アコギおやじのあこぎな日々

初老の域に達したアコギおやじ。
日々のアコースティックな雑観

傷病進化促進論

2008-11-18 | Weblog
 息子は、ほぼ回復。



 狭い家の中を走り回り、立ち止まってればきょう保育園で覚えてきた歌を声を張り上げて歌っている。


 食事はまだおかゆなのに、どこから出るんだ、あの元気。



 大きな病気をひとつ乗り越えたことで、1段階たくましくなった気がする。


 「ドラゴンボール」のサイヤ人は瀕死の傷を負うとその回復後に1段階グレードアップするが、サイヤ人ばかりではない。地球人もピンチを乗り越えると、1段階強くなると思う。




 かつてもこのブログで触れたが、子育てと仕事を両立させている女性社長が郡山市にいる。

 久しぶりに会って、仕事の話をした。が、途中からは彼女の活動の話や近況の話などなど、人を引き込む、魅力ある話をしてくれた。いつもバイタリティーあふれる女性だ。


 しかし、会う機会のなかった数ヶ月間、実は精神的に追い込まれていたことも話してくれた。

 「闇の中にいたけれど…」と教えてくれた。



 しかし、きょうの彼女には、以前にも増しての強さを感じた。多分、それを乗り越えたから獲得した「強さ」だと思う。


 乗り越えれば強くなる。地球人も。



     ◇

 それと、病気を乗り越えると、その個体が強くなることのほか、もうひとつの効用がある。他との結びつきも強くなる、と思うのである。


 息子の入院中、一緒にいる時間がいつもよりずっと多くなった。最近は少なくなった添い寝もずっとしていた。


 少し回復してからは、絵本を1日に10冊以上は読んであげた。


 息子が私の頬にキスをする回数が、倍に増えた。抱きついてくる回数は5倍くらいになった。


 病気の時に親切にしてもらうと、いっきに好意が膨らむんですよねぇ。

 看病してもらったときに結婚を決意しちゃった人、多いよね。



 ウィルス進化というもあるとおり、病気は、間違いなく生命を進化させる。

 で、人間関係も進化させてくれる。
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