたワンコが保護されたら、飼育管理料を抜いても一度に¥10000以上も支払う事になりますね。
結構大変な金額です。ですが、払えないとワンコは処分されてしまいますし・・・。

きちんと届けと注射をし、逃げないように飼わねばなりません。これしかありません。

布やテープのみならず、例え金属製の鎖であっても、長年使っていると地面や金属同士で擦れ合う為、錆てもろくなったり、細くなったり、抜けやすくなったりしてしまいます。



使いっぱなしにせず、定期的にチェックし、怪しいと思ったら早めに交換するようにして下さいね。

うちの工場でステンレス製のワンコ用繋留用鎖を作った場合、かなり長めの特注品を作ってもこんなにお金は掛かりません。
気になる方、ご希望の方は遠慮なくお問い合わせくださいね。(ちょっと宣伝です)

何より家族の一員である動物達です。最後までしっかりと面倒を見てあげましょうね。

追伸;田中さんの所の野良猫の子猫達(5匹)ですが、すくすく元気に育っています。


野良猫達に避妊手術やワクチン接種をしてくださる所をご存知でしたら是非ご連絡下さい。
もちろん貰ってくださる方も募集中です。

速報です。マック、無事帰還する!(田中さんのワンコ その後)

2006-04-20 20:39:25 | ワンコ(犬)
先日、保健センターに保護されたとのお話を書いた際の主人公、<マック>が無事に引き取られてきました。

レディ子の散歩で前を通った際、姿が見られず気付かなかったのですが、実際には昨日引き取られて来ていたとのこと。

無事に帰宅してきたマックの姿です。


「帰ってきたその日は大人しかったが、今はもう前とおんなじだ」とは、田中さんの談ですが、やっぱり嬉しそうでした。

引取りの時のお話等については田中さんに聞いてまた次回に書きますね。
(田中さんも話したがっていらっしゃるようでしたし。)



まずは、<無事>なお知らせまで。

田中さんの工場で事件が! (ワンコとニャンコのダブルパンチ)

2006-04-15 20:56:48 | ワンコ(犬)
本日予定していた記事があったのですが、急な事件が判明したのでそれを書きます。

時々ご紹介しているうちの工場の斜め向かいにある田中さんの工場で事件がありました。

1つは、ワンコが1頭消息不明になった事、そしてもう1つはまた動物が増えてしまった事です。

まず、1つ目のワンコが消息不明となった事件について。

4/11の夜から翌日の朝にかけ、ワンコが1頭いなくなりました。

いなくなったのはこのワンコ。

名前はマックです。(今回この子の名前を初めて知りました)

ワンコを繋いでいたナスカン部分が磨り減り過ぎて抜けてしまったため、そのまま勝手に遊びに出かけてしまったらしいとのこと。

ちょうどその日は、近所の別の犬も繋いでいた鎖が途中から切れてしまったらしく、仲良しの2頭は一緒に遊びに出かけそのまま行方不明になってしまったというのです。

4/12の朝、2頭が並んで歩いているのを別の人が目撃しておりました。
いつもであれば、例え逃げ出しても暫くすると必ず戻って来るのですが、4/12の夕方になっても帰ってこないため、田中さんは警察と保健所に届けと問い合わせをしたそうです。

ですが、4/14時点では該当する情報はありませんでした。
その為この数日間、田中さんは他のワンコ達が吠えるたびに、『帰ってきたか?』と度々外へ出て来ておられました。

そして今日、保護センターらしき所から電話があり、2頭が共に保護されている事が分かりました。まずは一安心です。
このセンターは土日がお休みな為、マックともう1頭を引き取れるのは月曜日になるらしいです。軽トラックの荷台に載せて連れて帰ってくるとおっしゃっておられました。


もう一頭の方の飼い主さんは、元々迷い犬だったこの犬を引き取って飼っていたという経緯から、今回の引き取りにはあまり乗り気ではない様子で・・・

でも、『もう一匹がみすみす殺されるのを知りながら自分の犬だけ連れて帰るなんて事は出来ない』と、引き取り費用を田中さんが全部負担してでも2頭とも連れて帰ってくるつもりのようです。
不景気な折の余分な出費になるはずですが・・・田中さんの優しさが伺えます。

もう1つめの動物がまた増えてしまった事件について。

田中さんの工場の中に昨年、猫が子供を産んで行ってしまい、結局、子猫とワンコ達が仲良く暮らす変わった工場になってしまったお話をブログ記事として書いたのですが・・・。

今年は、田中さんのお隣の工場で、同じ親猫がまた子供を産んだらしいのです。
当然追い出されるので、母猫は1匹ずつ銜えてどうやら傍の物置の中へ移動したようなのですが、結局見つかり、これまた田中さんの所へ押し付けてきたそうです。

田中さん曰く、ある朝、猫達が隠れ住んでいた金属製の籠ごと田中さんの工場の中
に勝手に入れられていたそうです。

『貴方に引き取ってもらえないのであれば保健所を呼ぶ。この籠はあげるから』と。


ボクサー犬の時と全く同じパターンです。籠は半分壊れているもので役に立つとは思えません。
田中さんの性格を知っての行為ですので、ずるいとしか言えません。

今いる猫2匹(別のクロネコも住み付き現在3匹)の兄弟達にあたる猫なので、田中さん自身、悩んでおられます。

現在、こんな感じで母猫と一緒に暮らしています。




合計4匹の子猫と母親が居候状態です。昨年生まれた兄弟達はこの子猫達には『フーッ』と威嚇行為をしているらしいです。

「母猫が世話をしている今のうちに、この猫達に不妊手術をさせて里親を捜そうか」という話で今日は落ち着きましたが、一応ワンコを引き取る際に保護センターにも相談するようにと提案をしました。

