池上優游涵泳

「料理と散歩と仕事で海外」「ベトナム生活あらかると」改め、「池上優游涵泳」として日々を綴っています。

4Kとは何でしょう?(その3)

2019-01-08 20:00:00 | 知識・学習

前回、様々な「画質」に対して求められる「接続速度」(または「配信速度」「放送速度」)において、端末の「画面サイズ」にも依ると書きましたが、

「画面サイズ」が小さくても、その「画面サイズ」に適切な「画素数」であれば、人間の目には綺麗に見えるものです。小さなスマホの画面で見る映像が「4K(4,096 x 2,160ピクセル)」である必要はありません。

逆に、物理的に「画面サイズ」が大きいだけで、「画素数」が少なければ、荒い「画質」で綺麗には見えません。

スマホ、タブレット、PC、テレビ、と画面の大きさは様々で、単純なイメージからしても、スマホのように小さい画面で「4K」は求められませんし、「4K」(高精細な画質を高速)で見たとしても(大量の「画素」を小さな画面に押し込んだとしても)、人の目で見て意味があることではないはず。

物理的な「画面サイズ」は、インチ(inch)で記述されるものですが、「画素数(ピクセル)」で、「画面サイズ(インチ)」が決まるものではなく(画面サイズ(インチ)から、画素数(ピクセル)の最大値は決まるとは思いますが)、独立したものですが、組み合わせで、人間の目で見る精細さ、「画質」が決まってきます。

そこで、「画質」を決める、物理的な「画面サイズ」と、「画素数」の関係「解像度」も整理してみます。

1. 解像度(ppi)

私は、iPhone7、iPad mini2、Mac Book Proを持っているのですが、それらの仕様を比較することで理解を深めていければと思います。

  画面サイズ(インチ) 画素数(ピクセル) 解像度(ppi)
Mac Book Pro 13.3 2,560 x 1,600 227
iPad mini2 7.9 2,048 x 1,536 326
iPhone7 4.7 1,334 x 750 326


Macの画面サイズは13.3インチ。「画素数」は、「4K(UHD)」(4,096 × 2,160)とはいきませんが、フルHD(1,920 × 1,080)以上を表示できることになります。

そして、「解像度」が、227ppi。この「ppi」がPixels per inch(1インチあたりのピクセル数)、「画素」の密度、画像、映像の精細さを表します。(インチは25.4mm)

iPadは、Macと比べて、画素数は、サイズの違いほどは違っておらず、「解像度」は、326 ppiとMacより高く、より精細であることが分かります。

iPhoneは、iPadと同じ「解像度」326ppiです。サイズは4.7インチと小さい分、画素数も比例して小さいので、その縮尺の割合が同じということで、これは同じRetinaディスプレイのスペックということでしょうか

でも、Macも同じRetinaディスプレイであったはず、「解像度」が低いのは何故?

よくよく仕様を見比べてみると、解像度の違いは、RetinaとRetina HDの違いらしいです。HDの方が、「画素」がより高密度で、また、デュアルドメインピクセルと呼ばれる技術によって視野角が広いとありました。

この仕様の違いは、iPhone、iPadと、Macの使い方の違いによるのかもしれません。iPhone、iPadは小さな画面を近くから見るものであることに対して、Mac(パソコン)は、比較的大きな画面を、目からやや距離をおいてみるもの。また、Macを使うときは、正面からディスプレイを見ますが(斜めからは見ないだろうなあ)、iPhone、iPadは使用している状況に応じて、ディスプレイへの角度があるので、より視野角が広い必要があるのかもしれません。

さて、以上の通り「解像度」についても正しく理解し、「4K」って正確にはどういうこと?から始まった、一連の画像・映像技術に関する勉強は、一旦終了することにします。

このように、何かのきっかけから、○○ってよく耳にするけどどういう意味だろう?○○って何となくわかるつもりでいたけど、正確にはどういうことだろう?などと思ったことを、専門的になりすぎず、適当なレベルで理解する試みを続けていきたいと思います。

ちなみに、「ppi」を調べていると、「dpi」との比較もよくわかったので紹介しておくと、

2. 解像度(dpi)

