かりな♡ちゃん、ハイ!

花火屋さんからもらった仔犬は、やんちゃで受け口だけど出っ歯な、もとい立派な犬に成長しました。
でもかりなハイはやめて。

小犬

2019-12-23 04:43:00 | かり街ック
朝、いつもの様に、お散歩に出掛けた。
もちろん、引きこもってる私は、働いている時の様な早朝のお散歩ではない。登校や出社時間を避けた、人が余りいない時間だ。
と、向こうから白いモノがこちらに走って来た。
「えっ!何?犬?」
私はとっさにヤバイと思い、かりなを抱き上げる。
その白いモノは、私の足元をピョンピョン飛び跳ねた。多分、戯れているのだろう(迷惑)
白いモノは、白いポメラニアンだった。
抱き上げたかりなは、怒って暴れる。今、下ろすとポメラニアンは、かりなの餌食だ。
私は、かりなを抱き上げたまま、逃げる。
追いかけて来るポメラニアン(アホ)
15キロあるかりなを抱えた腕が限界だ。
しつこく戯れるポメラニアン。
途中の、低いブロック塀に足を置いて、膝でもかりなを支える。
足元で飛び跳ね、戯れるポメラニアン。
かなりしつこい。
私は、道行く人に助けを求めた。
2人、女子大生が通ったのだが、無情にも、足早に通り過ぎて行ってしまった。何と思ったのか?
仕方ない、母を呼ぼうとスマホを出すと、何を察したのか、戯れるのを辞めて、ポメラニアンは次の獲物を探して?何処かに去って行った。


家を抜け出したのだろう。車に轢かれたり、連れ去られたりしたら…などと心配だったが、後日、おじいさんとお散歩をしているポメラニアンを見つけた。
安心して一息付いた時、ポメラニアンがまたかりなに近づいて来る。
私はリードを短く持ち直す。
すると、おじいさんが一言。
「この犬は、怖い犬には吠えつくけど、優しい犬には寄って行くもんね」
いや、面識があるからだと思うよ、おじいさん。かりなは凶暴だし。
ひとつ、わかったことは、白い犬にはアホが多いと言う事か。





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