(カテゴリは「放浪記」でも良かったような。それはさておき第2回あるのか!?)
疲れたといいながら休みの日にしっかり体力を消耗している訳ですが、こういう疲れ方は精神的疲労と違って快いものですし、実はここに来た時から「最後の日曜の朝は走ろう」と決めていたのでした。
一番近いスーパーマーケットのあるオシクク(Oshikuku)まで約20kmはさすがに無理としても、3年前にオシャナを見に行ったショップ "OKANO" あたりまでなら何とかなると思いました。(ちなみにあの時は行き帰り4時間ほどかけてノンビリ歩きました。)感覚的ながら10kmはないと見積もっていたので。ただし心配の種がありました。ハイジです。
M本さんがいなくなってからのハイジの寂しがり方というのは尋常ではなく、朝出かけようとすると実に悲しそうな声を上げます。それでも門を閉めて出るとおとなしく待っていたのですが、一昨日こんなことがありました。
実はこの家には門のないもう一つの出入り口があるのですが、前に触れたマルーラを買うため民家に行こうとしてそちらから出たら、丁度その近くで草を食べていたハイジとバッタリ。でそのまま付いてきてしまいました。そのうち帰るだろうと思っていたのですが、結局ずーっと追跡されることに。今更抱きかかえて連れ帰るわけにもいかず、好きなようにさせることにしました。
で、最後の最後にハイジにとっては絶望的な状況が。件の家の前の道に出るためには囲いの外に出る必要があります。人間は木製の階段を上り下りすれば良いだけですが、ヤギには越えられません。そしてその囲いは針金ではなく金網。通り抜けることができないハイジの声は私との距離が離れるにつれて悲痛になり、まるで泣き喚いているかのようでした。(実際、鳴いているわけですが。)が、私は仕事(例の苦痛な作業)があるのでそのまま学部棟に向かいました。
「あれからどうしたのかな?」と少しは気にしつつ昼前に帰ったところ、ちゃんと待っていました。1kmもない道のりとはいえ帰巣本能で戻ることができたようです。決して物覚えが悪くはないというべきか。
ということで、この日も「伴走されても困るしなぁ」と思っていたのですが杞憂に終わりました。朝のミロをタップリ飲んで満足したためか、門のところにも来ませんでした。(現金な奴!)
7時半過ぎ、「携帯」と家の鍵だけを持ってスタート。おおよその目算は付いているとはいえ、正確な距離の解らないコースゆえガス欠に陥らぬよう最初はゆっくり目に。そして国道に出てからは右側を走りました。車と同じ側ではなく向かってくる方です。(ちなみにナミビアは日本や英国と同じく自動車は左側車線を走り、ハンドルも右です。)ほとんどの車が時速100km超で飛ばすので、引っ掛けられただけでもまずアウトでしょうから。遠くに車が見えたら(路側帯がないので)土の路肩に避難してやり過ごしました。
腕時計をしていなかったので所要時間不明のままゴール。で気になる数字はといえば・・・・・
ダメダメですね。こんなにかかっていては。いくら最初自重していたとはいえノロすぎです。県大ニューイヤーマラソンでは時速12.5km(5kmをほぼ24分)でした。要は体がすっかりなまっているということ。(とはいいながら、画像の5.4km/hというのはいくら何でもありえない数字。計算してみたら10.9km/hほどになりました。)
アンテナが立っているので現在地は特定できましたが、ネットに接続できないため詳細な地図は読み込めません。これはキャッシュに保存されていたものです。左の星が大学(オゴンゴ)、右が13日まで泊まっていたオシャカティのホテルです。
帰りは車に脅かされることのない運河沿いの土道を歩きました。(この水路は生活用水確保のために作られたということです。)途中、橋を渡った向こう側に何やら看板が。
オシワンボ語がまったく解らない私ですが、絵から想像するに「ここで泳いだり洗濯したり釣りをしたり入浴したり採掘(何を?)したりしてはいけません」などと書かれているのでしょう。(ちなみに一番下の "NAMWATER" は国営の水道会社です。)
帰りのデータはこうでした。ここでも平均時速2.7kmはシンジラレナーイですね。なお復路は途中から三角形の一辺を通った格好ですが、これほどショートカットになっていたとは。後でhere.comの地図(下)を見て納得しました。なお、画像では往路が9.2kmと表示されていますが、Directions(ルート案内)機能を使うと8.3kmと出ます。訳わからん。
ところで私は3G回線でないとNokia端末のGPS機能は利用できないものと勘違いしていました。現在地も極めて正確に表示されています。ただし動作は気紛れ(長いこと待ってもダメな時はダメ)、そして移動速度の計算は明らかに眉唾です。
おまけ
基本的にガラケーとして使っているとバッテリは驚くほど消耗しないものなんですね。GPS機能を駆使したにもかかわらず12時間で4割も減ってないとは!