デジタル画像が、ディスプレイでピクセルだったものが、印刷される時、インクのドット(点)に変換され、印刷の精細さを表す、dot per inchになります。

ピクセルは正方形がびっしり敷き詰められていますが、ドットは画像の表現範囲が少なく、互いの間に隙間があり、「dpi」は「ppi」をだいたい2で割って得られる数字になるようです。スキャナーはドットで読み込んだものがピクセルになるので、dpiとppiが一致します。ということは、画像を印刷して、スキャナーで読むと、荒くなるという理屈か。

写真を印刷する標準品質は、150dpiとされていて、要は、最低150dpiで印刷すれば、人間の目には写真と同じ精細さに写るということ。逆に、150ppi以上の画像は、ディスプレイに綺麗に表示されるということであっているかな。

突き詰めていくと、キリがありませんので、本件はここまで。

ではでは

なお、「解像度」のことを、画面の「画素数」と同義とし、1インチあたりのピクセル数を「画素密度」と呼ぶことも正しいようですが、ここでの私の定義は、

「画素数」:1画面あたり、縦横のピクセル数

「解像度」:1インチあたりのピクセル数(ppi)

とさせていただきます。

改めて、ではでは

 


散歩で洗足池

2019-01-06 12:00:00 | 散歩

こんにちは。「散歩」のトピックです。

週末の朝は、池上近郊を1、2時間歩くのが日課ですが、いくつか自分の決まったコースがあり、そのコースの見所の紹介もしていきたいと思います。

まず、呑川を上るコースですが、うちを出て、(シンゴジラの第一形態が上陸した)呑川沿いに、鴨などの水鳥を眺めながら、上流に向かい

中原街道に出て、そのまま突っ切って東工大まで行って、来た道を戻るオプション(1時間)

そこからさらに東横線の都立大前まで行って、来た道を戻るオプション(1.5時間)

中原街道を五反田方面に右折し、洗足池を一周して、洗足池商店街から帰ってくるオプション(1.5時間)

がありますが、洗足池の季節感がいいので、洗足池一周コースを選択することが多いですかね。

他にも、呑川を下る、または、多摩川を上る、下るなどのコースもありますが、それらの紹介はまた別の機会とし、今回は「洗足池」を紹介したいと思います。

「洗足池」とは、古くから、灌漑用水として整備され、利用されてきたようです。日蓮上人が立ち寄った際に、池の水で手足を洗ったという伝説から、昔は「千束の大池」と呼ばれていたのが、「洗足池」という名前で広まったとか。

また、また、明治維新で新政府軍が本門寺に本営を置いていたことから、勝海舟は西郷隆盛を本門寺に再三訪ね、中原街道を通ううち、洗足池の自然を好むようになり、別邸を築いたとのことです。別邸は、戦後、失火で焼けてしまったものの、生前愛した洗足池の湖畔に葬るよう遺言したことから、夫婦の墓所があります。そして、その隣には、肝胆相照らした西郷隆盛の留魂碑が並んでいます。

さて、基本情報はこの程度に、「洗足池公園」を一周(逆時計回り)してみましょう。

私は、呑川の方から歩いて来ますが、電車で来るからは、洗足池駅で降ります。駅から中原街道を渡ると「洗足池公園」で、ボート乗り場が出迎えてくれます。



夏ならね。



なお、洗足池は、遊歩道と一般道の組み合わせで一周することになり、中原街道に面したところは、一般道の歩道です。右手の交番を過ぎると、左に入る路地があり、ここが逆時計回りの入口です。

まずは、勝海舟の別邸(洗足軒)跡の説明があり、



その反対側にキレイな洗足池図書館があり、

その奥にあるのが「妙福寺」です。竹藪がきれいで、情趣溢れる庵です。



ここに、日蓮上人が立ち寄った時に、袈裟をかけたとして、安藤広重が名所江戸百景の一つとして描いた「千束の池袈裟松」があります(まあ、それかどうかは伝承でしかないのですが)



日蓮上人のブロンズ像もあります(が、情趣としては、ちょっとマイナスかな)



さらに一般道を進むと、右手に勝海舟記念館(建設中)(旧清明文庫)があります。昨年(2018年)の大河ドラマで盛り上がり、そのような話になったのでしょうけど、今年(2019年)の夏オープンは、タイミング的に微妙な感じですね。



この界隈で、昨年は、「どんとこい!勝丼&せご丼」など、盛り上げようと頑張っていたんですが。まあ、旧清明文庫が1933年の建築とずいぶんと古いので、大河とは別に、リニューアルするのはそれはそれで。

