カワガラスは名前にカラスがついていますが、決してカラスの仲間ではありません。羽色がカラスに似ていることから名付けられたようです。
カワガラスはとても警戒心が強くて人の気配を感じるとビッビッと鳴きながら川面に沿って一直線に飛び去ってしまうので、間近で観察するのはなかなか難しい鳥です。
先週末、渓流でカワガラスを撮影しました。

体はずんぐりむっくりとした感じで、全身黒褐色で地味な色彩です。

川底が浅いところでは、水流に負けないように水底を足趾でしっかりと掴みながら、餌になるカゲロウやトビケラの幼虫などを探し歩きまわっています。


何度も水中に頭を突っ込んでは餌を探しています。

カワガラスの羽毛には撥水性があり水をよく弾くので、体は濡れているようには見えません。


カワガラスは完全防水の体をしているようです。