<昨日の続き
あ、スサノオの子供たちの話を忘れてた>
えーと、散々な目にあったスサノオさんですが、
なんだかんだ下界で頑張り、子供をたくさんもうけ、
更にその子供とか孫とか、スサノオ一派はすごい数になります。

まずはスサノオの子供
07・大屋毘古神(おおやびこのかみ)
39・宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
オオヤビコは後で書くとして、
ウカノミタマはいわゆる「お稲荷様」。
キツネをお遣いとした神様なので、
キツネが神様だと思われがちですが、こちらが神様ね。
古事記や日本書紀の中では特に性別の記載が無く、
こちらのカードも男として描かれていますが、
伏見稲荷大社では女神として祭られているようです。
次に、スサノオの孫が
13・大山咋神(おおやまくいのかみ)
全国各地にある日枝神社で祭られているのはオオヤマクイだし、
天台宗および延暦寺の守護神もオオヤマクイという、
結構、祭られやすい神様のようです。
最後にスサノオの6世にあたるのが、
40・大国主神(おおくにぬしのかみ)
ですね。国を治めた神様になります。
オオクニヌシは出雲大社に祭られている大物。
仏教と混ざって「大黒様」として拝まれることもある。
しかも80もの子供を作ったほどの子沢山だったので、
バイアグラ飲むよりも、出雲大社に行ったほうが、
ご利益はあるかもしれない。
閑話休題
ちなみに、有名な「因幡の白兎」で
ウサギを助けたのもオオクニヌシ。
でも、当時は「オオナムジ」という駄目な名前でした。
オオナムジには80もの兄弟が居て、彼はその下っ端。
兄弟の荷物持ちさせられたりコキ使われてましたが、
因幡で裸のウサギに会ってから、人生は一転します。
八十神(オオナムジの兄弟)は裸のウサギに
「海水を浴び、山の上で風に当たれよ、バーカ」
とからかい、そのとおりにしたウサギは痛みに苦しみます。
そこに遅れてきたオオナムジが現れ、
「真水で体を洗い、そこに生えている蒲の花粉を敷いて
その上で寝なさい」と伝え、
それによって、ウサギの怪我が治ります。
ウサギはオオナムジに
「いやー、助かりました。
みんなのアイドルのヤガミヒメは
きっと八十神ではなく、あなたと結婚するでしょう」
と予言する。
(「シンデレラ」みたいなものですね。こういうのって)
以後、そのウサギが祭られた白兎神社は「縁結び」で
有名になるわけです。
その予言どおり、八十神はヤガミヒメに求婚するものの
「私、オオナムジさんと結婚するー」
と、言われブチ切れる。
「オオナムジ許せん!」と怒った八十神は
オオナムジを何度も殺そうとするが(短絡的すぎるよー)
母親の助けで何度も蘇る。
でも、最後に
「あなたはこれ以上ココにいたら、
八十神によって滅ぼされるわ、
(前述の)オオヤビコの所へ行きなさい。」
と母から言われ、山のオオヤビコのところに向かう。
しつこい八十神は追いかけてくるが、オオヤビコは
オオナムジを木の股を潜り抜けさせて逃がし
「我が父、スサノオのいる所に向かえ」
と進言。
「ありがとう!」
オオナムジはスサノオの元に向かう。
<あー、オオクニヌシの話も長いわー。
次回はスサノオの娘にほれるオオナムジの巻>
あ、スサノオの子供たちの話を忘れてた>
えーと、散々な目にあったスサノオさんですが、
なんだかんだ下界で頑張り、子供をたくさんもうけ、
更にその子供とか孫とか、スサノオ一派はすごい数になります。

まずはスサノオの子供
07・大屋毘古神(おおやびこのかみ)
39・宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
オオヤビコは後で書くとして、
ウカノミタマはいわゆる「お稲荷様」。
キツネをお遣いとした神様なので、
キツネが神様だと思われがちですが、こちらが神様ね。
古事記や日本書紀の中では特に性別の記載が無く、
こちらのカードも男として描かれていますが、
伏見稲荷大社では女神として祭られているようです。
次に、スサノオの孫が
13・大山咋神(おおやまくいのかみ)
全国各地にある日枝神社で祭られているのはオオヤマクイだし、
天台宗および延暦寺の守護神もオオヤマクイという、
結構、祭られやすい神様のようです。
最後にスサノオの6世にあたるのが、
40・大国主神(おおくにぬしのかみ)
ですね。国を治めた神様になります。
オオクニヌシは出雲大社に祭られている大物。
仏教と混ざって「大黒様」として拝まれることもある。
しかも80もの子供を作ったほどの子沢山だったので、
バイアグラ飲むよりも、出雲大社に行ったほうが、
ご利益はあるかもしれない。
閑話休題
ちなみに、有名な「因幡の白兎」で
ウサギを助けたのもオオクニヌシ。
でも、当時は「オオナムジ」という駄目な名前でした。
オオナムジには80もの兄弟が居て、彼はその下っ端。
兄弟の荷物持ちさせられたりコキ使われてましたが、
因幡で裸のウサギに会ってから、人生は一転します。
八十神(オオナムジの兄弟)は裸のウサギに
「海水を浴び、山の上で風に当たれよ、バーカ」
とからかい、そのとおりにしたウサギは痛みに苦しみます。
そこに遅れてきたオオナムジが現れ、
「真水で体を洗い、そこに生えている蒲の花粉を敷いて
その上で寝なさい」と伝え、
それによって、ウサギの怪我が治ります。
ウサギはオオナムジに
「いやー、助かりました。
みんなのアイドルのヤガミヒメは
きっと八十神ではなく、あなたと結婚するでしょう」
と予言する。
(「シンデレラ」みたいなものですね。こういうのって)
以後、そのウサギが祭られた白兎神社は「縁結び」で
有名になるわけです。
その予言どおり、八十神はヤガミヒメに求婚するものの
「私、オオナムジさんと結婚するー」
と、言われブチ切れる。
「オオナムジ許せん!」と怒った八十神は
オオナムジを何度も殺そうとするが(短絡的すぎるよー)
母親の助けで何度も蘇る。
でも、最後に
「あなたはこれ以上ココにいたら、
八十神によって滅ぼされるわ、
(前述の)オオヤビコの所へ行きなさい。」
と母から言われ、山のオオヤビコのところに向かう。
しつこい八十神は追いかけてくるが、オオヤビコは
オオナムジを木の股を潜り抜けさせて逃がし
「我が父、スサノオのいる所に向かえ」
と進言。
「ありがとう!」
オオナムジはスサノオの元に向かう。
<あー、オオクニヌシの話も長いわー。
次回はスサノオの娘にほれるオオナムジの巻>