抹茶味の珈琲店

ここにあるのはしょうもない戯言・・・それでも来てくれた皆様に感謝。
どうぞ、風変わりな文章をお楽しみください。

裏話(その2)

2008-08-03 01:16:05 | Cynical Knight 裏話
ウィル「えー、というワケで始まりました。小説裏話第二弾です」
リヒター「え?アレって一回限りの使い捨てじゃなかったのか?」
ウィル「いやー・・・でも(その1)って書いちゃった以上は続編作らなきゃ・・・」
リヒター「あ~あ、だるい」
ウィル「そう言わずにやりましょうよ・・・。僕だってだるいんですから・・・」


ウィル「あ、そうそう。今回は特別ゲストを呼んでおります」
リヒター「何?何々?ま、まさか、あの有名な漫才コンビ・ぼれろの二人が来てるのか?」
ウィル「知名度の微妙な芸人を出さないでくださいよ・・・。だいたい、現実世界の人間が来るわけないじゃないですか。」
リヒター「ま、そりゃそうだが。」
ウィル「というわけで、ゲストの入場です!みなさん、拍手~~~」

(ウィル君一人だけがぱちぱち手を叩く中、ゲスト入場)

ちゃーみー「うぃーっす。よーっす。うっす。うすっ。みんな大好きちゃーみー様だよーん♪」

リヒター「・・・・・・しょ、少年・・・まさかコイツがゲストじゃないだろうな・・・」
ウィル「いや、話の流れ的にそれはないでしょう」
リヒター「いや待て。この小説には十分変人がいるんだぞ。それでさらにこんな変態作者を呼んでどうするんだよ」
ウィル「大丈夫ですよ。現実世界じゃマトモな人らしいですし」
リヒター「じゃあなんであんな話し方してるんだよ!?」
ちゃーみー「いやー、それがさ。ウィル君の性格は僕のものを移植してるんだよね。で、僕が素でしゃべっちゃうと、ウィル君のセリフとかぶっちゃうワケ。どぅーゆーあんだすたん?」
リヒター「・・・もういい。このコーナー早く終わらせちまおう」


ウィル「あれ?ちゃーみーさんの背中になんだか分からないボタンがついてますよ」
ちゃーみー「ああ、ソレは何もないから。押しちゃダメよ。押しちゃダメよ。ダメ、ゼッタイ」
ウィル「そう言われると押したくなるんだよなー・・・ぽちっとな」
ちゃーみー「ダメだったら・・・あう・・・ちょ・・・おま・・・」

ちゃーみー「・・・なんだオメェら。ん?ああ、なんか俺が書いてた小説のキャラか。相変わらずショボい格好だなー」
ウィル「ど、どうしたんですか、急に・・・」
ちゃーみー「うるせぇ!ヘッポコ主人公!オマエの職業『冒険家』にしちまったから武器がイマイチわからねぇんだよ!没個性めが!」
ウィル「・・・僕って冒険家だったんだ・・・」
リヒター「っていうか、また自分で嫌がるような設定してるんだな・・・」
ちゃーみー「うるせぇ!リヒター!テメェの出番を序盤だけにしてやろうか!」
リヒター「・・・別にいいよ。何もしない方が楽だし。」
ちゃーみー「ああ?だったら登場回数増やしてやる。中盤でメインで使ってやるからなコノヤロー!」
ウィル「それって嫌がらせじゃありませんよね?・・・っていうか疲れてきたから、もういっかい。ぽちっとな」
ちゃーみー「・・・・・・・・・んあ?どうしたの?なんかリヒター君が苦笑いをしてるんだけど」
ウィル「・・・世の中には知らなくていいことと知っちゃ行けないことがあるんですよ」
ちゃーみー「あ、それ僕のセリフ」


