Casa de Celia

iHasta la victoria siempre!

体温調整中

2006-12-10 | Latinos(ら米)

 キューバのホテルでは主に「teleSUR」チャンネルを見ていた。滞在中の12月3日が大注目のベネズエラ大統領選挙の投票日だったからだ。
 真っ赤なTシャツを着たデモ隊、集会で見せるチャベスの強烈なパフォーマンス。
 「ら米」はニュースも熱い!

 ベネズエラに先立ち11月26日にエクアドルで大統領選挙が行われていたが、こっちは迂闊にも見落としていた。友人のクバーノに「えーと、当選したのは、何て言ったかな。コレ・コレ・コレ・・・えっと、左派の人ですよ」という形で教えてもらった。
 すっかり古ネタだけど、日経ニュースをペーストしとこ・・・。

エクアドル大統領選、左派コレア氏が当確
【サンパウロ=岩城聡】南米エクアドルで26日に行われた大統領選の決選投票で、反米左派のラファエル・コレア元経済・財務相(43)の当選が28日、確実となった。就任は来年1月15日で、任期は4年。
 選挙最高裁判所によると、開票率85.19%の段階でコレア氏の得票率が58.64%。第1回投票で1位だった「バナナ王」の異名を持つ右派の実業家アルバロ・ノボア氏(56)の41.36%を引き離している。
 ベネズエラのチャベス大統領と親密なコレア氏は今後、外交・経済関係の軸足を最大貿易相手国の米国から、ベネズエラやボリビアなどの反米・左派政権へと移していくとみられる。国内の米軍基地の使用延長を認めない考えを示しているほか、資源分野への国家のより強い関与の必要性を強調。資源の国有化は否定するが、脱退した石油輸出国機構(OPEC)への復帰を望んでいる。 (11/28 23:00)
iVIVA CORREA!

 ちなみに、私がラファエル・コレアの名前を最初に目にしたのは、私のお気に入りサイト「八木啓代Web Site」Monologueに掲載された9月29日の記事である。
 ベネズエラのチャベス大統領が国連総会で、ブッシュを「悪魔」と言ってのけたニュースは知られているが、それより一歩進んで「悪魔の方がまだマシだ」と切って捨てたのが、この男。ラファエル・コレア氏。
 43才、インテリ、(八木さんによると)ええ男・・・だそうです。

 【以下、八木さんのサイトより引用】
 チャベスをさらにネタにしたのが、エクアドル大統領最有力候補ラファエル・コレア、43歳。「ブッシュを悪魔と呼ぶことは、悪魔に失礼。悪魔は邪悪だが、知性ってものがある」とTVで言ってくれたそうで。
 彼、地元エクアドルのグアヤキル大学を経て、ベルギーで修士、イリノイ大学で博士号を取り、スペイン語は言うまでもなく、英語、フランス語、ケチュア語を駆使する大インテリ経済学者です。しかもええ男。
 ただし、この
オフィシャルページ、いきなり音楽が流れるので、図書館とか職場で見ている人ご注意。
 問題のインタビューは、
ここの冒頭。(ただし、スペイン語)

 12月3日、ベネズエラ大統領選挙。
 ハバナのホテルで開票状況とチャベスの勝利宣言を実況で見ることが出来た。
  「ベネズエラは決してアメリカの植民地にはならない。世界を支配する帝国主義と戦う」と叫んで拳を振り上げるチャベス。
 うう、何て熱いんだ、ら米!

  その熱い「ら米」を後にして、12月5日早朝、メキシコ・シティ発/成田行のJALに乗り込んだ。
 バンクーバーで1時間のトランジットを挟み、地獄の16時間フライトが待っている。
 それでもJALは、美味しい日本食と日本語の新聞があるだけに、他の航空会社よりはぜんぜんマシである。
 さっそく「毎日新聞」と「朝日新聞」をとって座席で目を通し、思わず第一声。
 「げっ、何じゃこりゃ」
 一面トップが揃いも揃って、造反組の「自民党復党」だと。
 与党のカネ(政党助成金)狙いの詐欺行為であり、決して小さな問題ではないけれど、それは、わかっちゃいるけど、それにしても、である。
 2週間前、私が日本を出るときには既にトップ扱いだったでしょうが。こんなネタ、守銭奴!詐欺師!で決まりでしょうが。それを2週間もダラダラダラダラ引きずってきたのか、我が祖国は。
 そんなわけで、「はぽん」は冬だなぁ・・・と、しみじみと実感した帰郷だった。
 目下、体内温度の調整に、一苦労しているところである



最新の画像もっと見る