満ちるは桜。

好きなものを書いてる普通の人日記。

MWを観てきた。-結城の賀来への愛が足りない!!-

2009年08月15日 01時06分28秒 | 漫画
結局、アクション映画なら興味ないといったにもかかわらず、
映画、観に行ってきました。
観に行った理由は、ものすごい偶然が五個位重なって、
すっごいMWへの熱が高まったところで「映画の日」になったためです。
千円じゃん!観に行かなきゃじゃん!!って、言う。


映画の感想は、終わりよければすべてよし!!っていう?
終わり方は好き。
ただ、もっとお腹がいっぱいのときに観てたら吐いてたと思う;;
なんたって、カーチェイスでぐらんぐらんに不安定な映像の後、
原作ではなかった展開で残酷なシーンが登場するからです。
車酔い状態の後、残酷なシーンって、めっちゃ気持ち悪くなるんですけどー!
刑事さんが原作のイメージを期待して観に行くとガッカリします(笑)。
そもそもあの刑事さんはあんな乱暴なことして、厳重注意されないのかな。
結城捕まえる前に刑事さんが捕まっちゃうんじゃ、とも思いました(笑)。
あと、誘拐されたフリをしていたお嬢さんは最低です。
お前・・・!なんてことしてんだよ・・・!!!
何か、別物にしようしようとしている感じがするのに、
肝心なところは原作通りにしようとするので訳わかめ、って言う。
気持ちの流れが、全然しっくりこない。
ドSみたいな玉木さんでしたね。山田さんもいい感じでした。
賀来が原作を読んでの原作版の個人的なイメージで言うと、
「ダメだよ・・・こんなことしてたら・・・
 でも結城が俺を誘惑してるんだから仕方ない部分もあるんだ
 でもこれは世間的にも社会的にも許されるはずは無いから・・・
 そもそも、俺が結城をあんな人にしてしまったんだから・・・
 どうすれば良いんだ(エンドレスで苦悩!)」
って言うイメージなんです。ぐっちゃぐちゃな感情というか。
始まりは女の子みたいな可愛さの結城に手を出してしまったことだったけど、
年を重ねるごとに、重ねた分だけの気持ちが整理されること無く重みを増して、みたいな。
インタビューで玉木さんが映画で足りないところは、
気になる人は原作を読んで補完すればいい、みたいなニュアンスに
インタビューを読んでいて感じることを、
おっしゃっていた気がするんですよね。
何か、原作と違う展開で、原作とは異なる設定なのに、
原作で補完するっておかしくない?と映画を観てから思ってしまった。
インタビュー読んだの勘違いだったのかなぁ。
大体、名前からして原作とは違うし。別キャラですもんね。。
私のインタビュー内容の解釈間違いだったのか。。。
大体、あの映画の2人の関係性で相手への特別な情って生まれるんだろうか。
船で取っ組み合って賀来を海へ突き落として、
「おもちゃを無くしてしまったな」って冷たく言い放つ結城。

愛が無いよぉー!

このセリフに愛が感じられず(笑)。
MWって、原作からしてそもそも2人の同性愛設定が必要だったのか?
必要なかったのでは?という意見もあるそうですね。
でも、仮に同性愛設定というか、あの2人の関係性、
賀来が結城に手を出してしまった罪悪感と誘惑を抗えない気持ちが無ければ、
たぶん賀来は結城が犯罪に手を染めた時点で警察へ突き出すよね。
賀来は大人になってからは正義感の強そうな人になったから。

少なくとも、あの映画Ver.の賀来が結城に手を出すように見えない(笑)。
賀来は映画で気弱ーな、いじめられっこみたいでしたね・・・途中。

ただ、終わり方は好きだったんだよなー。
原作と全然違ったなー。そしてやっぱりアクションものでした。
展開的に映画版では同性愛設定が無くてもアリなんだろうな。
そもそも結城が色仕掛けをしないんだから、
むしろ、暴力的な方で相手を追い詰めるしなぁ。
あと、これは復讐ものなのかなぁ。うーん。わからん。
コメント
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