満ちるは桜。

好きなものを書いてる普通の人日記。

セックスなんか興味ない

2009年07月11日 15時49分31秒 | 漫画
きづきあきら+サトウナンキ先生作品。IKKI連載中。
一話だけ読んだとき、続きモノかと思ったくらいのぶつ切り感でした。
が。実は1話完結の読みきり連作?なんですわ。面白い。
連載第一回目の表紙は、タイトルと相まってめっさ挑発的で、
思わず手にとってレジ直行したい、って感じでした(笑)。
今回は太い女子の桃さんが主人公。
桃さん。桃さんの気持ちが痛いほどわかりすぎる。
隠し撮りして取材されてたんじゃないかって言うくらい(笑)共感する。
ただ、桃さんと違うのは行動に移してるかいないかって言う違いだ。
ま、つまり完全なる別人って事ですな。行動に移さなきゃ物語始まんないしね。
終り方はほのぼのと言うか、あったかい気持ちで読み終われました。
が、途中で桃さんが悩んでた気持ちは、すっごいわかる。
が、読んで気づいた現実もあった。
・若さが売りなら今しかない。
・若さが売りでもフツー体型じゃなきゃ断られる可能性が、ある。
・つか、フツー体型でいようよ。
的な。


桃さんはふと、誰にも愛されないで死んでいくのかなって思う。
でも、それなら結婚じゃなくて恋愛でも良かったのかなとか。

なんていうか、「誰かに愛されたい」って、素直に思ってる桃さんが良い。
すぐに「でも、家族や友達がいて、だから良いじゃん」
って、自分をごまかさないところが良い。
家族や友人がくれる愛と、自分が性的な意味で好きな相手がくれる愛は、
多少なりとも違うんじゃないかと思う。
変な言い方すると、「ラーメン食べたい」って言ってるんだけど、
「違う麺類が食べられるんだから良いじゃん。美味しいよ?」
って言われるのと似たような感覚と言うか・・・。ホントに変なたとえだな。
今自分が望んでいる種類では無いものをいくら薦められたって、
ありがたみはあるけど、空洞は埋められない。
感謝しないって意味ではないです。大切です。
でも、大切のベクトルが違うから、どうしようもない。

にしても、今回の『セックスなんか興味ない』は好きだったなぁ。
豆生田さんが
「昔はあんなにかわいかったのに。・・・なんて嘆く俺が想像できます。」
と言って地味に「今の桃さん可愛いよ」と言っている
高等テクを持っているのが素敵過ぎる。

つか、前回書いたプリキュア記事、「痛いの痛いの」じゃなくて、
「悪いの悪いの~」の間違いでした。本当に申し訳ありません。
と言うか、痛いの痛いの・・・って敵に対していってたら、
敵回復しちゃうっつーの、っていうね。
プリキュア、まだ4人目誕生しないのかな。

今、「MW-ムウ-」が読みたいです。
何でかって言うと完全なる腐女子理由でした。
何で、腐女子が楽しめる部分があるっことに気づいたのかって言うと、
きづきあきら先生のブログを読んでいて、
BLになるのかな?みたいな事を書いてらして、
それであらすじを調べたら・・・みたいな感じだったかなぁ。
結局、本屋でアッサリ手に入るかと思ったら、全然見つからず。
久しぶりにネット利用して手に入れました。
映画は読んでから観に行こうかなと思ってます。
にしても、山田孝之さんの神父さん姿を見ていたら、
何となく原作のほうも繊細な感じの姿なのかと思ったら、
原作は「男!!!!!」って言う感じのごつさでしたね。
何となく、「そこがまた、良い!!」と思ってしまった(笑)。
どっちの姿もアリだけど、原作の姿、好きです。
と言うか、手塚作品の男性でこんなに「男くさ!」って感じることが
あんまり無かったので、ビックリ。優しいイメージなんです。なぜか。
読むのが楽しみです。
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