クリスマスだから…夜空に映えるスカイツリー
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101224-OYT1T01108.htm
(YOMIURI ONLINE 2010年12月24日 22:31)
東京・墨田区で建設中の東京スカイツリーで24日夕、工事用照明を点灯したライトアップが行われた。
いつもは日没後に暗くなるツリーが、夜空にほんのりと白く浮かび上がり、クリスマスの雰囲気を盛り上げた。
ライトアップは、空が薄暗くなった午後4時半頃に始まり、ツリーの鉄骨や展望台などに取り付けられている工事用の水銀灯などが点灯した。ライトアップは25日も日没から午後8時頃まで行われる。
YouTube - イブの夜空を照らし出す「529メートルのツリー」
http://www.youtube.com/watch?v=NeMQCR9ZoLk
(産経新聞チャンネル 2010年12月25日公開 1分10秒)
ということで、2010年12月25日夜の東京スカイツリーを近郊の某地点より望観してきました。
現在の高さは 529 m (*1)。
今回使用された灯具は作業灯としての水銀灯だそうで、2010年10月13日の灯具性能試験時に使用されたLED照明具(*2)とはまた別のようです。
夜空に浮かび上がる塔の姿を眺めているうちに、ふと、「これって灯台っぽいな」と感じました。
というのも、海上の視程がよい時の晴天の日中には東京湾口からもスカイツリーが見えることを思い出したからです。
上掲写真の撮影時(2010年11月3日)は高さ 497 m 。2010年10月23日に塔体頂上である 497 m に達し(*3, 4)、10月27日より第2展望台の築造に取り掛かった(*5)直後のものです。
撮影地は観音埼に程近い横須賀市鴨居4丁目三軒家地区で、スカイツリーからの直線距離は 50.5 km 。
実際に灯台としての用をなすためには、単に光源の高さ(灯高)が高いだけではだめで、相応の光源光度がなければ実用に足る光達距離は出ません。
ですが、現状の限界可視照度を基にした光達距離がどのくらいになるのか、には少し興味があったり。灯高の割にはしょぼい数値になるでしょうが……
展望塔に併設されて実際に供用された灯台の例としては、横浜マリンタワー灯台(灯高: 101 m、2008年7月28日灯台休止、同年9月1日廃止。塔体は現存)(*6)がありました。
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(*1) = イブの夜空を照らし出す「529メートルのツリー」 - MSN産経ニュース、2010年12月24日
(*2) = 13日夜、東京スカイツリー点灯 3時間だけ - 47NEWS(記事提供: 共同通信)、2010年10月6日
(*3) = 塔の「本体」頂上に到達 - asahi.com マイタウン東京、2010年10月26日
(*4) = 本体頂点に到達 東京スカイツリー、高さ497メートルに - 中国新聞、2010年10月26日
(*5) = スカイツリー、第2展望台の工事始まる 現在497m - asahi.com、2010年10月28日
(*6) = 地上高「世界最高」の横浜マリンタワー灯台が半世紀の歴史に幕 - ヨコハマ経済新聞、2008年7月28日
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TOKYO SKY TREE
http://www.tokyo-skytree.jp/
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Summary of images:
Description = 東京スカイツリー
Date = 2010-12-25 / 2010-11-03
Source/Author = Vantey
License = CC-BY-SA-2.1-JP
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