~南知多キャリア・ビレッジ通信~

愛知県知多半島の南端、南知多町。若者の就労支援と南知多の活性化をコラボしていきます。合宿型若者自立プログラムやってます!

「もう」と「まだ」

2008-05-17 22:41:40 | 若者自立塾
同じ事象も、その人の受け止め方で表現は変わります。
どう受け止めるかが人によって違うといったほうがいいでしょうか。

よく、プラス思考で物事を考える例として、
ペットボトルの水が半分入っている状態をどう言い表すかというのがあります。

「もう半分しか残っていない」
「まだ半分も残っている」

「もう」で始めると、残り少ない印象となりますね。

例えば、とても喉が渇いている、少々水を飲んだくらいではその
渇きを解消させられない、もっと水がほしいのに、どうして
あと半分しかないんだ!=「不満」

例えば、とても喉が渇いている、少々水を飲んだくらいではその
渇きを解消させられない、でもまだ水は半分あるから、
少しずつ、湿らせるように、時間をかけて飲めば、
半分あるうちになんとかなるかも。=「希望」

サッカーの試合のロスタイムも1点くらいのビハインドなら
同じ感覚ですね。
ワンチャンスあれば1点取れる!という希望を持って、
ホイッスルが鳴るまでは負けを認めず徹底的に戦う。


生きている時間はどうでしょうか。
いつかは死ぬのですが、それがいつなのか明確ではないというのは、
ペットボトルの水と同等に例えることは少々無理があるかも。
ただ、いつかは命は途絶えるという動かしようのない事実に対して、
どう自分が向き合うのかは重要なことだろうと思います。

生きた証をどう残すのか考えられるのは、人間だからです。
それを突き詰め真剣に悩んだ結果、自分には果たせないと
絶望し、生きることを止める選択に向かう人もいますが、
私は、今までそういう志向に進んだことがないので、
正直よく分かりません。辛い思いをしているのだろうなという想像までです。
ただ、人が死ぬということは悲しい出来事です。

ちょっと本題からずれました、、、。

幸せをつかむには、運のような、目に見えない何か特別な力が作用することも
あるように思います。では、運がすべてかというとそれは違います。
運というものは、「機会」のめぐってくるタイミングのようなものです。
その機会に遭遇した時、「運をつかむ準備」が出来ているかどうかだと
思います。
もし、今まで機会に恵まれていなかったと思うのであれば、
いつ来るか分からないその瞬間に対して、
「まだ準備期間があるんだ。今は、その機会が訪れた時に
 がっちりつかめるようにしっかり準備しておこう。」
そんな風に考えて、今を大切にしてほしいと思います。

今日、塾に説明を聞きに来てくれましたキミへ。
このブログを読んで入塾を前向きに考えてくれたそうで、
とても嬉しく感じました。ありがとう。
折角来てくれたのに、私自身が対応できなくて申し訳ありませんでした。
対応したスタッフから今のあなたの心情を伝え聞かせていただき、
このような文章を書いた次第です。
お父様のご理解が得られるといいですね。ぜひ一緒に、
「チャンスをがっちりつかむ準備」をしましょう。待っています!