その先に、ようやく公園の入口です。洗足池は外周約1キロ、歩くと約1.2キロだそうです。のんびり15分なので、そのくらいですね。



池の周りを歩き始めます。



勝海舟夫妻のお墓があります。夫婦並んでというのは珍しいようですね(まず、勝海舟が葬られてから、後に、奥様であった民子さんのお墓が、青山墓地から移設されました)



その隣は、西郷隆盛留魂詩碑です。西郷隆盛の戦死を悼んで、勝海舟が私費で建てたそうです。



池の風景です。秋の紅葉もいいのですが、個人的には、この澄んだ空気の中で見る、冬枯れの景色が好きです。





弁財天(厳島神社)です。



大田区立洗足池児童館という施設も隣接しています。



色々な催しも行われているようです。



その先には、「池月」という馬のブロンズ像があります。馬体の白い斑点が、あたかも池に映る月影のようだったので「池月」と命名され・・・



その隣は、「千束八幡神社」。「池月」「千束八幡神社」共に源頼朝所縁のものです。



境内には稲荷神社もありました。



神社の太鼓橋を渡って、



入口とは反対側から洗足池を眺めて、



中原街道に出れば、一周完歩です。

洗足池公園だけを歩いても、運動量時には物足りませんが、日蓮、勝海舟、源頼朝所縁の事物に触れて、歴史に想いを馳せるのもいいのではないでしょうか。

ではでは。


東海七福神巡り

2019-01-05 12:00:00 | 散歩

こんにちは。

元旦には池上七福神巡りを行い、他の七福神巡りもできれば、と書きましたが、今朝は東海七福神巡りをしてきました。

品川区のホームページによりますと、東海七福神とは、

  • 大黒天(有福)品川神社 品川区北品川3-7-15(電話3474-5575)
  • 布袋尊(大度量)養願寺 品川区北品川2-3-12(電話3471-9224)
  • 寿老人(寿命)一心寺 品川区北品川2-4-18(電話3471-3911)
  • 恵比須(清廉)荏原神社 品川区北品川2-30-28(電話3471-3457)
  • 毘沙門天(威光)品川寺 品川区南品川3-5-17(電話3474-3495)
  • 福禄寿(人望)天祖諏訪神社 品川区南大井1-4-1(電話3765-2061)
  • 弁財天(愛嬌)磐井神社 大田区大森北2-20-8(電話3761-2931)

のことですが、先月からオフィスが引越して、通勤経路といいますか、通勤時のウォーキングコースが変わる前は、毎朝、品川神社の前を通っていましたし、歩道にも、東海七福神のパネルなどが飾ってあるのを見ていたので、自宅のある池上七福神に次いで、興味はありましたので、さあ、参ってみましょう。

さて、今回も参考とさせていただきました、歩いてみたブログによりますと、朝の9:00に開始(色紙が買えたり、御朱印が押せたり)というので、9:00に品川神社に到着するよう予定を決めて、昨夜は寝たのですが、、、

早く起きすぎてしまったので、以前の通勤ウォーキングを懐かしくも思い、自宅から歩いて行ってしまいました(一見、遠いようにも思えますが、池上通りを歩いて一時間程度)。

普通の人にとっては、最寄駅は京急の新馬場駅です。駅から品川神社は第一京浜を渡ってすぐです。品川駅からでも、少しでも歩き慣れていれば、10分程度ですから苦にはならないでしょう(池上から歩くのは、異常です)

さあ、まずは品川神社です。通勤ウォーキングの頃、ちょっとした大きさの神社だな、とは感じていました。平日早朝にも関わらずお参りしている人も多く見かけていましたし。



入口には大黒天の石像がお出迎えしてくれます。



境内に登って、本堂を拝殿します。正月も五日になると、それほどの参詣客はいませんでした(まあ、朝早いこともありますかね)



続いて、第一京浜を渡って、養願寺(布袋尊)に向かいます。商店街から路地に入りますが、東海七福神の赤い幟が立っているので、迷わず行けることと思います。



三箇所目は、一心寺(寿老人)です。ここで、東海七福会(しながわ観光協会後援)の「おめぐり図」が配られており、以後、それを片手にまわることにしました。というものの、ひたすら旧東海道を歩いていけばいいんですけどね。