疲れたといいながら休みの日にしっかり体力を消耗している訳ですが、こういう疲れ方は精神的疲労と違って快いものですし、実はここに来た時から「最後の日曜の朝は走ろう」と決めていたのでした。
一番近いスーパーマーケットのあるオシクク(Oshikuku)まで約20kmはさすがに無理としても、3年前にオシャナを見に行ったショップ "OKANO" あたりまでなら何とかなると思いました。(ちなみにあの時は行き帰り4時間ほどかけてノンビリ歩きました。)感覚的ながら10kmはないと見積もっていたので。ただし心配の種がありました。ハイジです。
M本さんがいなくなってからのハイジの寂しがり方というのは尋常ではなく、朝出かけようとすると実に悲しそうな声を上げます。それでも門を閉めて出るとおとなしく待っていたのですが、一昨日こんなことがありました。
実はこの家には門のないもう一つの出入り口があるのですが、前に触れたマルーラを買うため民家に行こうとしてそちらから出たら、丁度その近くで草を食べていたハイジとバッタリ。でそのまま付いてきてしまいました。そのうち帰るだろうと思っていたのですが、結局ずーっと追跡されることに。今更抱きかかえて連れ帰るわけにもいかず、好きなようにさせることにしました。
で、最後の最後にハイジにとっては絶望的な状況が。件の家の前の道に出るためには囲いの外に出る必要があります。人間は木製の階段を上り下りすれば良いだけですが、ヤギには越えられません。そしてその囲いは針金ではなく金網。通り抜けることができないハイジの声は私との距離が離れるにつれて悲痛になり、まるで泣き喚いているかのようでした。(実際、鳴いているわけですが。)が、私は仕事(例の苦痛な作業)があるのでそのまま学部棟に向かいました。
「あれからどうしたのかな?」と少しは気にしつつ昼前に帰ったところ、ちゃんと待っていました。1kmもない道のりとはいえ帰巣本能で戻ることができたようです。決して物覚えが悪くはないというべきか。
ということで、この日も「伴走されても困るしなぁ」と思っていたのですが杞憂に終わりました。朝のミロをタップリ飲んで満足したためか、門のところにも来ませんでした。(現金な奴!)
7時半過ぎ、「携帯」と家の鍵だけを持ってスタート。おおよその目算は付いているとはいえ、正確な距離の解らないコースゆえガス欠に陥らぬよう最初はゆっくり目に。そして国道に出てからは右側を走りました。車と同じ側ではなく向かってくる方です。(ちなみにナミビアは日本や英国と同じく自動車は左側車線を走り、ハンドルも右です。)ほとんどの車が時速100km超で飛ばすので、引っ掛けられただけでもまずアウトでしょうから。遠くに車が見えたら(路側帯がないので)土の路肩に避難してやり過ごしました。
腕時計をしていなかったので所要時間不明のままゴール。で気になる数字はといえば・・・・・
ダメダメですね。こんなにかかっていては。いくら最初自重していたとはいえノロすぎです。県大ニューイヤーマラソンでは時速12.5km(5kmをほぼ24分)でした。要は体がすっかりなまっているということ。(とはいいながら、画像の5.4km/hというのはいくら何でもありえない数字。計算してみたら10.9km/hほどになりました。)
アンテナが立っているので現在地は特定できましたが、ネットに接続できないため詳細な地図は読み込めません。これはキャッシュに保存されていたものです。左の星が大学(オゴンゴ)、右が13日まで泊まっていたオシャカティのホテルです。
帰りは車に脅かされることのない運河沿いの土道を歩きました。(この水路は生活用水確保のために作られたということです。)途中、橋を渡った向こう側に何やら看板が。
オシワンボ語がまったく解らない私ですが、絵から想像するに「ここで泳いだり洗濯したり釣りをしたり入浴したり採掘(何を?)したりしてはいけません」などと書かれているのでしょう。(ちなみに一番下の "NAMWATER" は国営の水道会社です。)
帰りのデータはこうでした。ここでも平均時速2.7kmはシンジラレナーイですね。なお復路は途中から三角形の一辺を通った格好ですが、これほどショートカットになっていたとは。後でhere.comの地図(下)を見て納得しました。なお、画像では往路が9.2kmと表示されていますが、Directions(ルート案内)機能を使うと8.3kmと出ます。訳わからん。
ところで私は3G回線でないとNokia端末のGPS機能は利用できないものと勘違いしていました。現在地も極めて正確に表示されています。ただし動作は気紛れ(長いこと待ってもダメな時はダメ)、そして移動速度の計算は明らかに眉唾です。
おまけ
基本的にガラケーとして使っているとバッテリは驚くほど消耗しないものなんですね。GPS機能を駆使したにもかかわらず12時間で4割も減ってないとは!