ヒガシさんの山猫軒

ようこそのお運びで厚く御礼申し上げます。宮沢賢治の理想郷(イーハトーブ)を訪ねて三千里。ヒガシさんの伝記。

4月の読書メーター

2017-05-03 | 本のススメ
2017年4月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:809ページ
ナイス数:42ナイス

急行「北極号」急行「北極号」感想
クリスマス・イヴの夜中、少年は不思議な列車に乗って世界のてっぺんについた――。豊かな色彩の パステル画がイマジネーションをふくらませ、私たちの心に何かを訴えかけてくる。
読了日:4月30日 著者:クリス・ヴァン・オールズバーグ
西風号の遭難 (The Best 村上春樹の翻訳絵本集)西風号の遭難 (The Best 村上春樹の翻訳絵本集)感想
なんという幻想的な美しい絵本だろう。ヨットがカモメのように夜空をゆっくり飛んでいく。

好きの少年の不思議な冒険。カルデコット賞作家の代表作。
読了日:4月28日 著者:クリスヴァン・オールズバーグ
名前のない人 (The Best 村上春樹の翻訳絵本集)名前のない人 (The Best 村上春樹の翻訳絵本集)感想
夏から秋へと季節が移り変わろうとしている時、不思議な男がベイリーさんの農場で暮らすように なった----。空想と現実のはざまを歩き、神秘的な自然の心を描き上げた話題作。
読了日:4月26日 著者:村上春樹,ChrisVanAllsburg,クリス・ヴァン・オールズバーグ
昨夜のカレー、明日のパン (河出文庫)昨夜のカレー、明日のパン (河出文庫)感想
悲しいのに、幸せな気持ちにもなれるのだ―。
七年前、二十五才という若さであっけなく亡くなっ てしまった一樹。
結婚からたった二年で遺されてしまった嫁テツコと、一緒に暮らし続ける一樹の 父・ギフは、
、まわりの人々とともにゆるゆると彼の死を受け入れていく。
なにげない日々の中にちりばめられた、「コトバ」の力がじんわり心にしみてくる人気脚本家がはじめて綴った連作長編小 説。
読了日:4月23日 著者:木皿泉
乳と卵乳と卵感想
豊胸手術を受けるため、大阪から母巻子と娘の緑子が「私」の住む東京にやって来た。度重なる要因で気を病んでいて豊胸手術しか眼中にない巻子と、反抗期の緑子のコミュニケーション手段は「筆談」だった。緑子は思春期に入り初潮を迎え胸が膨らみ、陰毛が生えて来る自分の身体への不安や巻子への批判を、日記に書いたり筆談で巻子に伝える。巻子の妹である「私」は、巻子の悩みや、親子の会話を見て心配しつづける。
読了日:4月14日 著者:川上未映子
ピンクとグレーピンクとグレー感想
大阪から横浜へ越してきた小学生の大貴は、マンションで同い年の真吾と出会う。性格は全く違う2 人だったが惹かれあい、親友に。やがて高校生になった2人は、雑誌の読者モデルをきっかけに芸能 活動をスタート。同居も始めるが、真吾だけがスターダムを駆け上がっていくことで2人の仲は決裂 してしまうが…。ステージという世界の魔法、幻想に魅入られた幼なじみの2人の青年の愛と孤独を 鮮やかに描いた、切ない青春小説。
読了日:4月9日 著者:加藤シゲアキ
スクラップ・アンド・ビルドスクラップ・アンド・ビルド感想
早う死にたか」毎日のようにぼやく祖父の願いをかなえてあげようと、ともに暮らす孫の健斗は、ある計画を思いつく。
日々の筋トレ、転職活動。
肉体も生活も再構築中の青年の心は、衰えゆく生の隣で次第に変化して…。
閉塞感の中に可笑しみ漂う、新しい家族小説の誕生!第153回芥川賞受賞作。
読了日:4月3日 著者:羽田圭介

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