かりなと飼い主は、ケンカをしながら仲良く暮らしていた。
しかし…ある時、かりなが家の中で暴れ出したのだ。
飼い主は原因もわからず暴れるかりなを、外に繋ぐ事にした。
外は初夏だと言うのに、既に夏日で蒸し暑く、おまけに意地汚いかりなは誰かから貰った食べ物を食べ、吐き下しした。
それから飼い主は、毎回毎回、ポンポンあいちゃ(腹痛)のかりなをお散歩に連れて行き、暴れるかりなをケージに入れた。
飼い主母はそれを可哀想に思い、いちいちケージから出し、おやつをあげ、かりなが暴れ出すという事を繰り返した。
飼い主はその度に、暴れるかりなをお散歩に連れて行き、ケージに入れなければならなかった。
飼い主には牙を剥くかりなは、飼い主母には犬の癖に猫撫で声を出し、飼い主母を騙すのだった。
「甘やかすのはやめてくれ」
と、言う飼い主を
「可哀想だ」
の、一言で甘やかす飼い主母。
「きゅーんきゅーん」
と、鼻を鳴らし甘えるかりな(ムカつく)
もし、かちかち山だったとしたら、悪いかりな(狸)に、飼い主母は『ババァ汁』にされていたぞ。
う〜〜〜
食いたくないわい
6ヶ月頃のかりな。まだ天使だった。
今のかりな。白ブタ悪魔と化した。
★おまけの話★
飼い主の母方のご先祖に少し有名な武士がいた。
『静間彦太郎』と言う。
歴史に疎い飼い主は、何だか良くわからないが…(えへっ)
兜やら刀やら写真などがあったそうだが、両親を早くに無くし、まだ子供だった飼い主母たち姉弟は戦後の生活の為、質屋に売ってしまったらしい。
その質屋は蔵が建ったと言う。
『静間彦太郎』に興味がある人はネットで調べると簡単な説明があるよ。
大河ドラマ『花神』の放送前、NHKから彦太郎の事を尋ねる電話があったそうだ。どうやって調べたのかな?
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