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碧泉流

Hekisen-ryu 中国山東省青島発祥の中国茶道の流派です

中秋快乐

2016-09-15 22:02:17 | 青島本部
今日から土曜日まで、中秋節でこちらの学校や会社はお休み。
月餅などの贈り物のために昨日までの数日の道路渋滞はなかなかのものでした。


写真は、ちょっとフライングして昨日食べた月餅。
お茶館での楽しくまた癒される時間にお茶熱がまた盛り上がり、
帰宅するや崂山红茶であんこの月餅をいただきました。
崂山红茶の優しい甘さが月餅にとても合っていて美味しかったです。


そして今日、頂き物は割と職場に置いてくる夫が持ち帰ったのがこちら。
「中がお茶の味の月餅みたいだから持って帰ってきたよー」とのこと。
月餅ではなく、正解は普洱茶熟茶を月餅型に固めた物。これ、まさに欲しかったやつです!
本当は熟茶は得意ではないから白茶の月餅が欲しかったんですが、やっぱり嬉しい。
見た目が可愛らしいですね。


十五夜の今夜は、夜だしカフェインレスにしたいから一保堂のほうじ茶と
島根県の素敵なお饅頭"どじょうすくいまんじゅう"を美味しくいただきました。
ひょっとこがお月見してるみたいです。


今日の月はおぼろ月。
実際の満月は土曜日のようですよ。いいお月さまが見られるといいですね。

中秋快乐 平安吉祥

お茶館に行ってきました

2016-09-14 22:02:19 | 青島本部
お知り合いの茶芸師さんが働いていらっしゃる茶館《漫山茶语》に、
7月末に高級試験を終わられた皆さんとお茶館体験を兼ねて打ち上げに行って参りました!!


银川西路を西から進み、劲松三路の三叉路を越え、
「劲松三路」のバス停の少し先右側に浮山渓谷の入り口があります。
入ってすぐ右側に進むと建物が見えます。
海鮮中華のお店の左手に漫山茶语のお茶館があります。


水や緑に癒されるエントランス。
デザイナーズ建築なだけあり、モダンでスタイリッシュ!な中に素敵な茶器が飾られています。
お茶の他、杯子や野点用茶盘も少し販売されていました。


日本語を勉強中という梁さんですが、まだ話せないからと、
ご丁寧に私たちのために日本語ができるご友人をお呼びしてお待ちくださいました。


老白茶(白)
普洱茶(黒)
铁观音(青)
白毫银针(白)

と、とっても豪華な茶点のセットまでご馳走になりました。


高級試験後すぐに夏休みに入ったので、皆さんにお会いするのは久しぶり。
素敵な空間でゆっくりとお茶とおしゃべりを満喫し、とても楽しい時間を過ごすことができました。
来月は茶博もあるし節約せねばねー、と口々に言いながら中秋節前渋滞の中帰途についたのでした。



こちらの《浮山渓谷 漫山茶语》は、バスで向かう場合はいずれも30分ほど。
314・312:バス停" 浮山所"から "劲松三路"下車すぐ
379:バス停"麦島路(香港中路)"から"劲松三路"下車すぐ

茶館基本使用料は58元 / 人
お茶は約38元 / 人
ということですが、あんまり素敵な時間だったのでレポート目線ではなくなってしまい、
茶譜にお茶や茶菓子のお値段など表記されていたのですが
脳をすり抜けて行ってしまいましたので、またの機会に…。
やはり茶館ですのでお安くはないのですが
ソファ席では、カフェのようにくつろいでお茶を楽しんでいる方も結構いらっしゃいました。
お客様が来た時や特別な時にぜひご案内したいな、という素敵なお店でした。


梁さん、姐姐、本当にありがとうございました。またお邪魔します!!




貴泉

お茶屋さんに行ってきました

2016-09-07 16:31:36 | 青島本部


今日は、茶藝師仲間さんと新しく受講をご希望の方とご一緒に、山東路の中茗道さんまでお茶と茶器を見に行ってきました。

いただいたお茶は
10年物老白茶(白)
崂山绿茶(緑)
崂山红茶(紅)
人参乌龙(青)
桔普茶(黒)
巧克力白茶(白)

チョコレート白茶は、見た目が板チョコみたいな☝︎ということで、チョコは関係ありませんよ。
4年物白茶を緊圧茶にしたもの。一かけにしやすいですね。
茶葉は聞き忘れましたが、寿眉でしょうか。
白茶は長期保存により味も価値も上がるから、保存しやすいプーアル茶のような丸い緊圧茶はもう定番ですが、昨今は中秋節の贈り物用に月餅型にしたものを作って販路を広げる茶農家さんもいるとの記事を以前読みました。あればぜひ欲しいです。だって、きっと可愛いだろうから!

