今日、塾を寮として滞在しながら仕事に行っていた27歳の男性が
退寮しました。
職場近くのアパートへと引越しです。
手打ちそばの職人として働き始めて2ヶ月、給料も見習い給から
基本給に移行することも決まり、住宅手当がさらに35,000円
いただけるそうで、喜んでいました。
卒塾や卒寮の際に、どうしても私は寂しい気持ちがこみ上げてきます。
今回もそうでした。いわゆる「情」が移るというものです。
これは、カウンセリングでは本来良くないとされています。
しかし、3ヶ月あるいはそれ以上の期間、寝食をともにした相手に
それを禁じることはなかなか難しいことです。
支えている立場の私が、彼らと離れることが寂しいと感じることは
依存なのでしょう。しかし、この気持ちに気づいたことは
自分にとってプラスだと思っています。
自分の子どもに自立を望みつつ、そばにいないと不安でいろいろと
子どもにアプローチをする親の気持ちはこれによく似ていると
実感しました。自立を阻害する子離れできない親の気持ち、
よく「共依存」という言い方をします。
もしこのブログをお読みの、わが子の自立に悩んでいる親御さんで
思い当たる節がおありでしたら、一度、自分が変わることが
子どもの自立に近づくのではという視点で、振り返ってみては
いかがでしょうか。
退寮しました。
職場近くのアパートへと引越しです。
手打ちそばの職人として働き始めて2ヶ月、給料も見習い給から
基本給に移行することも決まり、住宅手当がさらに35,000円
いただけるそうで、喜んでいました。
卒塾や卒寮の際に、どうしても私は寂しい気持ちがこみ上げてきます。
今回もそうでした。いわゆる「情」が移るというものです。
これは、カウンセリングでは本来良くないとされています。
しかし、3ヶ月あるいはそれ以上の期間、寝食をともにした相手に
それを禁じることはなかなか難しいことです。
支えている立場の私が、彼らと離れることが寂しいと感じることは
依存なのでしょう。しかし、この気持ちに気づいたことは
自分にとってプラスだと思っています。
自分の子どもに自立を望みつつ、そばにいないと不安でいろいろと
子どもにアプローチをする親の気持ちはこれによく似ていると
実感しました。自立を阻害する子離れできない親の気持ち、
よく「共依存」という言い方をします。
もしこのブログをお読みの、わが子の自立に悩んでいる親御さんで
思い当たる節がおありでしたら、一度、自分が変わることが
子どもの自立に近づくのではという視点で、振り返ってみては
いかがでしょうか。