池上優游涵泳

「料理と散歩と仕事で海外」「ベトナム生活あらかると」改め、「池上優游涵泳」として日々を綴っています。

nanacoで固定資産税

2019-01-24 20:00:00 | 知識・学習

こんばんは。

今夜は、他の電子マネー/ポイントサービスとは一線を画すnanacoの活用です。

一昨年、ベトナムから帰任した時、猫も杓子もポイントを使っていたので、もっぱらJALカードでマイルを貯めていた私も、今後、マイルを使う機会がなくなりそう(貯める必要がなくなりそう)なこともあり、

中身はよくわからないものの、とりあえずTポイント、dポイント、Ponta、そしてnanacoを申し込んでみました。

楽天、イオン(WAON)はクレジットカードで持っていたので、さあ、これでどこで買い物しようと、何かしらのポイントは付くぞ!と

さて、それら様々な電子マネー、ポイントサービスの中で、nanacoの特徴は

  • カード発行手数料を300円払う(しかも、先にWEB申請して、セブンイレブンで受け取る)
  • iPhoneのモバイル版がない(ので、カードを買ってみた)
  • カードを入手後、パソコンでいろいろ登録するし、照会の仕方も、なんか手間がかかる。
  • 店頭で現金でチャージする他、クレジットカードでもできるが、チャージできるクレジットカードが限られ、そのカードを登録しなければならない(カードをチャージの都度変えられない。いちいち登録しなおす)
  • ギフトカードとかキャンペーンでもらったポイントは、一旦、センタ預かりとなり、レジかATMで移行しないと電子マネーとして使えない。
  • 買い物でポイントが付くが、これは電子マネーではなく、レジまたはチャージ機で、ポイントから電子マネーのnanacoに変えねばならない。ATMではできない。セブンイレブンのレジか、ヨーカドーに行かないと。
  • 電子マネーにはないが、ポイントには有効期限がある。

と、決してアドバンテージにはならない特徴が多々あります。

Tポイント、dポイント、Ponta、楽天がポイントのまま使えることに比較して、

ポイントを貯めて、電子マネーに変換する、センタ預かりは店頭の機械でカードにチャージするなど、手間がかかり、むしろ、WAONと似たサービスですね。

ポイントサービスって、ポイントのまま使えるものと、電子マネーに変換して使うものに大別されるのかもしれませんね(システムのプラットフォームが二種類なのかしら?)。

あと、電子マネーにおいては、プリペイド(チャージ)、ポストペイド(カード決済)という分け方もありますね。

さてさて、たまたまヨーカドー(近所にはない)で買い物する機会があり、一回使って以来、全然、使う機会がない状態で一年(ポイントもそろそろ切れそう)。

そこらじゅうにあるセブンイレブンで使えばいいのでは?と思われるかもしれませんが、

クレジットカードやアプリで貯まったTポイント、dポイント、Ponta、楽天、を優先的にコンビニやドラックストアで使うことにしているので、あえて、セブンイレブンに行くことがないし、他のポイントがたまる店で、わざわざnanacoを使う必要もないのです。

という状況なのですが、nanacoが活きる、使い方を知る機会がありました。

固定資産税(というか税金)の支払いです。

自治体にもよりますが、東京都は固定資産税をクレジットカードで支払えます。

代行収納しているコンビニの店頭では使えませんが、東京都の支払いサイトがあり、ここでクレジットカード払いできます。

しかし、決済手数料が73円/10,000円(消費税別)がかかるので、仮に固定資産税が100,000円であった場合、100,000円+730円+58円=100,788円かかることになります。

カードのポイント率が1%であれば、1007ポイント付きますが、788円多く払うので、差し引き、219(0.2%)しかポイントが付かなかった気分です。

なので、クレジットカードで直接払わず、

nanacoであれば、ショッピングポイントは付かないものの、セブンイレブンの店頭での代行収納で使えるので、

まず、クレジットカードでnanacoにチャージして、店頭で、nanacoで支払えば

100,000円のクレジットカード利用で、0.5%でも500ポイント。決済手数料+税金が不要になります。

nanacoへのチャージができるカードは限られていて、どのカードがいいのかはエキスパートのアドバイス(ノマド的節約術)を聞いて欲しいのですが、

これまで、現金で払わねばならないと思っていた方、クレジットカードで払うことができない自治体の方は、nanancoで少し得してみましょう。

なお、これは、クレジットカード、電子マネーでは払えないものの、nanacoで払えるものには共通の利点です。

税金(固定資産税に限らず、国民年金、国民健康保険、自動車税、都(県)に払う税金全般)、切手、ハガキ、金券、ゴミ処理券などはクレジットカード、電子マネーは不可ですが、

なぜかセブンイレブンでnanacoでは払えますので、現金ではなく、nanacoで払えば、ちょっとお得なキャッシュレスです。(セブンイレブンでご利用可能な支払い方法

ただし、nanacoに現金でチャージしていたら、元も子もありませんので、クレジットカードでチャージすることを忘れずに。

あと、クレジットカードチャージはWEBで行いますが、即日反映されませんので、時間には余裕をもつように。

固定資産税に話を戻しますが、nanacoの一回当たりのチャージ限度額が50,000円ですので、一括払いでは払えない場合が多いかと思います。

しかし、固定資産税の支払いは、一括か四分割か選べますし、分割だから金利を取られるということもないので、一括が50,000円以上の場合、四分割で払うといいかと。

ただ、三か月毎の支払期日をわすれぬように。

なお、WAONも、同じような使い方ができます(仕組みというか、使いにくさ、ピンポイントでのアドバンテージが似ていますよね)

最後に。これらは、お買い物に使えるポイントを得るための、比較であるので、マイルを貯めたい方は、決済手数料を払ってでも、マイルがつくクレジットカードを選ばれるのではないでしょうか。

1マイル=1ポイント=1円のような交換比率もありますが、マイルの価値は、航空券、アップグレードの価値に換算すると、はるかに大きいので、自分がマイラーなら、マイルを選びますね。

あくまで、個人の価値の置きどころで判断してくださいね。

ではでは


現在までの変遷

「料理と散歩と仕事で海外」として、タイトルの通り、趣味の料理と散歩、そして出張する海外の情報を掲載していましたが、ハノイ赴任となり「ベトナム生活あらかると」でベトナム生活、近隣の国への旅行模様などを掲載するようになり、一時、仕事が忙しく更新が滞りましたが、2017年末に帰任し、2019年から改めて「池上優游涵泳」として、知識探求、スローライフを紹介しています。

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