ちゃーみー「んで、何か話題ないの?」
ウィル「別に決まってませんね。今日はせっかく作者様に来ていただいてることですし、小説の裏話でも教えてもらいましょうか」
リヒター「っていうか、それがメインなんだけどな」
ちゃーみー「・・・困ったなぁ。裏設定とか特にないんだよ。あるにはあるけどまだ話に出てきてないからね・・・」
ウィル「んじゃあ、リヒターさんが誕生した時の話を教えてください」
リヒター「何っ?やめろ。待て。待ちたまえ。俺ができた時の話なんて面白くないだろう?それをわざわざ・・・」
ちゃーみー「リヒター君誕生秘話か・・・困ったな。どこから話しましょうか・・・」
リヒター「俺の話を聞けッッッ!」

ちゃーみー「えっとですね・・・『Cynical Knight』の原型ができた時、リヒター君は実はヒロインだったんだよ。もっとも、今とは名前が違うけどね」
ウィル「はい?ヒロインですか?ヒロインって、女性がなるものですよね・・・?」
ちゃーみー「うん。リヒター君は当初、女キャラとして誕生したワケよ。ジェーンって名前だったんだけどね。今ともだいぶ設定違っててさ。ニヤニヤ笑う所ぐらいしか今のリヒター君との共通点はないよ。」
ウィル「ジェーン・・・ですか」
ちゃーみー「うん。当時の主人公はキミじゃなくて今のギルドマスターだったな。その時から彼は名前が設定されてないんだけど。それはともかく、当時の予定ではジェーンとマスターがちっちゃいギルドを大きくしていくって話だったのよ」
ウィル「そこからどうして今の話ができたんですか?」
ちゃーみー「それが、昔の話ではストーリーが作れなくってさ。毎話新キャラが出てくるし、仲間集めばっかでギルドらしい仕事はしないし。キャラクターデザインも量がハンパなかったからね」
ウィル「それで今の話になったということですか」
ちゃーみー「そう。ギルドのマスターじゃなくて、しがないギルド員を主人公にしてみようって思ったの。それもまだギルドのメンバー全員と会ったことのない新人さんをね♪」
ウィル「なるほど・・・で、リヒターさんが男になったのは?」
ちゃーみー「あう。それ訊いちゃう?あのね・・・さっき言ったように場面設定を大きく変えたはいいんだけど、女キャラが多くなってね・・・。で、元ヒロインのジェーンに男になってもらったのよ」
ウィル「・・・作者がしっかりしていれば『ジェーン』ってキャラがいたんですね・・・」


ウィル「リヒターさんの(というよりこの小説の)誕生秘話を聞けたのはいいんですけど、もう一つ質問いいですか?」
ちゃーみー「え~?さっきので終わりでいいやン・・・」
ウィル「そう面倒がらずに・・・。リヒター・L・マルクルってどうやって考えた名前なんですか?」
ちゃーみー「ああ、それ訊いちゃう?やめた方がいいよ。うん、言ったぞ。僕は止めたからな。僕に責任はないからな」
ウィル「責任は僕が持つから、言ってください」
ちゃーみー「えっと、ジェーンを何か違うキャラに差し替える時に、何て名前にしようか考えたんだけどね。なんか、Lってつけたいなーって思ったんだよね」
ウィル「なんでLですか?」
ちゃーみー「うーん・・・だって、変な笑いをする男って考えたら、デスノートのLがパッて浮かんでね。で、Lにこだわったわけ。リヒターって名前が出たのは・・・やっぱゲームの影響かな」
ウィル「TOS-Rですか」
ちゃーみー「うん。それ」
ウィル「でもTOS-Rのリヒター・アーベントはRichter Abendですが・・・」
ちゃーみー「・・・うわぁ。それ、絶対に突っ込まれると思ったんだよ。でもさ、まさか自分が作った主人公が言うとは思わなかったね。生みの親をはめるなんてさ・・・。あれだね。まさしくエイリアンVSプレデターだね」
ウィル「・・・それで、ファミリーネームはどうやってつけたんですか」
ちゃーみー「えっと、さっき言ったようにリヒター君はジェーンってキャラから生まれたんだけどさ。その時、なんかジェーンの面影を残したかったのよね。それで、ジェーンの絵(ノートに書いた落書き)を見たらさ、あの、俗に言うお嬢様ヘアーでさ。なんかこう・・・丸くてクルッって巻いてあったんだよね・・・
ウィル「まさか・・・」
ちゃーみー「そう、もうオチは読めたよね?ジェーンの髪が丸くてクルッてしてたから、『マルクル』って名前ができたんだよね。んで、『リヒター・マルクル』って、多分適当につけたからだと思うけど、語呂が悪く感じたのよ。それで、ミドルネームとして<L>ってつけたわけ。」
ウィル「あれ?ミドルネームって『ロングベル』じゃなかったんですか?」
ちゃーみー「ああ、それはなんか『Lってなんですか』みたいな質問が来たから適当に『ロングベル』ってつけたのよ。Lから始まる単語って考えたら『long』が浮かんでさ」
ウィル「・・・つまり、その質問がなかったらミドルネームはついてなかったと?」
ちゃーみー「そゆこと♪」
ウィル「・・・適当ですね」
ちゃーみー「今更なにいってんの♪」


