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病める心も身体もよみがえる。本来の鍼のびっくり効果‼ ハリで心も身体も元気になった。

「原点に基づく快微鍼 表刺・置鍼法」を土台に、新たな医学・医療の創造をめざす、超高齢チャレンジ鍼灸師の歩み。

傳田先生著「皮膚は考える」は凄い。鍼医術とつながった。

2019-11-21 19:20:19 | 私がめざす「快微鍼 表刺・置鍼法」
資生堂の研究者・傳田光洋先生の新しい皮膚学説は凄い。
「皮膚の全く新しいとらえ方」で現代医学を揺さぶり、
鍼医術とつながった。

「身体の健康,こころの健康も皮膚から」
これはまさに鍼医学の基本です。
先生は皮膚を身体の単なる一つの「臓器」でなく
全身を覆い、すべての内臓を守り健康を保つ役割を持つ
「外臓」としてとらえました。
これは鍼医術の観点と同じです。

そして皮膚の構造の現代医学的把握を深めました。
「表皮」「真皮」「皮下組織」3層の仕組みを明確にしました。

鍼を刺した時の「感じ方」の深さによる違いも明らかになり
私の「鍼は表皮」に刺していると理解し、治療実践を重ね、
「表皮刺・置鍼法」としての確立を目指してきました。

しかし、これは間違いでした。
原典に基づく「古来の鍼」は、「表皮」には刺しません。
鍼を刺す「ツボ」は、「表」に刺すもので「皮」すなわち「皮膚」には
刺しません。
この違いを実際の臨床現場で学びました。

「原典」では「ツボは皮肉筋骨にはあらず」として
融通無碍な鍼治療の奥深さ、生きるこころと身体の
健康を守る仕組みと刺し方を示しています。

私は「快微鍼 表刺・置鍼法」の確立をめざし研鑽を深めます。😁 


ひどい不眠症から「うつ状態」になった49歳主婦が元気に来院!

2019-11-19 18:59:46 | 私がめざす「快微鍼 表刺・置鍼法」
何年も、ひどい不眠症から「うつ状態」になって苦しんだ主婦が、
三年前の最初の治療で「ベッド」に眠ってしまいました。
それ以後、今日までほとんど毎週「安眠」をめざし通院してくれています。

「初診時の本人カルテ」は、愁訴びっしりの記載です。
そのまま書いてみます。
「自律神経失調症、不眠、首肩背中の凝り、頭重感、やる気なし、
寒いのに大量の発汗、安静時の動悸、身体がふわふわするめまい、
足先だけが冷たくしびれる。過敏性腸症候群、息苦しい・・・・
「既往症」は,小児喘息、と経過観察中甲状腺肥大でした。

最初の治療で、本人の意思により
服用していた「抗うつ薬」「睡眠薬」をはじめ10種類以上の薬を
すべてキッパリと止めて、「鍼治療」一本で生きると決めたようでした。

現在は、 「初診時の愁訴」はほとんどなくなり
健康クラブでトレーニングを楽しみながら元気に暮らしています。
そして、週1回くらいのペースで通院して下さっています。😃 

諦めていた「20年来の下肢痛」が、1回の鍼治療で楽になった!

2019-11-17 19:21:12 | 私がめざす「快微鍼 表刺・置鍼法」
この患者さんは、33年来の患者です。最初は「右手の腱鞘炎」で
整形外科医院に数年通院してもほとんど改善が見られず、
友人の紹介で来院された方です。

勿論それほど時間がかからないで「腱鞘炎は完治」しました。
それ以後ずっといろいろな疾病で受診して下さっています。

11月13日には、しばらくぶりで「右坐骨神経痛「めまいでの来院でした。
たまたま話が「老化現象による痛み」になり、かかりつけの内科の先生に
これはどうしようもないもので、何とか我慢して痛みと付き合うほかないと
断言されてしまったと
[20年来の下肢痛]の辛さを、初めて話してくれました。

私が「鍼医学」の立場では「最古の原典」で、
「どんなに困難で長期にわたる病でも、必ず鍼医術で治せる。
治せないというのはまだ”未熟”でその術が至っていないからだ」
明記してあると言いました。

それで、初めて「下肢痛の表皮刺・置鍼法」治療をしてあげました。
勿論帰りは快適で「楽になった」と喜んでくれました。😁 
また痛みを感じたら、すぐ来院するように念を押して帰しました。
次回の来診が楽しみです。

今朝の患者、激痛で苦しい肋間神経痛が、すぐに消えた!

2019-11-01 18:50:24 | 症状② 神経系疾患・自律神経調整

今朝、激痛と胸が苦しくて目が覚めた86歳の農家の老婦人が来院。

ベッドに横になるのも辛そうでした。

いろいろな症状で治療しているので信頼してくれています。

 

うつ伏せで背骨を調べると、左第3胸椎の傍らが凄く緊張していて

軽く押してみると「痛い」と叫ぶように言いました。

 

ここに「表皮刺・置鍼法」。

鍼を表皮に刺入するとほとんどすぐに辛さはなくなりました。

「いつもの複雑多岐の症状も治療して

楽な気持ちで帰って頂きました。

 

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先日の激しい痛みと痺れの患者さんが再来。

2019-10-31 19:03:32 | 私がめざす「快微鍼 表刺・置鍼法」

先日来院の、激しい左腰・下肢の痛みとくび肩の慢性的なこり感

そして左足先の痺れの患者さんが再来されました。

 

先日の治療でほとんど完治に近いです。

お帰りの時、「もし治療後、症状がひどくなったら

必ず我慢しないで明日も続けて来院して下さい。

治療したままで楽だったら、

また辛くなったらすぐ来ればいいです。」と

患者さんに言ってあげるのを忘れました。

 

江戸時代の漢方の名医・坂井梅軒の著「鍼術秘要」に

「鍼を刺して後、その原病の一等重く見ゆることあり。

これ鍼術にて効あるシルシなれば必ず驚くべからず。」と

書いてあるように、

慢性の場深部にある病根が「表に出る」ためで、

慢性病の治癒の過程の一つです。

 

初めての治療の場合、鍼をしたら痛みなどの症状が一層ひどくなり

止めてしまう人もいます。心すべきことでしょう。

 

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