アカゲラは留鳥あるいは漂鳥として平地からや山地の林に生息している身近な中型のキツツキ類です。
雑食性で昆虫類のほか、秋には樹木の実を食べたりします。
週末に、近くの公園でアカゲラのメスを撮影しました。
白と黒の配色で、とてもユニークな顔立ちをしています。
体全体を大きく反らしてストロークを大きくして、木の幹をつつきます。
足趾は長くて太く爪もしっかりしているため、両足趾と尾羽の3点支持にて体を支え、木に対して縦にとまることができます。
コツコツとクチバシによる高速連打で木の皮が剥がれ穴が開いていきます。
アカゲラのオスは後頭部は赤いのですが、この個体は黒いのでメスです。
肩羽に大きな白斑があるのが特徴です。
また下腹部から下尾頭にかけての鮮やかな赤色がよく目立ちます。
落葉樹の葉も落ち、これから冬にかけてがアカゲラを観察しやすい時期です。