ウィル「ところで、さっきからリヒターさんが空気状態なんですが・・・」
ちゃーみー「あ、それ『作者の都合』ってヤツでリヒター君のセリフをカットして、キミにも聞こえないようにしてたんだけど、やっぱいる?」
ウィル「・・・いるんじゃないですか?」
ちゃーみー「そっかぁ・・・じゃ、リヒター君、カミング☆バック!」

リヒター「・・・だから俺の誕生した時なんてのはだなぁ・・・おい、聞いてんのか!」
ウィル「・・・ひょっとして今までずっと文句言ってたんですか?」
リヒター「何を言っているんだ、少年。俺はさっきから騒いでいただろうが!」
ウィル(スゴい・・・ある意味この人スゴい・・・)


ちゃーみー「んじゃ、今日はコレでお開きにしますか~」
ウィル「あ、コメントに返事しなくてもいいんですか?」
ちゃーみー「別にいいでしょ・・・あんなゲームの値段がどうのこうのうんちくたれてる変態さんに返事しなくても・・・ねぇ?リヒター君」
リヒター「そこで俺に振るか」
ちゃーみー「だいたいさ・・・もう僕眠いんだよね・・・今、1時だし」
ウィル「そんな、そんな終わり方でいいんですか?このブログはいつも終わりがグダグダになるって評判なんですよ?その汚名を返上しないんですか?」
ちゃーみー「え~?だって、だるいじゃん・・・」
ウィル(だめだ、この人・・・早く何とかしないと・・・ って、そういえばボタン押せば人格変わるんじゃなかったっけ?あっちの性格も疲れるけど、今よりはマシかも・・・よし、ぽちっとな)

ちゃーみー「ああ?勝手にボタンさわってんじゃねーよ!便利ボタンじゃねーんだぞ!押しても横断歩道は赤のままだぞ!渡りたきゃあ青になるまで待ってやがれやぁぁぁああ!!!」
ウィル(相変わらず支離滅裂だ・・・)
ちゃーみー「だいたい今何時だぁ!?1時じゃねーか!メンドイ時間になにやろうってんだ!」
ウィル「あっと、えーっと、その、コメント回答をしておかなくていいんですか?」
ちゃーみー「ああん?だりぃな・・・。ああ、今日はもうやめだ!コメント回答なんざしなくったってカウンターは減らないさ。何をどう間違ったってゼロからマイナスになることはないんだからなあ!」
ウィル「・・・一応、ゼロではないです」
ちゃーみー「うるせぇ!細かいこと気にしてるからオマエは背が伸びねーんだよ!ありえねー前髪しやがってよお!」
ウィル「・・・そのセリフはとりあえず僕の絵を描いてから言ってくれませんか?」
ちゃーみー「ああ?だりぃな。これか?この絵をアップすればいいのか?」
ウィル「ああ、それはまだ色塗ってない下書き・・・」



ちゃーみー「ああ、今日はもう寝る!めんどくせーことさせやがって」
ウィル(口が悪くなってもちゃーみーさんはちゃーみーさんなんだなぁ・・・)