四箇所目は、荏原神社(恵比寿)です。目黒川沿いに建っており、赤い太鼓橋がか掛かっていて、如何にも神社らしい神社です。



さて、ここまでの四箇所は、近くに固まっているのですが、残る三箇所は、大森方向に、ちょっと距離があります。焦らず、のんびり行きましょう(かく言う私は、ここまで、既に10,000歩を歩いており、若干疲れ目)

ジュネーブ平和通りという、これはこれで由来を調べてみたい通りを越えると、品川寺(毘沙門天)があります。なお、”しながわでら”ではなく、”ほんせんじ”と読むようです。







なお、境内には、東海七福神とは別に、石像で、金生七福神(かのう)というのもありました。

さらに暫く歩き、立会川を越えると、六箇所目の天祖・諏訪神社(福禄寿)に到着します。



池上七福神の時は、木像が本堂に供えられていることが多く、写真を撮ることが憚られましたが、この福禄寿様は、堂々と表に出ていましたので、写真を撮って、頭を撫でさせていただきました。



さあ、しながわ水族館を超え、大森海岸駅を越えると、第一京浜の向こうに、本日最後の磐井神社(弁財天)が見えました。



道路を渡って、磐井神社の境内です。



初詣といいますか、宮参りでの参詣客が多いように思えます。



弁財天様は、というと、境内の左に、弁天沼とお社がありました。



はい、これで東海七福神巡り完了です。

なお、9:00から色紙が買えるからと、9:00に合わせて品川神社に赴いたものの、結局、御朱印用の色紙は買いませんでした。

池上七福神の時、なんだか、途中から夫婦揃って、お参り忘れて、スタンプ探しをしていたような気がして、今日は、ちょっとお参りに集中しようと思ったことと、池上七福神の色紙の飾り場所もまだ決まっておらず、そういくつも飾るものでもないかな、と品川神社で咄嗟に思ったことから。

まあ、しっかりお参りできたかどうかは、神様次第ですが、池上に続いて、念願の東海七福神巡りもできた2019年の正月でした。

いい事は望みませんが、心穏やか(優游)に、一年が過ごせますように。

ではでは。


4Kとは何でしょう?(その2)

2019-01-04 20:00:00 | 知識・学習

こんにちは。昨日、今日と一泊だけですが里帰りしてきました。東北ですが、それほど寒くは感じなかったものの、実家の床が冷たくて参りました。。。

さて、前回、「4K」をキーワードに、「画質」の勉強を開始しましたが、「画素数」が多いので「高精細」ではあるものの、それを「映像」して実現するには、「配信速度」が高くなければならないのではないかと考えました。

では、どのくらいの「速度」が必要なのでしょうか。

1. 配信速度(接続速度)

Netflixによると、

  • 0.5Mbps:BB接続に必要な最低接続速度
  • 1.5Mbps:BB接続に推奨される接続速度
  • 3.0Mbps:SD画質に推奨される接続速度
  • 5.0Mbps:HD画質に推奨される接続速度
  • 25Mbps:UHD画質に推奨される接続速度

「映像」を視聴する端末というか、画面サイズにも寄ると思いますが(次は「解像度」の勉強ですね)

スマホなら1.5~3Mbps程度。テレビでも5~6Mbpsあれば。4Kストリーミング再生なら25Mbps以上。

「4K」の走査線を、2,060本切り替えるための速度は、25Mbpsということ。

インターネットなら、「配信速度」というかISPとの「接続速度」がそれだけ必要で、「4K放送」というのは、それだけの速度でデジタル放送している、そのような技術が確立、サービス提供が可能となったということですね。

ちなみに、Streamingサイトで、視聴環境(繋いでいるインターネット)の「速度」に応じて、画質を480、720、1080から選ぶのは、SD画質(480p)、HD画質(720p)、フルHD(1080p)を選択していたことなんですね。

Youtubeでは以下が選択可能なようです(ただし、4Kからはディスプレイやグラフィックボードが対応していないとダメ)

  • 144p:画素数 256 × 144
  • 240p:画素数 400 × 226
  • 360p:画素数 640 × 480
  • 480p(SD):画素数 720 × 480
  • 720p(HD):画素数 1,280 × 720
  • 1,080p(Full HD):画素数 1,920 × 1,080
  • 2,160p(4K UHD):画素数 4,096 × 2,160
  • 4,320p(8K SHV):画素数 7,680 x 4,320

ところで、「画素数」と「速度」の関係に戻ると、「一画面の画素数」かける「走査線(画面)の切り替えの速さ」が、必要な「速度」になるのではないかと思いますが、「画面の切り替えの速さ」はどのくらいなのでしょうか。