それから今流行っているという桔普茶。春の茶博でもよく見かけました。
プーアル茶はあまり得意ではないのですが、柑橘系の香りが入ることでとても飲み口が軽やか。美味しくいただきました。

中茗道さん、ずっと以前に伺った時は、隣に紫砂壶のブースを作っているとのことでした。
が、そちらではなく元来のお茶屋さんスペースに紫砂壶が盛りだくさんになっていました。
お安い物は260元くらいから。宜兴で、直接買い付けられるので法外に高いこともなく信頼できるのがいいですね。
お友達も、コレと気に入った壶を見つけられよかったです。

そしてそして。
こちらの店舗はそのままに、来月には新店舗が闽江路×南京路にオープンするそうです。
小さいお店よ、とのことですが近くなり嬉しいですね。
また、オープンしたらお邪魔します!


貴泉

持ち込み自由!

2016-09-01 09:42:06 | 青島本部
昨日は、今後の予定などの打ち合わせと称して
事務局の泉翠さんと海景ホテルの朝飲茶に行ってきました。

中華料理では、茶葉を持参すればお湯のポットに入れてくれるので
お茶を頼まずに楽しむことができるのは、もうお決まりだと思います。
ただ、この場合レストランでよくある大容量のティーポットになるので
絶対に美味しくは入れられないという残念な面も…
青茶なんかも洗茶できないし、100度のお湯でもないので、美味しい茶葉だともったいない。
なので、いつも持参するなら香りだけは出るぞ、というようなお茶を持っていっていました。

ホテルのいいレストランでも、お酒はもちろん、ジュースのペットボトルなども持参OKなのです。
バースデーパーティーならケーキ持参なんかもOK。

昨日は、なんと泉翠さんがミニボトルにお湯と茶器を持参で来てくださいました。
これも有りなのだ!?、とこちらの国のお店の懐の深さに改めて感心!
日本の玉露や上級煎茶を淹れる素敵な宝瓶で、美味しい大紅袍と点心を楽しみました。
(おしゃべりに夢中で写真を忘れちゃいましたが…)

夏休みの帰国モードから、こちらの生活へのチューニングもすっかり完了。
今月からは、先日の高級茶藝班さんの打ち上げ茶館体験ツアーやお茶屋さんツアー、
評茶の会、高級評茶講座開講、茶博ツアー、親子で楽しむお茶会などなど
色々予定したいと思います。



貴泉

身体を冷やす?

2016-08-13 15:57:45 | 青島本部


日曜に日本から戻ってきました。
日本に帰る前は、クーラーをつけたら温かいお茶を飲むかお湯、それかクーラーをつけずに冷たい飲み物を飲む、と冷えすぎないよう気をつけて過ごしていたのですが、戻れば青島もこの猛暑!

よく出来たもので、どこでも生きていける転勤族のこの体質は、郷に入っては郷に従えます。
日本で旧友とお出かけした先では、クーラーでキンキンに冷えたカフェで、
よく冷えた地ビールも飲みたいけどカキ氷も食べたい!と節操のない注文を。
そんな日本の冷たい飲み物の習慣にも直ぐに慣れてしまい、最近は熱いお茶を楽しむどころか、
スクイーザーが無いのでレモンをフンっと握りつぶしては、氷いっぱいのレモンスカッシュを作って飲む日々でした。

今朝、娘のカンフーの習い事時。
炎天下のレッスンで熱中症にならないよう冷たいお水を持たせようとしたら、氷がなかったので慌てて良く冷えたペットボトルを買いました。
それを見たカンフーの老師のリアクションたるや。

(老)「なぬ〜!!!つ、つめたい、み、水!!?」
(私)「…は身体に悪い… ですよねぇ??」
(老)「その通りだ〜!!!!」

やっぱり、こちらの方にとっては冷えは禁物ですね。
「小さい頃から慣れているのならアレだけど、身体には良くない!」
内臓がウーっと縮こまる(身振り)し、頭もキューっと縮こまる(というような?身振り)をしながら、とても力説されました。

でもでも、午後の英語のレッスンには暑い中お越しくださったカナダ人の先生には冷たいものをお出ししたいし…。
お好きなコーヒーは切れているから、お茶菓子のおかきに合わせて一保堂の玄米茶を。
日本茶特有の苦味が苦手かもしれないので、氷で薄めに出したものをお出ししたのでした。
写真は、空港で必ず買う聖護院の生八つ橋を、中国茶器で淹れた玄米茶と一緒におやつにいただいたもの。

でも、これは一種のプラセボ効果なのかなぁ、とも思うのですが、
さすがにお腹が冷たいものをもうたくさんと言っているような気がしてきました。

まだこっちに戻ってからは、中国茶と言っても水出しした台湾高山茶しか飲んでないのですが、
また来週からはこちらでの日常が再開です。
美味しいお茶や茶館など中国茶にまつわるお楽しみを少しずつお届けできたら、と思います。


貴泉