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カープ君の部屋

カープファンですが、カープの記事はありません。目指せ!現代版「算額」

大人の数学教室098(集合と論理⑤)

2020-10-19 13:48:20 | 大人の数学教室
【第5章】
(9)命題
正しいか正しくないか判断できる文を、「命題」という。正しい場合は「」といい、正しくない場合は「」という。偽である例を「反例」という。

条件「p」に対し、条件「p でない」を、
条件「p」の「否定」といい、¬p で表す。

例)否定¬p
偶数↔奇数
=↔≠、>↔≦、<↔≧
p「nは偶数」、¬p「nは奇数」
p「x>3」、¬p「x≦3」

命題p⇒qの真偽は、条件pが真であるすべての場合の条件qの真偽を問うているのである。

条件qがすべて真のとき、命題p⇒q は真
条件qが偽の場合があるとき、命題p⇒qは偽
p を「仮定」、q を「結論」という。

命題の真偽の判定には集合を使う。
条件p が真であることがらの集合をP,
条件q が真であることがらの集合をQ
とする。

P⊂Q ⇔ 命題p⇒q が真
・P⊂Q でないときは、命題p⇒q は偽で、
P の要素だがQ の要素でないことがらが
反例になる。

例5)p:xは馬である
q:xは動物である
馬⊂動物 だから、命題p⇒q は真

例6)p:xは3の倍数である
q:xは9の倍数である
(3の倍数)⊃(9の倍数)だから
命題p⇒q は偽、反例はx=3

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003【抱き続ける力】

2020-10-18 13:39:37 | 現代徒然草
@03【抱き続ける力】

分からないことを持っていると、苦しいものだ。苦しくなくても、何か気持ちがすっきりしない。
今は情報化社会。分からないことがあれば、インターネットを使えば、ほとんどのことが分かるようになる。すぐに答えが得られる。インターネットは多くの人の知恵の結晶と言っても良い。しかし気をつけないといけない。すぐに得られるからそれに慣れてしまって、分からないことへの耐性がなくなってしまう。
人の生活は、分からないものだらけである。しかもすぐに答えの出ないものも多い。そして知恵の結晶のインターネットも解決してくれないこともある。しかし生きていかなければいけない。そのときに役立つのは、分からないことを抱き続ける力ではないだろうか。抱き続けているうちに、解決したり、または解決方法が見つかったりするのではないだろうか。
(2017/11/13)
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125で割った余り

2020-10-16 12:39:01 | 日記
2^2020を125で割った余りを求めよ。
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大人の数学教室097(集合と論理④)

2020-10-15 12:10:38 | 大人の数学教室
【第4章】
(7)要素の個数
集合Aの要素の個数を n(A) と表す。

n(A∪B)=n(A)+n(B)-n(A∩B)
n(¬A)=n(U)-n(A)

例)倍数の個数
U={n|nは20以下の自然数}
Uの部分集合A, B
A={n|nは3の倍数}、B={n|nは2の倍数}

1から20までの自然数を、3個ずつに分ける。20÷3=6…2だから、6つのグループと2個余る。
3の倍数は3nだから、グループの最後の数である。端数のグループには3の倍数はない。
3の倍数の個数=グループの数
3の倍数は、20÷3=6…2→6個→n(A)=6
2の倍数は、20÷2=10→10個→n(B)=10
A∩Bは、
2の倍数かつ3の倍数=6の倍数
6の倍数は、20÷6=3…2→n(A∩B)=3
A∪Bは、2の倍数または3の倍数
n(A∪B)=n(A)+n(B)-n(A∩B)=6+10-3=13

¬Aは、3の倍数でない数
n(U)=20より、
n(¬A)=n(U)-n(A)=20-6=14

1からnまでの自然数のうち、mの倍数の個数は、n÷mの商である。


(8)分類❪雑談❫
物事を分類することを数学的に眺めてみよう。
どちらにも入るものがあれば、分類出来ない。
漏れがあってもいけない。
数学的に眺めると、
全体集合U
U=A[1]∪…∪A[n], A[i]∩A[j]=Ф (i≠j)
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大人の数学教室096(集合と論理③)

2020-10-14 14:33:50 | 大人の数学教室
【第3章】
(6)全体集合と補集合
ある集合Uの要素だけのみで考えることがある。集合U を「全体集合」という。

集合U の部分集合A に対し、集合U の元だけど集合A の元でないもの全体の集合を、集合A の「補集合」といい、¬A と表す。
(※ 本来の記号は、Aの上に横棒)

A∩¬A=Φ, A∪¬A=U
¬(¬A)=A

ド・モルガンの法則
¬(A∩B)=¬A∪¬B
¬(A∪B)=¬A∩¬B

A∪B

¬(A∩B)

¬A

¬B

¬A∪¬B

よって、¬(A∩B)=¬A∪¬B


A∪B


¬(A∪B)

¬A


¬B

¬A∩¬B

よって、¬(A∪B)=¬A∩¬B










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