2. 画面の切り替えの速さ

「画面の切り替えの速さ」は、「fps」というようです。

fpsは、frames per second の略で、1秒あたりのフレーム数という意味。

フレームとは、動画の1コマを指していて、私がここでいうところの「画面」のこと。

パソコンで扱う動画も、映画やテレビ、ビデオの映像も、基本的には少しずつ違った画像を次々と表示することで動く画像にしていますが、滑らかな動画に見せるには、ある程度のフレーム数が求められます。

テレビやビデオは普通、1秒間に 30フレーム(画面)を表示するようです。

一方、映画は 1秒間に 24フレームらしく(何故?)

パソコンで扱う動画も、テレビやビデオと同様に 30フレームが基本らしいのですが、必ずしもそうとは限らないようです(何故?)

フレーム数が増えると、それだけデータ量が増えます。そのため、1秒あたりのフレーム数を 15くらいまで落とすことがあるようです。これだと、少し滑らかさに欠けるものの、おおむね動画に見えるくらいらしいです。これより少ないと、動きがギクシャクしてコマ送りの感じになってくると。

人間の目にどう映るか、という観点で言えば、動きの速い映像はフレーム数が少なくてもよく、緩やかな画像はフレーム数が多くないと、フレームの切り替えに気づいてしまうのでは。実際、テレビかラジオで誰かが言ってましたが、「4K」や「8K」の高精細さを認識させるために、電気屋さんでは、のんびりした風景動画を流しているのだとか(本当か?)

他方、現在の HDTV では、1秒間に最大 60フレームまで実現されているという情報もありました。

ということで、「4K」とは、4,096 x 2,160ピクセルの画像の画面(フレーム)を、1秒間に30フレーム切り替える(30fps)であり、25Mbps以上の「速度」が求められることがわかりました。

なお、fields per secondを略したfpiも存在します。frames per inchとの違いですが、

インターレース走査の場合の、半分(奇数か、偶数)の走査線の一画面を、fieldと呼ぶので、インターレース走査の場合は、60fps(fields per second)であり、30fps(frames per second)であると。まあ、余談でした。

とはいえ、ようやく色々繋がってきました。

さて、文中にも少し触れましたが、本件、最後は「解像度」について勉強して〆ることにします。

ではでは。


4Kとは何でしょう?(その1)

2019-01-02 20:00:00 | 知識・学習

テレビを始めとるする様々なメディアで、「4K」という単語をよく聞きますが、

ざっくりと画素数が4K(4,000)あって、画質がいいんだろう、くらいの感覚で聞いています。

まあ、それで困ることはないのですが、もう少し知識の精度を上げるために、調べてみることにしました。

1. 画素数

「4K」とか「画質」とかで検索すると、

  • SD画質 → 480p = 画素数:720 × 480
  • HD画質 → 720p = 画素数:1,280 × 720
  • フルHD → 1,080p = 画素数:1,920 × 1,080
  • WQHD(2K) → 1,440p = 画素数:2,560 × 1,440
  • 4K(UHD)→ 2,160p=画素数:4,096 × 2,160 or 3,840 × 2,160
  • 8K(SHV)→ 4,320p = 画素数:7,680 × 4,320

という説明がありました。

つまり、画素数(ピクセル)が、横4,096 x 縦2,160ピクセルの映像であり、その横のピクセル数で「4K」と呼んでいるようです。

2. 画質

ちなみに、「UHD」など、「画質」を示しているような言葉は何かというと、

  • SD=Standard definition television=標準解像度テレビ
  • HD=High definition video=高精細度ビデオ(ハイビジョン)
  • UHD=Ultra High definition=超高精細
  • SHV=Super High-Vision=超高解像/高精細映像

「4K」の「UHD」とは、「Ultra High definition」、日本語では「超高精細」画質ということですね。

ただ、単に画素数が大きければ、画質がいいとか、映像品質が良い、とはならないように思えます。

3. 走査方式

そして、画素数の前の「2,160p」とは何でしょうか?縦の画素数(ピクセル)の「p」でしょうか?