この夏に赤ん坊が生まれるため、ちょっと今回は子猫を引き取れないのですが、何か良い方法をご存知の方がいらっしゃいましたら是非お知恵をお貸し下さい。
宜しくお願い致します。

「お留守番なの?」

2006-03-12 23:34:33 | ワンコ(犬)
今日は朝から雨、やみそうも無いのでレディ子のお散歩は中止にしました。
目と耳をきれいにして小屋に戻し、後はお昼過ぎまでお留守番です。
我々が靴を履いていると、「お散歩?ねえ、お散歩?」とサークルの中で立ち上がって大騒ぎ!
でも扉が閉まり、車に乗り込んでしまうと・・・。
こんな感じで見送っていました。

あまりにもかわいそうだったので、帰ってきた後、工場に連れて行きベランダで遊ばせてやりました。
おかげで、ちょっと“ご機嫌さん”でした。

その後、うちに帰ってジュディと散歩です。
雨上がりで、やっぱり足は濡れてしまいますが、それでも彼も“ご機嫌さん”でした。

やっぱり大変だけど、うちの家族の一員ですからね。

レディ子のお友達?(田中さんの所のワンコ達)

2006-03-03 22:41:03 | ワンコ(犬)
レディ子のお友達?(田中さんの所のワンコ達)

以前、シロちゃんの記事のところで書きましたが、うちの工場の斜め向かいの田中さんの工場にもワンコ達が暮らしています。

シロちゃんを含め皆、行き場がなくなり貰われてきたワンコ達です。
レディ子が朝の散歩から戻る頃、ちょうどシャッターが開けられワンコ達が顔を見せます。
いつも、“シロちゃん”、“チビスケ”等と呼んでいますが、実は、田中さん自身が本当はワンコ達に何と名付けているのかを知りません。
と言うのも、いつも一匹ずつ、『こいつは~』と言った具合に話されるので、名前で呼んでいるのを聞いた事がないのです。
ですので、きょうはいつもどおりの呼び方でお話させてもらいます。
シロちゃんがここへやって来たお話は11月8日付けの記事を見て下さい。

チビスケについては3/1付け『レディこのワンだふる日記』に書かれている通りです。
仔犬の頃、たくさんの仲間と共に(田中さん曰く20匹近かったらしいとの事)この近所に捨てられ、捕まえに来た警察や捕獲の職員さんの手から何とか逃げ仰せ、入り込んで来たのが田中さんの工場の中だったらしいのです。
いつもは知らない犬が来ると吠え掛かるワンコ達だったのですが、よっぽどの仔犬だったからでしょうか?皆何にも言わず、このチビスケをそのまま一緒に迎え入れたようです。
こうなると、田中さんもチビスケを置いておくより仕方なくなったようです。
その後、暫くの間一緒にチビスケの貰い先を探しましたが、結局、懐かれてしまった田中さん自身が彼を手放せなくなって飼う事になりました。
 
ボクサー君やもう一匹のワンコ(こいつについては我々も呼び名を付けていないので・・・)は成犬の大きさになってからここへ貰われてきました。
皆大事にされ、幸せに暮らしています。

そしてこのニャンコ。この子とその兄弟、合計3匹は昨年の春、田中さんが気付くと既に工場の奥に隠れて居たそうです。
共に、ほんの子猫だったのでワンコ達はなにもせず、猫達はたくさんのボディーガードに囲まれ安心してすくすくと育ってしまいました。
今では立派な大人の猫です。田中さん曰く、『以前は犬の餌を狙ってねずみがたくさん居たが、こいつらのおかげで居なくなった。』と、既に彼らを容認されています。
ここでは犬と猫は仲良く暮らしています。でも、他所の猫が通ると怒って吠えているようす。やっぱり家族意識なのでしょうか?

さあ、ここで今日の本題、この中でレディ子のお友達になって尻尾を振ってくれるのはどの子でしょうか?

答えは、シロちゃん、ボクサー君、そしてチビスケです。“呼び名のない子”はレディ子に吠えますし、猫はやっぱり逃げてしまいます。

レディ子はといえば、仔犬の頃は結構ボクサーに近寄っていました。
シロは兄弟のジュディ同様、レディ子をうっとうしがっていました。
チビスケはおっかなびっくりでした。

今ではシロも尻尾を振って、レディ子が近づいても怒らなくなりました。
チビスケはレディ子と遊ぶようになりました。
ボクサー君は相変わらずレディ子に親しげにしてくるのですが、レディ子の方がつれない態度であまり相手にしてあげません。
見ていてちょっと可愛そうです。

田中さんの所の犬や猫、そしてうちのジュディとレディ、皆貰われてきた動物達ばかりです。

昔は大抵の家では、どこかで貰ってきた犬を飼っていたように思います。
今も貰ってきた犬は多いでしょうが、ペットショップやブリーダーさんから買ってきた犬も以前では考えられないくらいたくさん居ます。
両者のうち、どちらの犬の方が、最後まで飼い切れず処分される割合が多いのでしょう?

私自身の見解では、残念ですが“飼ってきた犬”の方が多いような気がしてなりません。
現に、身近に居るボクサー君、そしてレディ子も、飼い切れず飼い主に捨てられた犬なわけですし。

お説教出来るほど立派な人間ではありませんし、ものすごく大事に飼っているとも言えませんが、同じように動物を飼われる方全てに対してこの事だけは意識していてもらいたいのです。

『あなたが貰ったのは、あなたが買ったのは、その動物と暮らす<権利>であり、その動物の<命>ではありません。』

自分のように大事にしてやって下さいね。