ジュディ犬気分屋ブロぐースタイル

ミックス犬ジュディよりも・・・その飼い主が日々経験したり感じた事柄を書いていく幅広めのブログです。

シロちゃん登場!

2005-11-08 22:02:03 | ワンコ(犬)
うちの工場の斜め前には身寄りのないワンコを心優しいが故に<結果的に>引き取られている『田中さん』という方の工場があります。
そこには白い大きなワンコの『シロ』がいます。彼の目は綺麗なブルーです。

この『シロ』ちゃん、実は『ジュディ』の兄弟なのです。
聞く所によると最初はこの子がうちに来るという話もあったとか。ですが結果的には『ジュディ』がうちに貰われてきました。
彼らは工場から少し離れた、砂や砂利を扱う?会社で生まれました。
お父さんは白い紀州犬、お母さんはハスキー犬だったそうです。
お父さんに当たる紀州犬は彼の晩年の頃、何度か見かけたことがあります。歳はとってもなかなか凛々しい感じの犬でした。
晩年はお腹に腫瘍が出来て死んでしまったと聞いています。

子犬の『ジュディ』と『シロ』はそこからこの辺りまでよく遊びに来ていたらしく、その事が縁となって貰われる事になったようです。
先に『ジュディ』が、続いて『シロ』が貰われて来たそうです。

『ジュディ』が貰われた後、一週間程して、元の会社に連れて行ったところ、『シロ』にも『母親』にも吠えられ『ジュディ』はビックリして逃げざるを得なかったそうです。
一週間の間に『ジュディ』には彼らとは違う“別の匂い”がついてしまったのでしょうか?それとも何か他に原因があったのでしょうか?
ともかく、<動物社会の厳しさ>を垣間見るような話です。

その後暫くしてから『シロ』が斜め向かいにやって来たらしいのですが、それ以降、今もお互いが仲良くなる事はありません。
互いに本気で相手を威嚇しあって吠えています。

幼少期を一緒の環境で過ごした同じ兄弟とは言え、性格はだいぶ異なります。
『シロ』は割合おとなしく、物静かな感じです。利巧で、飼い主の言う事や行動、周りの状況を理解して対応しています。
顔つきは『ジュディ』よりもさらにスッキリした感じですが、その青い目で見られると、知らない人はやはり“怖い”と思うかもしれませんね。
でも、本当に優しい犬です。(あまり他の犬を可愛がるとヤキモチは焼きますが)

他の犬と全く同じように生活している『シロ』ですが、実は彼にはハンディキャップがあります。
『田中さん』の所へ貰われてくる少し前の子犬の頃、何か悪さをしたのでしょうか?生まれた先で酷く扱われ、右の前足を骨折していたらしいのです。
そのままで置かれていた為、『田中さん』の所へ貰われて来てすぐに病院で診て貰った時にはもう手遅れで治す事が出来ない状態だったそうです。
ですので、今も足首部分と肘付近が変な感じに余分に曲がってしまい、カクカクした歩き方や走り方をしています。
『ジュディ』同様、もう10歳を過ぎ、かなり高齢になってきていますので将来がちょっと心配です。
(『チビクロ』も若い頃、畑を荒らした疑い?で酷く叩かれ肩の骨が変形していましたが最期近くまで歩けていましたので大丈夫なのかもしれませんが。)
「これからも元気に暮らしておくれ」と願うばかりです。

『田中さん』の工場には他にも4頭のワンコと2匹プラスアルファの猫が暮らしています。(そうそう、メダカにオタマジャクシもいました。)


彼らについても『ジュディのご近所さん』という事で折を見つけて書いていこうと思います。