たまたま、縦のピクセル数と同じで、「p」と略されているので、そのように考えてしまうところですが、調べてみると、この「p」は、

p= progressive scan = プログレッシブ走査(ノンインターレース走査)

テレビやモニタなどの映像表示方式の一つで、画面を構成する走査線の書き込み作業を上から下へと順番に行って画像を表示する技術のことです。

旧来のアナログ放送では、走査線を偶数の線と奇数の線とに分けて、飛び越し走査する技術(インターレース)が採用されていましたが、1画面を本来の半分の走査線数で表示するため、画質が高いとはいえなかったようです。(これは、ブラウン管時代の技術では、1画面のすべての走査線を上から下に表示すると、一番下に行くまで、一番上の発光が持たなかったので、このようにしたそうです)

デジタル放送では、1画面を上から順番に走査するプログレッシブ(ノンインターレース)を採用しているため、ちらつきのない画質の高い映像が得られるようになった、云々

つまり、映像表示技術の形式を表しており、その走査線は、横に走っているものなので、走査線の「数」は、縦の「画素数(ピクセル)」と一緒になり、2,160本の走査線を切り替えることを、「2,160p」と表現しています。
何だか紛らわしいですね。「4K」「8K」と何故、横の画素数で呼んでいるのでしょうか?個人的には、縦の走査線の本数で呼ぶ方が適切に思えるのですが。。。

それと区別するためか、画面の呼び名としては、4K2K、8K4Kともいうようです。

ちなみに、

  • DVD → 480i = 画素数:720×480
  • Blu-ray → 1,080p or 1,080i= 画素数:1,920×1,080
  • 4K Ultra HD Blu-ray → 2,160p= 画素数:3,820×2,160
  • 地上デジタル放送 → 1,080i= 画素数:1,440×1,080
  • BSデジタル放送 → 1,080i = 画素数:1,920×1,080

(「i」はインターレース走査)

と比較すると、「4K」が、より高精細であることがイメージできます。

DVDが480i、つまり240p相当と考えると、4Kの2160pは、同じサイズのディスプレイならその10倍きれい、精細ということで、ブルーレイはDVDの2倍か4倍で、フルHD(2K)のストリーミングと同じ、「4K」は更に倍、という理解でいいのかな?

なんだか、DVDやブルーレイというメディアをライブラリせず、Netflixなどで視聴権を買っておき、映像配信技術の向上は、サービスサイドに期待するのが正しい選択に思えてきました。

しかし、DVDやブルーレイは、「配信速度」は関係ありません。テレビやインターネットで、「画素数」が大きな「画面」を一気に切り替えるには、「配信速度」が影響するはず。

次は、その「配信速度」を勉強してみようと思います。

ではでは。


初詣は池上七福神

2019-01-01 16:00:00 | 散歩

改めまして、明けましておめでとうございます。

(ご挨拶に続く)最初の投稿ですが、元旦ですので、初詣の話です。

池上に住むようになってから、暫く経ちますし、方々散歩で歩いていると、池上七福神の幟の立つお寺を見かけたりします。

いつかは行こうと思っていましたが、お正月には七福神巡りと行い、御朱印を集めることが縁起がいいようなことが各所で紹介されていましたので、あえて、今日この日まで、七福神巡りは控えていましたが、ようやく実施することとなりました。

なお、大田区観光情報センターによると、池上七福神とは、

  1. 恵比寿天(養源寺):商業漁業繁栄、家庭円満の福の神。
  2. 大黒天(馬頭観音堂):米俵をふるまえる裕福の台所守護神。
  3. 弁財天(厳定院):芸術、弁舌、才智、財宝を司る女神。
  4. 毘沙門天(微妙庵):威光と財宝授与の北方守護の武神。
  5. 布袋尊(曹禅寺):福徳、円満、忍耐を授ける弥勒菩薩の化身神。
  6. 福禄寿(本成院):福と禄と寿命を授ける老人神。
  7. 樹老人(妙見堂):長寿と学びを授ける老人神。

所在地、行き方は、公のパンフレットもあれば、個人のHPなどでも紹介されていますので、それらを参考に巡ってみました。それと、この時期、お寺に何種類か置かれてもありました。

【参考】

さて、出発です。

まずは、布袋尊(曹禅寺)です。色紙を購入できるところが限られているようなので、こちらから出発します。池上駅から5分程度歩きます。それと、ここから、時計回りにぐるっと回りやすく、最後に本門寺で〆るにもいいでしょう。



