先日BS放送で画家の青木繁は短歌もうまかったと話していた。
暮れぬれば
絵の具を収め帰る路
月なき谷を 猿の声する
これは林芙美子の「夜猿」の冒頭に書かれてあって、20代の頃読んだ小説で内容は全く覚えていないに、この短歌は覚えていた。
中国映画「子供たちの王様」で、山の中の村の小学校に「下放」された青年が、町(かな)で仲間と会った後、深夜真っ暗な谷の間の白い道を帰るシーンがあって、そこでこの短歌を思い出した。
クロバナホトトギス
クロホトトギス
黒花杜鵑
(オリンパス E-520 +ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 MACRO)
おお、ちゃんとちゃんと生きていたクロバナホトトギス。
嬉しいな。
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