セスタバジカ Cesta Basica

「基礎的なバスケット」という意味のポルトガル語。
ブラジルでは「日常生活を送るための必需品のセット」を指します。

異常気象

2013年03月11日 | ナミビア
先週月曜日に現地に入って驚いたのは、とにかく水がないということでした。(国内線で着陸する前にも異変を感じていました。)

リンク先に3年前の写真が載っていますが、同じ場所が完全に干上がってしまっています。聞いたところでは1992年以来の大干ばつなのだとか。そのためトウジンビエの収穫は絶望的。幸いなことにトウジンビエの種子は長期保存が可能、そして農家の多くは蓄えを持っているため、大量の餓死者が出るというようなことはないそうです。が、放牧されている家畜は水不足と草不足でバタバタ死んでいるとのこと。深刻です。

「50年に一度」のはずだった2009年の大洪水は、2011年と2012年にも到来。そして今年は大干ばつ。ここナミビアでも気候の変動幅は間違いなく大きくなっています。そこに研究課題「半乾燥地の水環境保全を目指した洪水-干ばつ対応農法の提案」(通称 "RICE MAHANGU PROJECT")の意義があるわけですが。

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