なお、写真はお寺を写したもののみです。七福神像を写すのは、なんとなく失礼な感じがしたもので。

続いて、毘沙門天(微妙庵)。池上通りと第二京浜の交わるあたり。



三箇所目は、大黒天(馬頭観音堂)。池上警察署の裏手にありますが、改修中とのことで立ち入ることはできず(改修中というか、ただ寂れているように見えるのですが、、、まあ、寂れた趣があるとも言えます)、大黒天様は、最後に予定している養源寺におられるとのこと。



四箇所目は、本門寺近く、弁財天(厳定院)。



五箇所目は、人混みがごった返している本門寺前、煎餅屋の横にひっそりと、福禄寿(本成院)。気づかず一度通り過ぎました。



六箇所目は、樹老人(妙見堂)。急な階段を上るので、うちの奥さんは渋い顔です。早朝、ウォーキングで通りかかると、トレーニングなのでしょうね、駆け上るランナーを何人も見かけます。ちょっと奥まったところにあるので、トレーニングしやすいのかもしれません(流石に、本門寺の階段では気が引けるのか)。



最後は、養源寺です。夏には、櫓が建てられ、盆踊りが行われ、時々音楽コンサートなども開催されているようで、なかなかイベント気質の高いお寺です。



そして、今回は、お囃子、獅子舞が行われていました。獅子舞に頭をパクパクされ、奥様も大満足です。



ということで、念願の池上七福神巡りを完遂。御朱印もコンプリートしました。



おまけに、池上本門寺への参詣ですが、



人が多すぎて、



本堂にたどり着くには、どれだけ時間がかかるのかわからず(整然と並ぶ日本人はすごいな、と改めて感動)、昨年の鶴岡八幡宮に続いての、本堂お参りは挫折、となりました。

最後に、上記参考にさせていただいた、歩いてみたブログにも色々紹介されているのですが、他の「七福神」も近所に色々あるようで、正月休み中に、できればいくつかお参りしてみて、本門寺本堂お参り挫折のマイナス分を補完したいと思います。

ではでは。


はじめに

2019-01-01 10:00:00 | 雑感・日記

明けましておめでとうございます。

Chayank(ちゃやんく)と申します。

2019年を迎え、改めてブログを開始したいと思います。皆さまよろしくお願いします。

これまで、以下のブログを運営してきました。
「料理と散歩と仕事で海外」改め「ベトナム生活あらかると」
基本的には、散歩、料理など、先のブログと変わらぬトピックも多いと思いますが、海外ビジネスの第一線から退くこととなり、海外赴任先の生活、海外出張に関して書くことはもはやないと思いますので、気持ちを切り替えるためにも、新しいブログサイトで再開することにしました。

今後は、新しく興味を持った様々なジャンルの知識を深めていき、その成り行きを綴っていければいいかな、と考える次第です。

差し当たり、楽天レシピにオリジナルレシピを掲載していったり、
散歩の風景、少し遠出した旅行記、
メディアで紹介されているバズワードを調べて、まとめて見たり、
パソコン、スマホの活用方法などを、トピックに取り上げていきたいと思います。

また、いずれは、気持ちを切り替えるに至った経緯も振り返って見ようかとも考えています。

何れにしても、今後、どのようなブログになっていくか、本人も試行錯誤していくこととなります。ブログのタイトルにした優游涵泳としたものでありたいと思います。

よろしくお願いします。


新年の挨拶

2019-01-01 00:00:00 | 雑感・日記

皆さま、明けましておめでとうございます。

ブログの再開についてですが、あれこれ考えましたが、
ベトナムをはじめとする海外での情報などを検索して、辿り着かれる方もいらっしゃるようですので、
ブログのタイトルを改めることはやめることとしたいと思います。

そのような次第にて、ブログの再開は新しいサイト「池上優游涵泳」で行うこととしました。
海外の話はなくなり、のんびり生活感漂うものになるかと思います。

まだ、挨拶しか掲載していませんが、よろしければ、今後、気が向いたときにのぞいてみて下さい。

これまでありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

Chayank


現在までの変遷

「料理と散歩と仕事で海外」として、タイトルの通り、趣味の料理と散歩、そして出張する海外の情報を掲載していましたが、ハノイ赴任となり「ベトナム生活あらかると」でベトナム生活、近隣の国への旅行模様などを掲載するようになり、一時、仕事が忙しく更新が滞りましたが、2017年末に帰任し、2019年から改めて「池上優游涵泳」として、知識探求、スローライフを紹介しています。

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